椿泰我×砂田将宏×小泉光咲インタビュー!映画『ウォーターガーディアンズ』の過酷ロケと、同年代キャストが明かす素顔

椿泰我×砂田将宏×小泉光咲インタビュー!映画『ウォーターガーディアンズ』の過酷ロケと、同年代キャストが明かす素顔

映画『ウォーターガーディアンズ』。主人公の服部海翔(森愁斗)は、親友である秋山郎樹(小西詠斗)の父親が営む海の家「ハレル家」を手伝いながら、相良雄登(砂田将宏)、賀茂未来(小泉光咲)、櫻井陽人(長野蒼大)ら仲間たちとともに夏の海を謳歌(おうか)していた。そんな中、海翔たちはふとしたきっかけからライフセーバー育成機関「ウォーターガーディアンズクラブ」に通うことになる。しかし、そこに講師として現れたのは、海翔が以前ナンパをして玉砕した弓永璃子(田辺桃子)だった。

男たちのひと夏の熱い青春を描いた本作。今回は、海翔をライバル視している上野颯真役の椿泰我(IMP.)と、「ハレル家」の仲間である相良雄登役の砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)、賀茂未来役の小泉光咲(原因は自分にある。)に話を聞いた。

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■限界に挑んだラン・スイム・ランと、ライフセービングの世界

――出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

小泉光咲(以下、小泉)「インテリでクールな役柄は今まで経験したことがなかったので、演じられることが楽しみだなと感じました」

砂田将宏(以下、砂田)「海、太陽、青春、筋肉。もうLDHの僕にとってはピッタリな作品からオファーが来たな、とすごく楽しみでした」

小泉「いやもう似合いすぎて、ほかに何もいらないですよ(笑)」

砂田「海の家の撮影のとき、目の前がビーチだったんですけど、撮影が終わったあとに普通にちょっと海に入りました」

小泉「LDH過ぎて。僕らはしなかったですね(笑)」

椿泰我(以下、椿)「僕は『泳げるか』という質問に『泳げる』と答えたらこの作品だったので、驚きましたね。てっきり泳ぐ系のバラエティーのチャレンジだと想像していたので、まさかライフセービングという作品に、同年代の男たちで挑むっていうのはびっくりでした。でも、いい刺激にもなりましたし、これを経て少しビビっていたものに対して、一つ余裕な気持ちで挑めるようになったところはあるので、すごくいい経験になりましたね」

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――挑めるようになった、というのはどういったことでしょう?

椿「限界の中でラン・スイム・ランという、走って泳いでとか、海に挑んでとか、ボートレスキューをしたり、人の命を救うためのことをやったので。普段の自分のお仕事で、少し前までだったらハードだなって思っていたものに、一つレベルが上がったなっていうのもありますね」

――ラン・スイム・ランは全員チャレンジしたんですか。

椿「全員やりました。撮影期間中は、毎日1回は最後にやる流れだったので」

小泉「もう本当にあり得ないです、あり得ない!(笑)」

椿「相当ハードでしたね」

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――だいぶ鍛えられた?

椿「本当に連日やっていたので。日焼けもそうですけど、砂も水もやっぱりすごく体力を奪われるんだなと感じましたね」

――脚本を読まれたときの印象を教えてください。

椿「僕は、ライフセービングというものについて何も知らなかったなって。だからまず、こういう世界があるんだな、と感じました。水難事故や海難事故では、ライフセーバーがいることによって救われる命がありますし、そもそも事故が起こらないことが一番。こういう部分は、脚本を読んで初めて気付きました。これまでなんとなく知っている程度で、あまり深掘りしたことがなかったので、みんなが当たり前に知っていそうで知らないということを題材にするのも、新しい試みで面白いなと思いました」

砂田「登場人物が多い分、どうなるんだろうと思っていたんですけど、ちゃんとそれぞれのキャラが目立っていました。そこに青春と熱い物語とラブストーリーもあって『みんなが大好物のやつが来たな』と感じました。きっといい作品になるなっていうのは、もう読んだ瞬間に思いましたね」

小泉「インテリキャラだからこそ、長いセリフで難しいことをしゃべるのは大変だなと思いつつも、読みながら熱いモノを感じられるというか。個性豊かなキャラクターがいる中で、みんなが一つのことに向かって一生懸命取り組んでいる姿は、今何かに一生懸命に取り組んでいる人に刺さる作品だと思っているので、ぜひそういう方々に見てほしいですね」

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■関西弁に苦戦!?それぞれのキャラクターの魅力と挑戦

――ご自身が演じられた役について教えていただけますか。

椿「海翔のことを常にライバル視している颯真という役ですが、本当に嫌なやつです。嫌いです(笑)。読んでも読んでも嫌いですね。もう少しトゲのない感じを出せないかなと思いつつ、この作品のいいスパイスになる役どころに挑ませてもらったと思います。嫌なところはありますが、芯があって熱い男です。恋とか青春とかいろいろなものがある中で、"熱さ"のスパイスになるんじゃないかなと思いました」

