歴代プリキュア映画おすすめ5選!心震えるメッセージが満載
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2026.04.03
仲間との絆、人を思いやる優しさ、そして大切な人を想う真っすぐな気持ち――。20年以上にわたり愛され続ける「プリキュア」シリーズには、子どもにも大人にも響くメッセージが数多く詰まっている。「元気がほしい」「勇気をもらいたい」――そんな時にこそ見てほしいのが、気軽に物語の魅力に触れられる劇場版だ。今回は長い歴史の中から、初めてでも楽しめるおすすめの5作品をご紹介!
■映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!(2007年)

(C) 2007 映画Yes!プリキュア5製作委員会
シリーズ初の5人チーム体制となり、それぞれが夢に向かって奮闘する姿を描いたシリーズ4作目の劇場版。「お姫様になりた~い!」という一声で、西洋風のテーマパークへ遊びに来たのぞみたち5人。ドレスアップしてすっかりお姫様気分のはずが、仲間のココとナッツが鏡の国へさらわれる事件が発生する。犯人は、ゲスト声優を務めた双子のお笑い芸人「ザ・たっち」を彷彿とさせるミギリンとヒダリン。彼らは"シャドウ"と名乗る謎の存在に操られていた。そんなココとナッツを救うため鏡の国へ向かった彼女たちの前に立ちはだかったのは、シャドウの力を宿した"もう一人の自分"だった。

(C) 2007 映画Yes!プリキュア5製作委員会
自分自身の弱さや葛藤と向き合いながら、「仲間がいるから強くなれる」と何度でも立ち上がる彼女たち。そのひたむきな姿は、子どもだけでなく大人の胸にも強く響き、自然と涙を誘うはずだ。クライマックスでは、スクリーンの中のプリキュアに声援を送るため、思わずペンライトを振って応援したくなる。まさに"観客参加型"プリキュア映画の原点ともいえる、シリーズの魅力がぎゅっと詰まった熱い作品となっている。
■映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー...ですか!?(2010年)

(C)2010映画ハートキャッチプリキュア!製作委員会
内気な主人公が仲間と共にコンプレックスを乗り越え、自分を変えていく姿が共感を呼んだシリーズ7作目「ハートキャッチプリキュア!」。劇場版では、シリーズ初となる海外を舞台にした物語が展開する。舞台は花の都パリ。美しい街並みに胸を躍らせるつぼみの前に、突然、空から謎の少年オリヴィエが降ってくる。傷だらけの彼を懸命に看病するつぼみだったが、その正体は世界を滅ぼそうとするサラマンダー男爵に操られた狼男だった。

(C)2010映画ハートキャッチプリキュア!製作委員会
ファッション、花、そして花言葉が物語のキーワードとなり、冒頭のスタッフクレジットからはスタイリッシュな世界観が広がる。プリキュアだけでなく悪役側のドラマにも丁寧に光を当てた、シリーズ屈指の完成度を誇るストーリーだ。物語を通して問いかけられるのは、「ありのままの自分を表現すること」。母を想うオリヴィエの切ない思いが描かれるラストまで、優しさと想いが丁寧に積み重ねられていく。見る人の成長によって受け取り方も変わる、奥行き深い物語に仕上がっている。
■映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス(2013年)

(C)2013 映画ドキドキ!プリキュア製作委員会
互いを深くリスペクトし合う自立した少女たちの活躍が頼もしいシリーズ10作目「ドキドキ!プリキュア」の劇場版。祖母から母へと受け継がれてきたウェディングドレスを手に入れたマナ。いつか自分もこのドレスを着る日が来るのだろうか――そんな未来を思い描き、胸をときめかせていた。しかしその矢先、謎の男マシューによってマナは過去の世界へと飛ばされてしまう。そこは、すでに亡くなったはずの祖母や、愛犬マロが元気に暮らしている不思議な世界だった。

(C)2013 映画ドキドキ!プリキュア製作委員会
マナを甘く優しい思い出の中に閉じ込めようとするマシュー。過去の幸せに心が揺れ、そのまま留まろうとするマナだが、彼女にとって本当に大切なものとは何かが、物語を通して丁寧に描かれていく。困っている人に迷わず手を差し伸べてきたマナだからこそ、その優しさがどのような形で彼女に返ってくるのかにも注目したい。誰かを想う気持ちは巡り巡ってつながっていく――そんなメッセージが、温かな余韻とともに心に残る。
■映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ(2018年)

(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会
プリキュア誕生から15年というアニバーサリーイヤーを彩る本作。「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」としてギネス世界記録にも認定された。登場するプリキュアは、1作目「ふたりはプリキュア」から15作目「HUGっと!プリキュア♡」まで、実に55人。しかし、思い出を奪う敵ミデンによってプリキュアたちは記憶と力を奪われ、ほとんどが小さな姿にされてしまう。残ったのは「HUGっと!プリキュア♡」のはなと、「ふたりはプリキュア」のなぎさ。みんなの大切な思い出を取り戻すため、二人は強大な敵に立ち向かう。

(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会
ほのかがいなければ変身できないなぎさ。それでも、小さくなったほのかを守ろうと一人で立ち向かう姿からは、幾度となく"ありえない"ピンチを乗り越えてきた二人の絆の強さが伝わってくる。一方、はなたちは「なぜミデンはプリキュアを狙うのか」と、記憶を持たない敵の孤独な心に思いを巡らせる。楽しかった日々も、涙した出来事も、すべての「思い出」が今の自分を形作り、明日へ踏み出す力になる――大人になった今だからこそ深くうなずける普遍的なメッセージが、世代を超えて受け継がれるプリキュアの精神とともに胸に迫る。
■映画プリキュアオールスターズF(2023年)

(C)2023 映画プリキュアオールスターズF製作委員会
20年という長きにわたるシリーズの歴史、その集大成ともいえる記念碑的な作品。登場するプリキュアは77人。まさにオールスターの名にふさわしいスケールだ。初の男の子プリキュアが誕生した「ひろがるスカイ!プリキュア」を中心に、それまでのシリーズの垣根を越えたドリームチームが、見知らぬ異世界を舞台に冒険を繰り広げる。さらに映画オリジナルの新プリキュア、キュアシュプリームとプーカも登場し、物語を大きく動かしていく。

(C)2023 映画プリキュアオールスターズF製作委員会
人魚や宇宙人など個性豊かなプリキュアたちが次々と登場し、眠っていた幼い頃のワクワクを鮮やかに呼び覚ましてくれる。作中では歴代シリーズの名シーンも描かれ、映画のタイトル「F」に込められた様々なメッセージが浮かび上がる。地球の存続をかけた終盤のバトルは圧巻のスケール。初めましてのプリキュアであっても、気づけば夢中になって応援してしまう、熱い高揚感を味わえる。
文/川井美波




