北川景子さんがファッション雑誌編集者に!そして永山瑛太さんの筋肉がすごい! 「リコカツ」【夫婦のじかん・大貫さん】

よしもと<br>ドラマ部

よしもと
ドラマ部 (吉本興業所属のお笑い芸人)

吉本興業所属のテレビドラマ好きを公言しているお笑い芸人からなる。 現在は福田恵悟(LLR)・村上健志(フルーツポンチ)・大貫さん(夫婦のじかん)・りょう(小虎)らが所属。

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北川景子さんがファッション雑誌編集者に!そして永山瑛太さんの筋肉がすごい! 「リコカツ」【夫婦のじかん・大貫さん】

<プロフィール>
大貫さん(夫婦のじかん)
NSC東京11期生。タカダ・コーポレーションを経て 2016年に旦那の山西 章博と「夫婦のじかん」というお笑いコンビを結成。 普段は芸人として活動しているが、漫画家やイラストレーターとしても活躍中。 コミックエッセイ「母ハハハ!」発売中。第35回フジテレビヤングシナリオ大賞最終。

交際0日婚!からの離婚!

北川景子さん演じる咲は、5年間付き合っていた彼氏に結婚の意思が無いと知り、破局。その後、永山瑛太さん演じる自衛官の紘一と運命的な出会いをし、まさかの交際0日婚!しかし、その後すぐさま「リコカツ」(離婚活動)へと移行するという、なんとも奇怪な設定のこのドラマ。

しかし実際はというと、かなりリアリティーのある内容に、第一話から共感の連続!メディアなどで時々耳にする交際0日婚というのは一体どういうことなのか、周りにはなかなかいないため、こういう事例なのかとのぞかせていただいているような感覚になりました。

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理想の結婚生活!からの現実の結婚生活...

「交際0日で結婚するって、お互いのことよく知らないのにすごいよな...」と、ついつい思ってしまいますが、きっと何かお互いにしかわからない惹かれ合う強さのようなものがあるのだろうと勝手に推測していました。

しかし、この二人の場合は...結婚直後からまあ合わないこと!食べ物の趣味も服の趣味も、生活する時間も、何もかも合わない。そうしてトラブルに発展するわけですが、合う合わないって一体どこを基準で考えるべきなのか、そんなことを周りの友達や家族と話したくなるこの作品!設定は変わっているはずなのに、とにかくリアリティーがすごいんです。

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部屋だけでも見てって!!

この二人の新居、咲発案でリノベーションし、インテリアなどにもこだわっているのですが、この感じもリアル!今は築年数の古い家をリノベーションして現代風にしたり、インテリアもさまざまなテイストを組み合わせたりする人が増えていますよね。アイランドキッチンや、段差でテイストを区切る広いリビング、そしてインテリアにこだわる人あるあるの、カーテンへのこだわり(海外発注)!それをわからない夫は、量販店で今すぐカーテンを購入しようとする感じ!リアルが詰まり過ぎています...。ちなみにこのお家、現在でも「リコカツ」の公式サイトにて、3Dモデリングルームがあるので、ぜひ見てみてください。引っ越してきてとりあえずそのままになっている段ボールもあり、リアルです...。

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北川景子さんのファッション&永山瑛太さんの筋肉!

そしてファッション誌の編集者だった咲(北川景子さん)の服装にも大注目!毎回毎回本当に美し過ぎて、最高です。個人的には、部屋着も良い!オフのときは、メイクもほぼしていない感じなのも、リアリティーがあって良過ぎます...!

永山瑛太さんの役作りにも脱帽です。まず、筋肉が...!本当に自衛官に見える筋肉!自衛官の知り合いがいる方は、思わずそのリアリティーに筋肉ばかりに目がいってしまいそうなほどです。姿勢や所作もかなりリアルなのですが、その純粋さに思わずグッときてしまうこともたびたび...。

一見するとまったく合わないタイプの二人なのですが、心根の優しい二人。どうかうまくいってほしいと勝手に願ってしまいます。しかし、後半に差し掛かったところで、驚きの展開も...。

さらに、序盤から二人だけではなく、周りの家族にも大変なことが巻き起こります。まさに「結婚はゴールではなくスタート」の具現化。この言葉自体、なんとなくマイナスな意味で捉えてしまう方が多い気がするのですが、決してそうではなく、人生が死ぬまで学びの連続だというようなことと同じで、結婚も同様に、新たな学びを日々運んでくれる素敵なプレゼントである...と思うと良いのかもしれません...。

主題歌は米津玄師さんの「Pale Blue」。毎回絶妙なタイミングで流れるので、そこにもぜひ注目してみてください。

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