劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』出演の畑芽育が感じた声優の難しさと横浜流星のすごさ

劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』出演の畑芽育が感じた声優の難しさと横浜流星のすごさ

3年連続興行収入100億円突破&2年連続観客動員数1,000万人突破の劇場版『名探偵コナン』シリーズの最新作、『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が4月10日(金)に公開された。

シリーズ29作目となる今作は、メインキャラクターとして神奈川県警の女性白バイ隊員・萩原千速(声・沢城みゆき)や神奈川県警の警部・横溝重悟(声・大塚明夫)が登場。コナン(声・高山みなみ)らと共に、横浜で起こった事件に挑む。

コナンと蘭(声・山崎和佳奈)、園子(声・松井菜桜子)、小五郎(声・小山力也)は、バイクの祭典「神奈川モーターサイクルフェスティバル」が開催される横浜・みなとみらいに、バイク好きの世良真純(声・日高のり子 ※高ははしご高)と向かっていた。すると、コナンたちが乗った車の上を飛び越え、暴走する謎の"黒いバイク"が現れ、それを神奈川県警交通機動隊の千速が白バイで追っているところに遭遇する。激しいカーチェイスの末、千速のバイクは大破し、あと一歩のところで"黒いバイク"を取り逃してしまう。その後、コナンたちが横浜のフェス会場に到着すると、ある最新技術を搭載した白バイ「エンジェル」のお披露目が行われていた。そんな中、暴走した"黒いバイク"が今度は都内に出現し、警視庁の追跡をも振り切ったという情報が入る――。

今回、横浜流星と共にゲスト声優として参加し、丹沢湖で起きたバイク事故を担当する神奈川県警の女性巡査・舘沖みなとを演じる畑芽育にインタビューを敢行。オファーを聞いた時の感想やアフレコの様子、横浜の声の演技について、「誰にも負けないこと」などを語ってもらった。

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――オファーを聞いた時の感想は?

「『声優にいつか挑戦してみたい』とは思っていたのですが、まさかこんなに早く、しかも毎年大注目されている劇場版『名探偵コナン』にゲスト声優として挑戦することができるということで、本当にありがたい気持ちと同時に驚きがありました。劇場版『名探偵コナン』は、私の周りの友人も毎年楽しみにしている作品の一つですし、小さい頃から見ていた『名探偵コナン』の世界に入れるというのは、なんだかすごく不思議な気持ちになりましたし、プレッシャーも感じました。

オファーをいただいた段階では役柄が分からなかったので、『どういう役で、どのような立ち回りをするのだろう』といろいろ考えたのを覚えています。また、コナン役の高山みなみさんをはじめとする、声優陣の皆さんにお会いできることが楽しみでしたし、何より『同じ世界線を生きられる』というのが本当にうれしかったです。実際にTVアニメのアフレコ現場にお邪魔して収録風景を見学させていただいた際に、『緊張せずにリラックスして頑張ってください』と言っていただけたことは、本当にいい思い出です」

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――初めてのアフレコはいかがでしたか?

「普段やっている、カメラの前でするお芝居とは全然違った難しさがありました。人と人の距離感も全くつかめないですし、(普段の)お芝居をする時は自分でなんとなく動きを付けたり、表情とか、声色だったり、ある程度自由が利くのですが、アニメーションは既に作画されていて、キャラクターの動きや口の動きに合わせて、せりふの間尺も考えながらしゃべらないといけないので、通常のお芝居とは全然違うな...と。ナレーションだったり、ドラマの中のモノローグだったり、声のお芝居はやったことがあったのですが、"アニメーションに声を当てる"ことの難易度の高さに驚きました。俳優と声優でお仕事のジャンル分けがされている理由が分かりました。終わった後、『もっとこうしておけばよかった』といろいろ反省点も見つかったので、またいつか磨きをかけて頑張りたいと思いましたし、またやってみたいという思いが強くなりました」

――舘沖みなとを演じる上で意識したことは?

「事件の状況をコナンくんたちに伝えるシーンがあるのですが、そのような説明せりふは、見ている人たちが考察する上で大事なものなので、できるだけ聴き取りやすくなるよう意識しました。また、千速さんを沢城さんが大人っぽく、みんなが憧れる女性像で演じていらっしゃるので、その対比になるよう、フレッシュさやあどけなさが残るようなイメージで演じました」

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――作品をご覧になった感想は?

