【松井咲子が語る】「推しの殺人」(7〜10話)守りたい夢、壊していく日常

【松井咲子が語る】「推しの殺人」(7〜10話)守りたい夢、壊していく日常

気が付けば木曜日を中心に1週間が回っている松井咲子です。
7〜10話はその"習慣"に新しい意味を与えるほど刺激的でした。

かなり個人的な話になるのですが、先日12/8でAKB48が20周年を迎えました。私もOGとして、日本武道館で行われた結成20周年記念コンサートに出演したのですが、やっぱりアイドルって尊くて眩しくて可愛くて最高!改めてそう感じました。

だからベビスタの3人には頑張ってもらいたくて(笑)。

※本記事は重大なネタバレを含みます

まず、7話から東京編がスタート。
順調に売れてCMのオファーまで来るようになったベビスタ。しかしここで早速問題が。

メンバーのイズミ(林芽亜里)がプロデューサー・羽浦との子を妊娠、出産。

殺人という罪を犯したアイドルを毎週見守っている私たちですので、こんなことではもう驚きません。ただ、このラストの演出が凄すぎました。

元メンバーのミチル(なえなの)が連続殺人事件に巻き込まれてしまい、無惨にも斧で殺害されてしまいます。この生と死の対比の描き方は、ここ最近見たドラマの中でもかなり印象的なシーンだったのではないでしょうか。

無事に極秘出産を終えたイズミ、見守るメンバーの元に黒いバラの花束が。監視されている...?その後も、羽浦殺害当日の細かい内容が書かれた脅迫状が届きます。果たして送り主は誰なのか...。

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毎週次々と大事件が起きるこのドラマは息つく暇もありません。数話分まとめてのコラムともなると、ひとつひとつ掘り下げていくには文字数があまりにも足りないので箇条書きでざっと見ていきましょう。

・メンバーが羽浦の遺体を動かそうとするが途中で断念
・その様子をテルマ(横田真悠)の弟が動画撮影
・弟とは家庭環境の問題でトラブルがあり撮影された動画も危険な状況に
・イズミの子どもがファンの男によって誘拐されてしまう
・CM撮影現場の差し入れに毒が混入される
・河都の失踪現場に落ちていたハンカチが妻・麗子(加藤ローサ)の物と判明し、ルイ(田辺桃子)が対峙を決意
・ルイが麗子と揉み合いの末、交渉をし、ベビスタへの協力を求める
・麗子が矢崎(増田貴久)に「河都との離婚が成立したら結婚したい」と伝える

ちょっと待って、ものすごい情報量だ...。こりゃあ一瞬たりとも目が離せない!しかし衝撃の展開はさらにここから。

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「お前みたいな女は大嫌いなんだよ!!!」

矢崎は豹変し、麗子をとある部屋に連れ込みます。そこには監禁された河都が。そう、矢崎こそが連続殺人事件の真犯人だったのです。

ほらね!怪しいと思った!前回のコラムでも矢崎はかなり重要なキャラクターになるのではと予想していたのですがまさに!考察が当たると気持ちいい〜!!

矢崎は麗子に向かって斧を振り下ろします。ここへ来て矢崎の狂気と犯罪の全貌が明らかになりました。公式サイトの相関図に載っている矢崎のプロフィールに「心優しい弁護士」って書いてあるのも、今思えばとても怖い...。優しい男を装うもっとも残酷な男、矢崎。

しかし矢崎の動機はまだわかりません。

矢崎の次の標的とは?
脅迫状の犯人は?
ベビスタの罪は公になるのか?
アイドルとしての結末は?

このあたりに注目して残り3話も推し活に励みたいと思います!

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