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砂田「ハレル家メンバーの中ではちょっと兄貴肌で、でも関西人のムードメーカーです。僕、大阪出身なんですけど、13歳までしか大阪にいなかったので、普段は標準語なんです。だから逆に難しくて。関西弁しゃべろうとしたら、なんかエセ関西弁になっちゃって(笑)」

椿「せやねん」(エセ関西弁っぽく)

砂田「......こんな感じになって難しくて。セリフはいいんですけど、その後のアドリブでは標準語が出ちゃったり。難しかったですけど、楽しかったです」

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小泉「インテリでクールキャラなので、ところどころインテリ感を出していました。ただ、仲間思いなところもあって。ハレル家チームにアクシデントがあったときに、熱い気持ちをぶつけるシーンがあったり。そういう部分でギャップが感じられるキャラクターなので、注目してみていただけたらうれしいです」

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■互いに見た素顔。「ハンサム」な砂田と「ポンコツ」な小泉

――砂田さんと小泉さんは共演経験があるとのことですが、改めてみなさんお互いの印象を教えてください。

小泉「マサ(砂田)は、本当に頼れる存在。誰も仕切らない時に仕切ってくれるんですよ。それは、前の現場でもそうでした。状況が動かない時に彼が仕切ってくれると事が進むので。

椿くんに関しては、会った時からもうめちゃめちゃ面白い方。面白いけど、オンオフがしっかり切り替えられるところが素晴らしいなと思いましたし、僕も頑張らなきゃなと感じましたね」

椿「僕は、もう純粋に砂田くんを初めて見た時に『うわ、イケメン』って思いましたね」

砂田「いや、うれしい!」

椿「金髪をかき上げて、僕が今後一生できないキャラクターだなと。役の前にかっこいいな、と。筋肉の雰囲気とか、話す声のトーンとか、嫌みなくいい男だなって。撮影終わった後、テレビに出ていたら見ちゃうみたいな。なんかハンサムを感じていました」

砂田「ありがとうございます」

椿「あまり共演シーンは多くなかったんですけど、ずっとローな声の雰囲気なのに明るくもあって。周りにちょっと光をかざす感じが、すごくいい雰囲気を出していましたね」

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――小泉さんについてはいかがですか?

椿「ポンコツです(笑)」

小泉「一言?なんかもっとくださいよ!」

椿「この雰囲気でインテリ役なので『そつなくこなすかな』と思ったら、本当にポンコツな時が結構あって(笑)」

小泉「それは本当に役に入りきっていて、"実はインテリだけどポンコツ"な部分を出していこうという気持ちでやりましたね」

椿「というふうに言っているんですけど、サーキットトレーニングのシーンで、前に2組やっていたのに、誰もやっていなかった動きをしたりするんですよ。本当に前の人たちの動きを見ていなかったんだなと思って(笑)。僕たちは後ろで見ながら、一人だけ全く違うフォームでやっているんで、めちゃめちゃ面白かったですけど。そういうちょっと抜けているところで笑い合ったりもしていましたね」

――ひとりだけ違ったんですね。

小泉「でも映画では、ちゃんといい感じに映っていてよかったです(笑)」

砂田「光咲は、前の作品の時はとにかく出演者の数も多かったので、撮影終わりにご飯に行った時に『そんな人やったんや』って知るぐらいでした。めちゃくちゃ明るいし、掘れば掘るほどおもろい男みたいな感じで、すごくノリも良いです。でもお芝居には熱心で、そこは刺激を受けました。そこからの今回の"二度目まして"だったので、新たな気付きというよりは、さらに光咲の人の良さを知れた感じがしました」

小泉「うれしいですね。ポンコツじゃなくてよかったです(笑)」

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砂田「(笑)。椿くんは、インするまで僕は会えていなかったんですよ。年上だし、(森愁斗演じる服部海翔と)ライバル役っていうのもあったので、最初はちょっと話し掛けづらいオーラがあったんですけど、話したらすごい気さくな方で、たくさん話してくださるし。で、この間一緒にロケに行った時も、めちゃくちゃ面白くて。『やっぱこの人には勝てないわ』って感じさせられましたし、持っているものがさすがだなと思いました。コメント力、バラエティー力もそうですし、お芝居もすごいですよね。その場の空気をいい意味で一気に変えるところは、僕も勉強させてもらいました」

椿「ありがとうございます。僕は人見知りもありますし、ライバルという役どころもあって、撮影中にはほとんど誰ともちゃんと笑顔で話していないと思うんですよ。役作り的に最後までライバルで、ほんと最後の最後のエンディングまで『ウェーイ!』っていうシーンがなかったので。

でも実際は『2つの筋肉がツーバキバキ』をやる男なので、そのギャップが難しかったです。一回でもそれをやってしまうとブレると思って、撮影中にみんなと仲良くなれなくても、ライバルとしてやった方がいいと思ってはいました。

逆にこういう取材の日とか、一緒にバラエティーに出させてもらった時とかに、素を出して話せることが増えたので、公開した後にみんなで集まるタイミングで、ぜひご飯にも行けたら。撮影中には一回も行けなかったので、そういう時間もあったらうれしいなと思いますね」