「本当に迫力のあるアクションが展開されましたし、お話も昔からコナンを愛しているファンの皆さんの胸が熱くなるようなシーンがたくさん詰め込まれていて、『やっぱりアニメーションっていいな。コナンって、面白いな!』とTVアニメを毎週欠かさず見ていた幼い頃の気持ちを取り戻しました。『そりゃ、みんな毎年楽しみにするよね!』と改めて思いました」

――同じゲスト声優として参加された横浜さんの声の演技はいかがでしたか?

「もう、さすがでした!横浜さん演じる大前一暁は、特に大事なシーンがたくさんあって、私よりも断然難易度が高かったと思うのですが、横浜さんのお声の透明感をしっかり残しつつ、お話するスピード感などをすごく意識されて演じられたのではないかなと。アフレコは別々でしたが、一緒に収録現場の見学した時に、ものすごく熱心に見学されていて、隣で見ていて『とても気合が入っていらっしゃるな』と敬服したのを覚えています」

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――毎作品、主題歌も話題となる同シリーズですが、今作のMISIAさんによる主題歌「ラストダンスあなたと」を聴いた感想は?

「本当に圧巻でした。予告編の段階でも壮大な音楽と歌声に感動したのですが、劇場で最後に流れるのを聴いて、『MISIAさんの力強い歌声と迫力ある音楽が、この作品にぴったりだな』と思いましたし、作品と曲との相乗効果が存分に引き出されているように感じました」

――劇場版『名探偵コナン』シリーズの魅力はどんなところでしょうか?

「もちろん作品自体の面白さもあると思うのですが、ファンの皆さんの作品に対する愛情と熱量が高く、団結力があるところだと思います。今作も、公開日の深夜0時、日付が変わった瞬間に見に来る方がいらっしゃると聞きましたし、例年全く(SNSなどに)ネタバレが流れてこないですから!劇場版は、やはり劇場で見ることが醍醐味だと思うので、皆さん楽しみにしている方を慮ってらっしゃるのでしょうね。そういうことは『共に作品を盛り上げていきたい』という熱い思いがないとなかなかできないことですし、皆さんが協力プレイで乗り越えているからこそ、毎年毎年愛情が深まって記録的な大ヒットにつながっているのだと思います」

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――今作のキーマンである千速は「バイクのライディングテクニックは誰にも負けない」というキャラクターですが、畑さんの"誰にも負けないこと"は?

「"お笑い愛"は負けないと思います。私、お笑いがすごく好きで、劇場にも足を運んで見るほどなんです。同業者で劇場に行ってお笑いを見ている方はなかなかお会いしないので、お笑いへの熱量は人一倍あるのではないかなと思います。オフの日には一人で劇場をはしごすることもよくありますし!劇場に行くことを結構ハードル高く感じてらっしゃる方が少なくないと思いますが、実のところ全然敷居は高くないですし、生で芸人さんの声を聞いて、周りにいるお客さんの笑い声を聞いて、一緒に笑って、劇場ならではの一体感を感じると、絶対"沼る"と思います!皆さんもぜひ試しに行ってみてもらいたいです。『こんな芸人さんがいるんだ』とか『テレビにはまだ露出していないけど、こんなに面白いネタを書く人がいるんだ!』とか、いろいろな発見があると思うので」

――最後に作品をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

「毎年、素晴らしいと思いますが、今回は特にバイクアクションが引き立つ作品になっていると思います。見ていて、バイクがスクリーンを超えてこちらに乗り込んでくるかのような感覚になりますし、白バイを運転する千速さんがあまりにもカッコよくて、『私が幼少期にこの作品を見ていたら、白バイ隊員を目指していたかもしれない』と思うくらい憧れの対象になりました。

また、今までシリーズを見たことのない方も楽しめる内容になっているので、今回が"初コナン"になる方もきっとわくわくすると思います。お子様から大人の方まで、幅広い年代の方が楽しめる内容になっていますので、ぜひたくさんの方々に劇場に足を運んでもらいたいと思います」

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PROFILE
2002年4月10日生まれ。東京都出身。1歳から芸能活動を開始し、子供番組などで活躍。その後、俳優としてドラマや映画、舞台、CMなど多くの作品に出演。志田未来とW主演を務めるドラマ「エラー」(毎週日曜夜10:15、ABC・テレビ朝日系)が放送中。

文/原田健 撮影/中川容邦

チャンネル:J:COM STREAM

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