松嶋菜々子主演「おコメの女」が始動 "ザッコク"メンバーの佐野勇斗、高橋克実が魅力を語る
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2026.01.28
多くのヒット作を輩出するテレビ朝日系列の木曜夜9時枠に、社会派エンタメドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」が登場。マルサをしのぐ調査能力で隠し所得を暴く東京国税局・資料調査課。そこに新設された手出しが難しい厄介な事案を扱うのが、ドラマオリジナルの部署「複雑国税事案処理室」だ。通称"ザッコク"を舞台に描く本作で、笹野耕一(ささのこういち)を演じる佐野勇斗と、室長・古町豊作(ふるまちほうさく)を演じる高橋克実に本作への思いを聞いた。
――最初「おコメの女」という作品名を聞いた時、どのような印象を持たれましたか?
高橋「最初は、農業の話?と思いました(笑)。まったく国税局とは結びついてなくて。東京国税局・資料調査課の〝料″の米偏をとって通称"コメ"と呼ばれていることを知って『なるほど』と思いました」
佐野「僕も同じでしたね。国税局の話と聞いてもいまいちピンとこなくて。台本を読んで『そういうことか』と思いました」

――高橋さんは主演の松嶋菜々子さんとは、共演されたことはあるものの、直接お芝居をするのは本作が初めてとのことですが、演じてみていかがでしたか?
高橋「松嶋さん演じる米田正子(よねだせいこ)はクールなキャラクター。本当にクールでカッコいい雰囲気なんです。どんな役を演じられても素敵だな、と改めて感じています」

――佐野さんは松嶋さんとは10年ぶりの共演となりますが、当時と今で変化したことはありますか?
佐野「当時は親子の役で共演させていただきましたが、プライベートなお話をする機会もまったくなかったので、今回はたくさんお話ができて松嶋さんのいろいろな面が見られて、当時とはまた違う魅力を感じています。本当にチャーミングな方だなと思っています」

――それぞれの役柄について教えてください。
高橋「僕が演じる古町豊作はなぜ〝ザッコク″に呼ばれたのか分からないキャラクター。ほかの皆はずば抜けた才能を持っているのに、僕だけそういうわけではない。"強運の持ち主"だから呼ばれたという設定ですが、古町としては『運だけ?』って思っている(笑)。佐野くん演じる笹野くんが専門用語を使って説明をしている時に『え?そうなの?』とか平気で言ってしまうような役です」
佐野「古町さんが『え、どういうこと?』とか言うから、僕のセリフが増えるんです(笑)」

――佐野さんは東京大学卒業&数字に強い財務省キャリアという役柄上、難しいセリフが多いとのことですが。
佐野「日々修行のような気持ちで取り組んでいます。何をしていても頭からセリフが離れない状態です。昨年末は『M!LK』として歌番組への出演が多かったのですが、その合間にもずっと台本を読んでいました。常に"おコメ"とともにありましたね。分からない用語も多いんですけど、調べながら覚えているのですごく勉強になります。大変ではありますが、知識が増える面白さもあります」

――それぞれの役柄にも今後変化が見られるのでしょうか?
高橋「古町は『定年まで静かにして過ごしたかったのに』というようなことをぼやいているタイプ。正子の仕事に触発されて変わっていくかもしれませんね」
佐野「笹野は正子さんに見せる顔とほかの〝ザッコク″メンバーに見せる顔が違っていて、視聴者の方も『何かあるんじゃないか』と感じられると思います。徐々にそのほかの顔が明かされていくことで、笹野のキャラクターも変わっていくかもしれません」
――税をテーマにしていることもあり、2月の確定申告に向けてさらに話題になりそうですね。
高橋「もしかしたら正子の『正しく集めて、正しく使う』という信条は今年の流行語大賞に選ばれるんじゃないかと思っているんですよ」
佐野「僕は古町さんの『着手!』がくると思いますね。友達とご飯食べる時とか『いただきます』の代わりにわざと『着手!』って(笑)」
――最後に、本作の見どころと視聴者へメッセージをお願いします!
高橋「まさに痛快コメディー。ドラマの中の『複雑国税事案処理室』という部署は存在しないのですが、元国税実査官の方に監修いただいていたり、実際の東京国税局の入口で撮影したりと、国税局全面協力のもと作っているというリアルさを見ていただきたいです」
佐野「国税というと難しいイメージがあると思うのですが、ヒーローもののような、見ていて分かりやすくスカッとする作品です。税金についてもすごく勉強になると思うので、難しそうと思わずにぜひ見ていただきたいです」
取材・文/水本晶子 写真/菊竹規