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■主演・森愁斗の背中と、それぞれの夏の過ごし方

――主演の森愁斗さんとはいかがでしたか。

椿「僕はライバル視している役柄として、最終的にバディになる愁斗くんとのお芝居はやっていてすごく楽しかったし、本当にいい意味でムカつくお芝居をしてくれました。打ち合わせなくお互い胸ぐらをつかんだり、その場で120%の力を出し切ってぶつかり合う感じは、独特だなと思いました。いろいろな制約が多い中で、一発撮りのシーンが本当に多くて、その瞬間に生まれるものが多かったんです。でも初主演とは思えないぐらい堂々としていて、ついていきたくなる方だなと思いました」

砂田「グループ同士での共演経験もありましたし、以前からプライベートでもよくご飯に行ったり、飲んだりする仲ではあったんです。僕より年下で、弟感はあったんですけど、今回は愁斗が座長ということで。あまり『俺についてこい』というタイプではないので、言葉ではなく態度で見せる気概はすごく伝わってきました。自分は雰囲気作りをしたり、ちょっとでもサポートできたらいいなと心掛けながら撮影していました」

小泉「僕は、事務所が同じで面識はあったんですけど、深く関わったのは今回が初めてでした。知れば知るほど頼もしさを感じるというか、同い年ですけど、すごくかっこいいというか。マサが言っていたように、行動で示してくれる人。演技や雰囲気も含めて、僕らもやりやすい空気感を作ってくれました」

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――最後に今年の夏にやりたいこと、もしくはこういうことをやったよ、というのがあれば教えてください。

砂田「僕はバーベキューもやったし、海も行ったし、プールも行ったんですよ。なので、あとできていないことでいうと、旅行に行きたいですね。海外に行けたらいいなと思いますが、妄想だけにしておきます(笑)」

椿「僕もプールも海も行ったんですけど、プールといっても流れるプールの掃除、海は無人島だったので、過酷な夏を過ごしています(笑)。なので、静かな避暑地に行って、サウナに入って、川でととのって、みたいなことをしたいですね」

小泉「作品では海とか行きましたが、プライベートでは何もできていないですね」

――何がしたいですか?

砂田「海とか行かなさそうだもんね」

小泉「絶対行きたくないです。なんなら上から見たい、海を(笑)。日陰があるホテルからゆっくり見たいですね。日焼けがしんどいので。『ウォーターガーディアンズ』の時、日焼けでめっちゃ痛かったんですよ」

椿「一番焼けていたんです」

小泉「めっちゃ焼けました。肩が特にひどくて、もうあれを経験したくないですね、正直。だからオーシャンビューで楽しみたいです(笑)」

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椿泰我 PROFILE
1998年2月10日生まれ、神奈川県出身。7人組グループ「IMP.」のメンバーとして活動中。今年はアリーナツアー『IMP. LIVE TOUR 2026 MAGenter』を成功させ、グループとして初の地上波冠番組『IMP.の「できません」は言いません』のレギュラー放送が4月より開始。さらに俳優としても映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』やグループ主演舞台『IMPACT』など幅広い活動を続けている。

砂田将宏 PROFILE
2000年5月17日生まれ、大阪府出身。7人組ダンス&ボーカルグループ「BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE」のメンバーとして活動中。全国9都市を回るツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2026 "BEAT BLASTZ"』の開催が決定し、4月29日(水)にニューEP『BEAT』を発売。俳優としては、2023年にドラマ「なれの果ての僕ら」でドラマ初出演。その他にもドラマ「君のスマホを見てみたら」の出演や、4月放送のドラマ「AIに話しすぎた男」では地上波ドラマ初主演を務めるなど勢いに乗っている。

小泉光咲 PROFILE
2003年3月11日生まれ、宮城県出身。7人組ボーカルダンスグループ「原因は自分にある。」のメンバーとして活動中。今年グループとしては史上最大規模となる初のアリーナツアー『ARENA TOUR 2026 仮ノ現』を開催した。俳優として映画『アオショー!』やドラマ「宇宙人の幸福(ハピネス)論」などに出演。グループとしても俳優としても活動の幅を広げている。

取材・文/ふくだりょうこ 撮影/梁瀬玉実
ヘアメイク/[椿]前田 彩花、[砂田]Aki、[小泉]SUGA NAKATA(GLEAM)
スタイリスト/[椿]YAMAMOTO TAKASHI(style³)、[砂田]後藤泰治、[小泉]藤長 祥平

衣装クレジット[小泉]シャツ¥41,800(クルニ/クルニ フラッグシップ ストア 03•6416•1056)、パンツ¥12,100(アイバー/シアン PR 03•6662•5525)、右手のリング¥14,300(Spice Jewelry)、左手のリング¥26,400(Aendia)共にロードス 03•6416•1995)、眼鏡¥31,900(スレンディ/三工光学 03•5411•8811)、ベルト¥18,700、シューズ¥55,000(共にラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 03•3470•6760)

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