ドラマ「水曜日、私の夫に抱かれてください」菅井友香&入山法子が語る役作りと沢村一樹監督の舞台裏

ドラマ「水曜日、私の夫に抱かれてください」菅井友香&入山法子が語る役作りと沢村一樹監督の舞台裏

"公認不倫"という奇妙な三角関係を描くラブサスペンス、ドラマNEXT「⽔曜⽇、私の夫に抱かれてください」が、4月1日(水)深夜24時30分よりテレ東系にてスタートする。

同ドラマは、U-NEXT が手掛けているコミックレーベル「U-NEXT Comic」の菊屋きく子による同名コミックをドラマ化したもので、29年の人生で初めてできた彼氏から突然「妻にバレた。妻が君に会いたがっている」と衝撃の告白をされた小吹蓉子が、謝罪のために彼の妻・神栖怜に会いに行くと、「浮気をし続けてほしい」と言われて困惑するところから始まるラブサスペンス。知らぬ間に不倫に巻き込まれた小吹蓉子を菅井友香、蓉子の交際相手の妻・神栖怜を入山法子、浮気をやめられないクズ夫・神栖史幸を稲葉友が演じ、チーフ監督を連続ドラマ初監督となる沢村一樹が務める注目作だ。

今回、ダブル主演の菅井と入山にインタビューを行い、台本を読んだ感想やそれぞれの演じる役について、撮影の思い出、沢村監督の印象などを語ってもらった。

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――センセーショナルなタイトルのドラマですが、台本を最初に読んだ時の感想は?

菅井「私も最初にタイトルを聞いた時はびっくりして、『すごくインパクトのあるタイトルだな』と思いました。初めに原作漫画を読ませていただいてから台本を読みました。不倫が描かれているだけでなく、謎を解いていくミステリー要素や、後半になっていくにつれてそれぞれのキャラクターの過去が明らかになり、それぞれが自分なりに問題を乗り越えようとする姿も描かれていて、『それぞれのキャラクターをもっと知りたい!』とのめり込みながら読ませていただきました」

入山「不倫ドラマがたくさんある中で、"不倫をしてしまった人"と"不倫をされてしまった人"が約束事を結んで関係性を続けていくっていうところが面白いなと思いました。『どうなっちゃうんだろう?』という気持ちで原作も脚本も読ませていただきました」

――役についての印象は?

菅井「蓉子ちゃんは29歳で、過去の人間関係が原因で人付き合いが苦手で、それまでお付き合いした相手もおらず、自分に自信が持てないキャラクターです。物語を通して自分を変えようと悩みながらいろんなことに気づいていくので、そういった変化を大事に演じさせていただきたいなと思いました」

入山「神栖怜という人は、はたから見たら何を考えているのか分からない、謎でしかない人物なんです。でも演じるにあたっては、その人が『なぜそうならざるを得なかったのか』というところをきちんと自分の中で整理できていないと、ただ単純にミステリアスな人だけで終わってしまう。自分の中で彼女の謎を謎のままにしないで、原作や脚本を何度も読み返して『彼女がなぜ不倫を続けてほしいというところに至ったのか』というところを大切に演じなければ、という思いで役づくりしました」

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――お互いの印象は?

菅井「怜さんと蓉子でいる時はすごく緊張するシーンが多く、特に序盤は怜さんに翻弄されるシーンばかりなので緊張感しかないという感じだったのですが、それ以外では全然違う印象でした。入山さんは、現場ではとても穏やかにニコニコと接してくださって、その優しさにとても救われました。入山さんが演じられる怜さんだからこそ、ミステリアスさの中に"優しさ"や"強さ""哀しさ"など、いろんなものがにじみ出ていて、蓉子の『罪を償いたい』という心情を引き出す助けになりました」

入山「菅井さんは出ずっぱりで本当にスケジュールが厳しく、毎日朝から晩まで現場にいるはずなのに、本当に疲れた姿を一切見せないんです。そして、菅井さんにしかできない、原作の蓉子とも違い、台本上の文字で描かれる蓉子とも違った、誠実な蓉子を演じられているのがすごく印象的でした」

――撮影はいかがでしたか?

菅井「第1話の(蓉子と怜の)出会いのシーンなどは本当にすごく作り込んでくださっていて!ろうそくの炎のゆらぎだったり、影に映っている姿だったり、自然とすごい空気が...」

入山「本当にすごい空気だったよね。『ホーンテッドマンションかな?』みたいな(笑)。(出来上がった映像を見て)ああいうふうに作られているとは思わなかったので驚きました」

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――沢村監督の印象は?

