最新設備が満載の画期的なゼロカーボンベースボールパーク 阪神ファームの新球場「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」に要注目!

最新設備が満載の画期的なゼロカーボンベースボールパーク 阪神ファームの新球場「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」に要注目!

3月1日にスカイAで放送される番組、スカイAスタジアム 阪神タイガース ファーム戦SP「新球場覗いてみた」は、2025年3月1日にオープンする「日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎」が完成するまでのストーリーをスカイA独自の取材でまとめたもの。

同球場は、球団と尼崎市の連携によるプロジェクトとして、阪神タイガースの新ファーム施設として誕生。太陽光発電・蓄電池の導入や廃棄物発電の活用、省エネの徹底による「脱炭素化」をはじめ、ペットボトル・プラスチックカップの回収・リサイクルや雨水・井戸水の活用といった環境に優しい取り組みを行う「ゼロカーボンベースボールパーク」として整備されている。敷地面積は約7.36haで、新球場の座席数は約3600席。外野側にはさらに800人を収容可能で、室内練習場や選手寮兼クラブハウス「虎風荘(3代目)」なども敷地内に造られた。

阪神のファームはこれまで西宮市・鳴尾浜にあった。「タイガース・デン」の愛称で親しまれた阪神鳴尾浜球場は、1994年に竣工。両翼96m、中堅120mと阪神甲子園球場とほぼ同サイズのフィールドを有し、ウエスタンリーグでも使用されて親しまれてきたが、収容人数は500人程度。スタンドに屋根がなく、夏の猛暑時の観戦の厳しさも叫ばれてきた。新球場の「日鉄鋼板SGLスタジアム 尼崎」は、阪神甲子園球場同様のサイズだけでなく、方位、内外野の黒土・天然芝、LEDを使用した照明設備などを可能な限り再現。一軍とほぼ同じ環境でプレーできることになる。データ分析に不可欠なトラックマンやホークアイを阪神甲子園球場に続いて導入している点も二軍施設としては画期的だ。さらにスタジアム内のカメラ16台で解析する「マーカーレス・モーションキャプチャシステム」を日本で初めて導入した点も特筆すべきだろう。

ゼロカーボンベースボールパークの敷地内には、タイガース練習場、室内練習場、選手寮兼クラブハウスも新設。また、選手の姿を身近に感じながら野球を楽しめる、小田南公園野球場やランニングができる周遊コースも整備され、まさに日本では珍しいアメリカ流の「ボールパーク」として魅力十分なスポットとなっている。じつは鳴尾浜以前の二軍本拠地は尼崎市の浜田球場だったため、市民は「タイガースのファームが尼崎に帰ってきた」と、地元は大歓迎ムードだ。

スカイAの「新球場覗いてみた」では、球団OBでタイガースの野球振興室のアカデミーコーチに就任したばかりの江越大賀氏と川上千尋(NMB48)をゲストに迎え、新球場の魅力を生放送で徹底解剖する予定。パークの全容から、日鉄鋼板 SGLスタジアム尼崎、小田南公園野球場、小田南公園広場、タイガース練習場、"3代目"虎風荘といった各施設をパネルで詳しく解説する。

新球場は2025年3月に開業予定で、こけら落としは、3月1日(土)・2日(日)に開催される広島東洋カープとのオープニングゲームとなる。ここはアクセスも抜群で、阪神本線・阪神なんば線大物駅より徒歩5分と好立地。アクセスが不便で虎ファンを悩ませてきた鳴尾浜に比べ、格段に便利になるとも期待されている。球団公式の「タイガースショップ」をスタンド1階に、売店を同2階に配置し、サステナビリティの推進商品など球場限定のグッズも販売する予定だ。まさに、これまでなかった画期的な施設となる「ゼロカーボンベースボールパーク」は、日本野球界の新たな扉を開く、野球ファンの希望に満ちた素晴らしい施設になりそうだ。タイガースファンならずとも、一度は訪れる価値があるかもしれない。

まずは、スカイAスタジアム 阪神タイガース ファーム戦SP 「新球場覗いてみた」をチェックして、その魅力をより深く知っておこう。藤川球児新監督のもと、覇権奪回に燃えるタイガースナインだが、新球場の誕生により、ファームの注目度もよりアップ。期待のルーキー、ドラフト2位入団の今朝丸裕喜投手(報徳学園)をはじめ、新球場での若虎たちの躍動に期待したい。

文/渡辺敏樹

放送日時:2025年3月 1日 12:30~

チャンネル:スカイ A

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