「美しい彼」から5年――FANTASTICS・八木勇征のスターオーラが際立つ『隣のステラ』ほか注目作2選
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2026.10.17
FANTASTICSのボーカリストとして3度目のアリーナツアー「SUNFLOWER」を全力で駆け抜け、今年6月にはソロデビューも果たした八木勇征。12月にはFANTASTICSのレーベル移籍第1弾となるニューシングル「Echoes」のリリースも控えるなど、音楽シーンで怒涛の躍動を見せる一方で、着実に存在感を増し続けている"俳優としての顔"にも注目が集まっている。
2021年にドラマ「美しい彼」で本格的に俳優活動をスタートさせてから5年――唯一無二のカリスマ性と華のあるビジュアルを武器に、数々の話題作で強烈な印象を残してきた。そんな八木が、俳優キャリアの出発点となった"清居奏"と同様に、"芸能人"という役柄に挑み、その魅力を存分に発揮した2025年の映画&ドラマを紹介したい。
■"芸能人と一般人"のもどかしい恋模様を切なく体現!映画『隣のステラ』

『隣のステラ』 (C)餡蜜/講談社 (C)2025 映画「隣のステラ」製作委員会
まず、福本莉子と共にW主演を務めた青春ラブストーリー『隣のステラ』(2025年)。本作で演じたのは、街でのスカウトをきっかけに俳優兼モデルとして一躍スターへの道を駆け上がっていく高校生・柊木昴だ。物語の核となるのは、隣同士の家に住む幼なじみ・天野千明(福本莉子)との関係性。ごく普通の女子高生である千明と、今をときめくスターへと成長した昴の間には、"芸能人と一般人"という、もどかしくも大きな壁が立ちはだかる。

『隣のステラ』 (C)餡蜜/講談社 (C)2025 映画「隣のステラ」製作委員会
昔から昴に想いを寄せる千明は、遠い存在になっていく寂しさを抱えながらも昴を健気に支え続ける。一度は告白するものの「幼なじみとしてしか見てない」と言われて玉砕し、想いを隠しながら応援する姿がなんとも切ない...。
かたや昴は、洗練されたスター性を存分に見せつける一方で、千明の前でだけ見せる無防備で等身大の素顔とのギャップが堪らない。持ち前のオーラと輝きを余すところなく役に投影し、不器用ながらも千明を大切に想う素朴な情熱を体現している。

『隣のステラ』 (C)餡蜜/講談社 (C)2025 映画「隣のステラ」製作委員会
■社長秘書を翻弄?ブレーク中のイケメン俳優に扮した「推しが上司になりまして フルスロットル」

「推しが上司になりまして フルスロットル」 (C)「推しが上司になりまして フルスロットル」製作委員会
そしてちょうど1年前、2025年10月期に放送されたテレビ東京のドラマ「推しが上司になりまして フルスロットル」(2025年)で演じているのが、2.5次元舞台で活躍していたイケメン俳優という役どころ。
胸キュン不可避のラブコメディーとして話題を呼んだ2023年のドラマ「推しが上司になりまして」の第2弾となる本作。前作同様、主演の鈴木愛理がヒロインを務めているが、その設定や役名、職業、年齢などは違う世界線にあるストーリー。今回は、アパレル商社・TAKASHIROが舞台となり、その新社長に就任する氷室(高代)旬を八木が演じ、社長秘書の南愛⾐を鈴木が演じた。

「推しが上司になりまして フルスロットル」 (C)「推しが上司になりまして フルスロットル」製作委員会
南愛衣(鈴木愛理)は、今ブレーク中の年下イケメン俳優・氷室旬を熱狂的に応援してきたオタク女子。遠い存在だった"推し"が、ある日突然"上司"として目の前に現れ、職場という日常空間で共に過ごすことになるという夢のようなシチュエーションが展開される。2人が繰り広げるテンポの良い掛け合いや、不意打ちで訪れる胸キュンポイントの数々は、前作と変わらず、視聴者を惹きつけてやまない。

「推しが上司になりまして フルスロットル」 (C)「推しが上司になりまして フルスロットル」製作委員会
鈴木の振り切ったオタクぶりに注目の"推し活"パートはもちろん、ヒロインがメロメロになってしまうのも納得の"推し"のキラッキラのオーラを、八木が説得力たっぷりに体現する。ビジネスモードのクールな態度からは一転、愛衣と2人きりになったときに見せる正直で茶目っ気のある素顔にも胸を掴まれる。さらに第9話では、FANTASTICSの全メンバーが本人役でスペシャルゲスト出演するという演出も。ファンには見逃せない場面となっている。

「推しが上司になりまして フルスロットル」 (C)「推しが上司になりまして フルスロットル」製作委員会
音楽活動で輝くアーティストとしての姿と、劇中で"芸能人"として魅せる多彩な表現力。現実と役柄がリンクするかのような2つの作品を通して、八木勇征だからこそ成立する"芸能人役"の魅力をぜひ味わってほしい。
文/川倉由起子