入山「沢村監督が現場にいると、すごく明るかったですね」

菅井「"現場の太陽"みたいに、いらっしゃると場がパーッと明るくなって、どこかしらで笑い声が聞こえてくるんです。作品のトーンがシリアスな分、監督の明るさに助けられて元気をいただいていました。演出の部分では、キャラクターがより深く魅力的になるように、いろんなアイデアを持ってきてくださいました。脚本にない部分でも蓉子のリアクションで見ている方がクスっと笑えるようなところが増えたりして、私も演じていてすごく楽しかったです」

入山「現場に入られて、その場にある物で演出を変えられたりして、本当にアイデアがたくさんあふれ出てきちゃう方。それにみんなも面白がって、『じゃあ、それでやってみよう!』って現場が動いたりすることが多々ありました。あと、実際に演じてみせてくださるんですけど、当たり前なんですけどお上手なんですよ。『もう監督がやればいいじゃん!』みたいな(笑)。例えば私は『シリアスな方が良いのかな』と思っていたところに、ちょっとユーモラスな動きをつけてくださって、『そんなのできない...』みたいな(笑)。でも、目の前で見せてくださるそれが本当に素敵で、『これはそのままいただいちゃおう』とひたすら付いていくという感じでした。」

菅井「お手本を見せてくださるので、すごく分かりやすくて納得しながらも、『乙女の方もできるんだ...』と、思いました。女性側のちょっとした仕草も、『こうしたら伝わるんだ』と勉強になって、『沢村さんに教えていただくなんて、なんて贅沢な環境なのだろう』と感動していました」

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――神栖に告白されるまで不倫していたことに気づかなかった蓉子ですが、お2人は勘がいい方ですか、悪い方ですか?

菅井「いい方だと思います。競馬関係のお仕事をさせていただいているのですが、その日の朝になんとなく『今日当たりそうだな』とか『今日はどうやっても当たらない日だな』というのが分かって、それが大体当たっています。3年ほどやらせていただく中で、本当になんとなくなのですが、その日の運の波みたいなものが分かるようになりました」

入山「すごい、それ面白いね!私も、勘はいい方だと思う(笑)。どちらかを選択する場面があって、その時は特に意識せずに選んだものが後々『こうしておいて良かったな』と気づくみたいなことが多々あるので」

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――ドキドキハラハラな展開が魅力のドラマですが、逆にお2人の心が安らぐ"癒やしの瞬間"は?

入山「私はもう猫です。2匹いるんですけど、ずっと話しかけていますね。もうどの仕草にも癒やされていて、ご飯を食べている姿から追いかけっこしている姿、日向ぼっこしている姿まで、見ながら『かわいい...。よし、ご飯代稼ごう!』って(笑)」

菅井「私はバスタイムです。香りが好きで、バスソルトをその日の気分で変えて入れたり、暗くしてキャンドルを灯して入っているとすごく癒やされます。元々母がやっていて、まねしたらすごく良かったので続けています」

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――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

菅井「この作品はいろんな要素があって、なかなか出会えない作品だと思います。謎めいているけれど、最後まで見ていただけるときっとすっきりすると思いますので、ぜひ毎週水曜日の夜に画面を通してお会いできたらうれしいです。それぞれのキャラクターが成長していく物語でもあると思うので、それぞれのキャラクターを応援しながら、蓉子とこの物語に迷い込んで一緒に歩いていただけたらと思います!」

入山「不倫をテーマにした作品はたくさんあると思うのですが、この作品は『人間ドラマが妙でいいな』と思っていて、本当に最後まで見ていただきたいですね。登場人物たちの"なぜこういうふうに生きねばならなかったのか"、"なぜこういう関係性を築かねばならなかったのか"みたいなところが徐々に明らかになっていくので、ぜひ考察しながら楽しんでいただけたらと思います」

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文/原田健 撮影/中川容邦
〈菅井〉 ヘアメイク/カワムラノゾミ、スタイリスト/Lim Lean Lee
〈入山〉 ヘア/左右田実樹、メイク/佐々木貞江、スタイリスト/青木千加子

チャンネル:テレ東系(テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送)
配信:動画配信サービス「U-NEXT」で 3 月 25 日(水)夜 9 時より、各話1週間独占先行配信、広告付き無料配信サービス「TVer」などで見逃し配信
出演:菅井友香、入山法子、稲葉友、柾木玲弥、濱田龍臣、山本弓月、山下容莉枝
監督:沢村一樹、畑中みゆき、芳賀俊、山下宏樹、渡邉裕也
脚本:岸本鮎佳、遠山絵梨香、山並洋貴、沼田真隆

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