KARA・知英(ジヨン)がドラマ「パンチドランク・ウーマン」で篠原涼子&ジェシーに感じた印象は「めちゃくちゃ違う!」
国内ドラマ インタビュー
2026.01.29
真面目で勤勉に生きてきた女性刑務官・冬木こずえ(篠原涼子)が、殺人犯・日下怜治(ジェシー)との出会いをきっかけに"悪女"へと変貌していく姿を描いた新ドラマ「パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−」が、日本テレビ系で放送中。同ドラマは、海外で起きた衝撃の実話に着想を得た禁断の物語で、女性刑務官と殺人犯による前代未聞の脱獄劇だ。
物語の舞台となる氷川拘置所には、異なる背景を持ち、独自の存在感を発揮する未決拘禁者たちが収容されており、こずえからも一目置かれる「女区」のリーダー的存在の殺人未遂容疑の未決拘禁者、パク・ハユンを、知英が演じている。

今回、日本の連続ドラマ出演が約7年ぶりとなる知英にインタビューを行い、作品に懸ける意気込みや演じる上で意識していること、撮影現場の雰囲気、共演者とのエピソードなどについて語ってもらった。

――約7年ぶりとなる日本の連続ドラマ出演に懸ける思いは?
「素直にうれしいです!自分にとってチャレンジの役でもあるので、毎日新鮮な気持ちで撮影に臨みたいなと思っています。一方で、『そんなに時が経ったのか...』と7年も空いた実感がないのも本当のところですね(笑)。そんな中で、現在撮影しているスタジオが、私が日本で初めて連ドラに出演させていただいた作品を撮影していた場所なので、初日はすごく懐かしい思いがありました」
――女性刑務官と殺人犯が脱獄するという先の読めないドラマですが、最初に台本を読んだ時の感想は?
「拘置所という、なかなかドラマや映画でしか触れられない場所が舞台なので、『貴重な経験ができるな』とドキドキわくわくしました。演じさせていただくハユンは、私と同じ韓国人で、日本のアニメが好きで来日し、もっと日本を好きになって日本で就職をするのですが、あることが起こって、想像もしていなかった現実を生きていくことになってしまった人物なのですが、日本のアニメが好きなこと、日本の魅力をどんどん知っていくところはすごく共感しました」

――演じる上で意識していることは?
「思いもよらない事態になって、思い描いていたものとは真逆の現実を生きている人なので、心のどこかで現状を受け入れられない部分があると思うし、そんな現状を生きている自分も嫌いだろうし、無力感やあきらめの心もあると思うので、極力感情を表に出さないようにしています」
――撮影現場の雰囲気は?
「ほぼセットの中での撮影なのですが、初めてセットの中に入った時に、薄暗さと色味のなさに驚いて、『拘置所って、こんな感じなんだ...』とぞわぞわしました。あと、居室のドアが外側からしか開けられないように、内側にはドアノブや取手、引手など何もないのが怖かったです。そんなリアリティーあふれるセットで、雰囲気満点の環境でお芝居させていただけているので、すごく助かっています。
内容的に本番では殺伐とした雰囲気が漂っているのですが、本番以外では皆さん和気あいあいとしてすごく楽しい現場です。先日、(大麻取締法違反容疑の未決拘禁者の)羽田美波役の尾碕真花さんと、取っ組み合いのけんかをするシーンを撮影したのですが、髪をつかみ合っている姿をモニターで確認しながら二人で爆笑していました(笑)」

――篠原涼子さんの印象は?
「私、篠原さんに『すごくカッコいい方』というイメージを持っていたのですが、全然違っていてびっくりしました。すごくかわいらしくて、愛嬌のある素敵な方で、こずえを演じている時とはまるで別人!そのギャップにとても魅力を感じました。現場でもムードメーカーで、気さくに話しかけてくださるんです。『韓国料理が好きなんだ』というお話から『辛いのは全然いける!』とか、韓国に旅行に行ったエピソードなんかも話してくださって。また、お話してくださっている姿がかわいらしいんですよ」
――ジェシーさんの印象は?
「撮影では(拘置所内が男女で分かれているため)全く一緒にならなくて、スタジオの廊下ですれ違う時にあいさつするくらいしかないので撮影中の様子は分からないのですが、番宣などでバラエティーでご一緒させていただいた時は明るくて面白くてにぎやか!だから、ドラマの予告編を見た時は、めちゃくちゃ違う人で驚きました(笑)」

――殺人未遂容疑で拘禁されている役どころに掛けて、現在ご自身が"反省していること"を教えてください。
「私、毎日日記をつけているのですが、年が変わるタイミングで新しい日記帳を買おうと思っていた中で、年末はちょっと忙しくて行けなかったので、年明けの5日に買いに行ったんです。そうしたら、気に入った物は全部売り切れていて...。デザインやレイアウトもそうだし、何より今年は丙午なので赤色の表紙にしたかったんですけど、みんな同じ考えなのか赤色がなくて...。もうちょっと早めに、前もって行っておけばよかったなと反省しています。結局、手帳バンドを赤い物にして涙を飲みました」
――同ドラマは女性刑務官と殺人犯の脱獄劇ですが、ご自身にとって"逃げ出したい瞬間"は?
「韓国と日本を行き来しているので飛行機によく乗るのですが、朝一の便はちょっと逃げ出したいですね(笑)。一番早い便が7時台なんですけど、チェックインのために2時間前に空港に行かないといけないから、4時半くらいに起きなきゃいけないんです。だから、この間、『朝一の便はちょっと体がついていかないので、避けてください』ってお願いしちゃいました」

――最後に視聴者の皆さん、ファンの方々にメッセージをお願いします。
「約7年ぶりの連ドラ出演ということで、ファンの皆さんがとても喜んでくださっているのがすごくうれしいです。このドラマは、篠原さん演じるこずえが周りの人と会っていく中でどのように変化していくのかというところが見どころなので、そこに注目して見ていただきたいですし、私が演じるハユンもその中の一人なので、こずえにどんな影響を与えるかも見ていただけるとうれしいです」
文/原田健 撮影/中川容邦





