大谷翔平、大リーグ史上初の快挙!6打数6安打3HRで前人未到の「51-51」を達成
2024.09.20
大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手は19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・指名打者(DH)」で先発出場。この試合で自身初となる3打席連続ホームランを含む6打数6安打2盗塁10打点の離れ業を演じ、前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成。大リーグで史上初の快挙を成し遂げた。この試合でホームランを51本、盗塁の数を51とし、「51本塁打&51盗塁(51-51)」まで記録を伸ばした。
誰もが予想だにしない、野球史に残る歴史的一戦となった。
この日の試合前まで、ホームラン48本、49盗塁としていた大谷選手は、1回の第1打席をライト前ヒットで出塁。その後、三塁への盗塁に成功し「50」盗塁とした。続く2回の第2打席ではライト前ヒットを放った後に盗塁を決め、記録を「51」に伸ばす。3回の第3打席では左中間へ2点二塁打、6回の第4打席では右中間スタンドの2階席まで届く飛距離133.5メートルの49号特大ツーランホームランを叩き込んだ。
「50-50」に王手をかけ迎えた7回の第5打席。アウトコース低めを逆方向のレフトスタンドに運び、2打席連続となるツーランホームランでシーズン50号を到達。その勢いのまま、9回の第6打席では2アウト一塁二塁でライトスタンドへ、51号となるスリーランホームランを放った。1試合で3打席連続ホームラン、6打数6安打10打点は自身初。さらに、ナ・リーグの本塁打王争いでは2位に13本差の大差をつけトップを独走し、打点も「120」まで伸ばしリーグトップに。松井秀喜氏が持っていた日本人選手シーズン最多打点「116」も更新した。
試合はドジャースが20対4で大勝。驚異的な活躍で一気に「50-50」を達成し、野球史に残る歴史的な一戦を終えた大谷選手は試合後のインタビューで「今日、本当に勝ててよかったし、早く決めたいと思っていたので、一生忘れられない日になるんじゃないかと思う」と喜びを口にした。この試合の勝利でチームがプレーオフ進出を決めたことに「大リーグに来てずっと夢に見ていた舞台。チームとしていい勝ち方ができて素晴らしい日になった」と話す。大リーグ7年目で大谷選手とって初めてとなるプレーオフ進出を、自らの記録で華を添えた。