DXTEENがドラマ「最後の放課後」と「修学旅行で仲良くないグループに入りました」で俳優として魅せる新境地
2026.07.08
JO1やINIを輩出したLAPONEエンタテインメントから誕生した6人組グローバルボーイズグループ、DXTEEN。大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰からなるDXTEENがステージ上で見せる磨き上げられたパフォーマンスや、観客を魅了するキラキラとした表情は、ファンにとって何よりの活力だ。しかし、彼らの魅力は決してパフォーマンスだけにとどまらない。最近、ドラマへの出演機会が増え、ふと気づかされることがある。それは、スクリーンやテレビ画面越しでも、彼らが驚くほど「生身の人間」としてそこに息づいていることだ。
その確かな表現力に触れるとき、彼らがボーイズグループとしての枠を超え、演者として新たなフェーズに突入したことを実感せずにはいられない。日本映画専門チャンネルにて7・8月に放送される、6人が初主演を務めたドラマ「最後の放課後」と、メンバーの福田歩汰が出演した「修学旅行で仲良くないグループに入りました」も、彼らの進化を象徴する作品だ。これらの出演作で見せたみずみずしい演技を通じて、DXTEENは俳優としての新しい扉を次々と開いている。
■DXTEEN初主演ドラマ!6人の「青春」が交錯する「最後の放課後」

左から田中笑太郎、大久保波留
「最後の放課後」は、DXTEENにとって初主演ドラマという記念すべき作品だ。本作では、普段の洗練されたパフォーマンス姿から一歩踏み出し、どこにでもいそうな高校生たちの甘酸っぱくもほろ苦い「最後の時間」が丁寧に描かれている。
物語が進むにつれ、演じる役柄の背後に、それぞれの個性がじんわりとにじみ出ていることに気づくはずだ。友情に悩む姿、言えない恋心を抱えて揺れる瞳、そして、未来への期待と不安が入り混じった繊細な表情。6人それぞれに異なる恋模様が用意されているからこそ、ドラマの中には一人ひとり違った青春のきらめきが宿る。グループとして同じ時間を重ねてきたメンバーだからこそ生まれる空気感もまた、この作品の大きな魅力の一つだ。
左から谷口太一、平本健
ファンにとっては、彼らの演技を通して「もし同じクラスにいたら...」という幸福な想像をかき立てられる瞬間でもあるだろう。カメラの向こう側で飾らない言葉で誰かを思い、笑い、時に涙する姿は、ステージ上のDXTEENとはまた違った一面を見せてくれる。
■福田歩汰の「弟キャラ」に注目!「修学旅行で仲良くないグループに入りました」

左から簡秀吉、清水海李、福田歩汰、桜木雅哉
一方で、「修学旅行で仲良くないグループに入りました」で見せる福田歩汰の姿にも注目したい。福田が演じるのは、"四天王"のひとり・仲里晴輝。愛嬌があり、人懐っこく、周囲を明るくする無邪気なムードメーカーだ。
ここで興味深いのは、普段グループでは「年長のお兄ちゃん」としてメンバーを見守る福田が、本作ではその立場を逆転させ、周囲に甘える"弟キャラ"を演じているという点だ。「自分自身は年長メンバーだけど、作中では自由で無邪気に甘えさせてもらう弟タイプになれた」という本人の言葉通り、ステージで見せる頼もしい姿とはひと味違う、素直に心を開く等身大の表情が印象的だ。
本作において福田は、キャラクターが持つ"自由奔放さ"を、ナチュラルな愛嬌で余すことなく表現している。計算や無理をして盛り上げようとするのではなく、そこにいるだけで空気が温まるような、福田本来の人懐っこさが役柄と絶妙にリンクしている。その自然体なたたずまいは、まるでドキュメンタリーを見ているかのような心地よさを視聴者に与えてくれる。
ステージでの輝きと、ドラマで見せる親しみやすさ。その両面を自在に行き来する福田の姿は、ボーイズグループの一員としてだけでなく、俳優としての可能性を強く感じさせる。次にどのような役柄と出会い、どんな表情を見せてくれるのか、楽しみは尽きない。
■ボーイズグループから俳優へ。DXTEENがドラマで"生きる"新たな物語

寺尾香信
2つの作品を通じ、メンバーに共通して感じるのは「物語を生きる」ということの面白さだ。ステージの上では完成された世界を見せてくれる彼らが、ドラマの世界ではまた別のかたちで青春や葛藤を表現している。
ステージ上の輝きが「非日常」への招待状だとしたら、俳優としての彼らが見せる姿は「日常」の中に潜む「特別」を思い出させてくれるものだ。彼らの演技を見ていると、ふと自分の青春時代や、今抱えている感情と重ね合わせてしまう。そうした「共感」を呼ぶ力こそが、新たな魅力になりつつあるのではないだろうか。
グローバルボーイズグループとしてファンと共に高みを目指しながら、俳優としても新たな表情を見せていくDXTEEN。これからどのような物語と出会い、どんな世界を見せてくれるのか。その成長の過程を見守ることは、彼らの音楽を追いかけることと同じくらい、エキサイティングな体験になるはずだ。
福田歩汰
ステージとドラマ。その両方で輝きを放つ6人は、グローバルボーイズグループとしても俳優としても、私たちの心をつかんで離さない存在へと進化している。次にどんな顔を見せてくれるのか、期待は高まるばかりだ。
文/永田正雄




