八村塁も活躍するNBAの魅力と観戦の楽しみ方を田中直樹とSWAYが熱く語る!

八村塁も活躍するNBAの魅力と観戦の楽しみ方を田中直樹とSWAYが熱く語る!

世界最高峰のプロバスケットボールリーグとして知られる「NBA」。2025-26シーズンも、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁選手をはじめ、数々のスター選手たちが白熱したプレーを繰り広げている。Prime Videoでは、そんなNBAの試合を日本にいながらリアルタイムで楽しめる「NBA on Prime」が10月よりスタートした。

「NBA on Prime」では、レギュラーシーズンの注目試合を週末中心に全67試合のほか、プレーオフ、さらに今シーズンはNBAファイナルの試合まで配信。また、プライム会員以外でも、レギュラーシーズンからプレーオフまで全試合または指定したお気に入りのチームの試合をライブまたはオンデマンドで観戦できる「NBA League Pass」も提供中だ。J:COMでは「J:COM LINK」を利用すれば、テレビの大画面で迫力の試合を楽しむこともできる。

こうしたサービスの登場を誰よりも楽しみにしていたのが、NBAファンとして知られるお笑いコンビ・ココリコの田中直樹と、ヒップホップグループ・DOBERMAN INFINITYのSWAYの二人だ。「NBA on Prime」の初回配信となった2試合の日本中継では、両名がゲストとして出演。配信直後の彼らにインタビューを行い、NBAの魅力などについて語ってもらった。

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――まずは、NBAファンになったきっかけを教えてください。

田中「僕はバスケットボールのプレー経験がないんです。そんな僕がNBAを見るようになったのは、23年前くらい。深夜に帰宅して何気なくテレビをつけたら、NBAの試合が放送されていて。そこで『バスケットボールって、こんなに面白いんだ』と気づかされました。その時よく見ていたのが、今回ゲストとして中継に参加させていただいたロサンゼルス・レイカーズやミネソタ・ティンバーウルブズの試合でした。当時、ティンバーウルブズにはケビン・ガーネットという選手がいて、チームは決して強くなかったけれど、彼のプレーにすっかり魅了されたのがきっかけですね」

SWAY「僕は中学時代、バスケ部に入っていたんです。でも、入部当初はルールも全然分からなくて、背が高いからという理由だけで誘われた感じでした。ある日、部活帰りに書店で当時人気だったバスケットボール雑誌『HOOP』を手に取ったんです。そこに載っていた『このカッコイイ選手、誰なんだろう?』と思ったのが、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのアレン・アイバーソン選手でした。それ以来、どんどんNBAに興味を持つようになりました」

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――お二人が思う、バスケットボールの魅力をお聞かせください。

田中「やっぱりスーパープレーですね。選手たちの身体能力の高さも含めて、信じられないようなパフォーマンスが次々と見られる。その迫力は、他のスポーツではなかなか味わえないと思います。そして何より、試合の残り時間コンマ1秒で勝敗がひっくり返るような、ドラマチックな展開に強く惹かれますね」

SWAY「テンポの速いゲーム展開と、試合時間がコンパクトなところが好きですね。自分の性格的にも、バスケのリズムがすごく合ってると思います。第1、第2クォーターは流れを見ながらリラックスして見ていられるけど、第3クォーターあたりから一気に動き出して、第4クォーターでは一瞬も目が離せなくなる。そんなハラハラドキドキな試合もいいですし、今日のティンバーウルブズ対レイカーズ戦のように、点差が開いても最後まで見ごたえがある試合もあって、そうした展開の幅広さもバスケの大きな魅力だと思います」

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――お二人がゲスト解説として参加されたティンバーウルブズ対レイカーズの試合には、八村塁選手が23得点を記録し、レイカーズの勝利に貢献しました。

田中「本当にすごいことだと思います。NBAという多国籍のトップ選手が集まるリーグで、日本人の八村選手がチームに欠かせない存在として活躍している。もう応援しない理由がないというか、応援させてもらっているという感覚なんです。他の選手たちのレベルを見ても、改めて彼がそこで戦っていることがどれだけすごいか実感しますし、日本人として誇りに思いますね」

SWAY「学生の頃は、札幌にあるワールドスポーツプラザという店でNBAの試合中継を見ていたんです。当時は田臥勇太選手が日本人初のNBAプレーヤーになった頃でした。それが今では、八村選手や河村勇輝選手がNBAでプレーしている。サッカーで日本人選手が少しずつ海外チームに移籍していった時期と同じような流れを感じますね。これからNBAに日本人選手が続々と進出していくのが当たり前になると面白いなと思いますし、Bリーグも盛り上がっているので、国内で活躍した選手がNBAに引き抜かれる時代が来るのではないかと期待しています」

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――そして10月から、日本でもNBAの試合をライブまたはオンデマンドで観戦できる「NBA on Prime」がスタートしました。

田中「試合のハイライトやオンデマンド配信で、自分の好きなタイミングに試合を見られるのは、本当にありがたいことですよね。日常の中で、どの試合を見ようかなと選べるだけで、一日がすごく豊かになって、生活そのものが潤う感覚があります」

SWAY「アメリカと日本では時差があるので、オンタイムで見ようとすると朝の8時や11時ごろの試合になるんですよ。正直、先ほどゲストで中継に参加させていただいたレイカーズ戦は、見ている途中からビールが欲しくなりました(笑)。でも、日本時間ではまだ午前中。その点、『NBA on Prime』なら結果を耳に入れないようにしておけば、ビールがおいしい時間帯に試合を楽しめるのがいいですよね。自宅のテレビで、家族や友達と一緒に観戦できるのも最高だと思います」

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――今、注目している選手を教えていただけますか?

田中「もちろん、八村選手や河村選手は常に注目しています。その上で、個人的にずっと追いかけているのが、ダラス・マーベリックスのクレイ・トンプソン選手です。彼のシュートフォームやメンタルの強さには、いつも惹かれますね。あとは、体を絞って今シーズンに臨んでいるニューオーリンズ・ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン選手の活躍にも期待しています」

SWAY「メンフィス・グリズリーズのジャ・モラント選手です。少しやんちゃな選手ですけど、河村選手とチームメイトだった時に、兄貴分のように引っ張っている姿を見て、『あ、絶対にいいヤツだ!』って思ったんですよ」

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――最後に、「NBA on Prime」での配信を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします。

田中「バスケットボール未経験者の僕でも、バスケってこんなに面白いんだと感じられるほど、NBAは魅力にあふれています。プレー経験の有無に関係なく、まずは気軽に触れてみてほしいですね。きっと一度見たら、その迫力とスピード感、選手たちの個性に引き込まれると思います。ぜひ、ちょっと見てみようかなくらいの気持ちでご覧になってください」

SWAY「バスケットボールの最大の魅力は、クイックな展開です。目が離せない瞬間が次々に訪れるので、最初は流し見でもいいし、ルールが分からなくても大丈夫。まず試合を見て、好きな選手やチームを探して、応援してみてください。あっという間に、僕たちのようにNBAにハマると思います!」

取材・文/中村実香 撮影/永田正雄

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