濃い目のマシマシ 「両刃の斧」【LLR・福田恵悟】

＜プロフィール＞
福田恵悟(LLR)
1979年11月9日生まれ、東京都出身。NSC東京校 7期生。2002年に伊藤智博とともにLLRを結成。コンビでの活動の傍ら、ドラマ好きとして「よしもとドラマ部」でのライブを約10年、回数として実に100回以上開催している。

皆様こんにちは、福田と申します。

「東京ラブストーリー」でドラマの魅力に取り憑かれ、「未成年」に刺激され学校の屋上に登り、「ロングバケーション」の真似をしてスーパーボールを無くしました。要するに、ベタなドラマ好きでございます。

今でも民放のドラマを中心に鑑賞させて頂き、ドラマで曜日を感じております。只々ドラマが好きなおじさんのユルイコラムとなっておりますので、覚悟してお読みください。

それでは、どうぞ！

自分よりも大切な人を殺された者の、悲しみ、絶望、怒り、そして憎悪。15年前の事件の真犯人は一体誰なのか。そして、そこからつながる新しい事件の真相とは。果たして家族とは一体何なのか...。

これを全6話で見せてくるドラマです。そうです、めちゃくちゃ内容濃いです！とんでもなく見応えのあるドラマでした！内容ももちろんなんですが、役者の演技も濃かったですね〜。

井浦新、柴田恭兵、奈緒、風吹ジュン、もう名前見ただけで唾が出てくる感じですよね。そこに加えて脇も濃いメンツが揃ってるんで、健康に悪いかもしれません。波岡一喜、高橋メアリージュン、黒田大輔、この辺りは特に濃いめなのでお気を付け下さい。

主演の井浦新さん、元ヤンキーで家族ほっぽらかしの無骨な刑事で、僕の新さんのイメージだとあまりやらない方向の役かなと思ったんですが‥。すっぽりハメてました。

【報告】新さん、どんな役でもこなせる無敵ゾーンに突入してます。

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そして柴田恭兵さん、これは凄かったですね〜。
ほぼ顔で演技しているんですが、もうそれの迫力が凄い、鬼気迫るとはこのことだと言わんばかりの顔でした。

【余談】私事なんですが、このドラマを見る前日に映画の『あぶない刑事』を見てしまい、あぶデカの「ユージ」とこのドラマの「柴さん」の雰囲気の差が凄すぎて頭がぶっ壊れそうになりました。

風吹ジュンさんの母親役一強時代は一体いつまで続くんでしょうね、今回のお母さん役もまた難しい役どころでしたが、優しくて悲しくて包容力のある最高の母親でした。

【推測】この分だとまだまだ一強時代が続きそうです。

奈緒さんもここ最近無双し続けている女優さんの一人ですね。主演でも輝くんですが、僕個人としては主演を支える最強の脇としての輝きの凄さに目を惹かれます。今回も濃いおじさま、おばさまに負けず劣らずの濃さを醸し出していましたね、今の若手女優の中でも濃さでいったらトップクラスなんじゃないでしょうか。

【偏見】奈緒さんの出てるドラマ全部面白い。

あと、このドラマで大注目なのは黒田大輔さんですね！今回のドラマで僕に優秀賞をあげれる権利があったら間違いなく、黒田さんになります。まあ、そんな権利ないんですけど。しかし、間違いなくこのドラマを見たら関係各位ならびに、ドラマ好きの皆さまからの黒田さんの評価は爆上がりすると思います！大大大注目です！

【刮目】とにかく狂ってます。

さて、ここまで役者さんのお話ばかりで、内容には触れてきていませんでした。それはやはりこのドラマがキッチリとしたサスペンスだということもあり、なかなか内容には触れづらいのですが、一つだけ皆さまにお約束します。これこそ僕個人の話になってしまうのですが、これまでの人生でさまざまなサスペンスを見てきて、「サスペンス恐怖症」になっている自分がおりまして、この「サスペンス恐怖症」とはサスペンスの序盤が面白ければ面白い程、最後のオチが「は？」ってなるんでは無いかと恐怖に怯えて前半を楽しめなくなってしまうという病気です。次々と真犯人の容疑者が変わっていき、一体犯人は誰なんだと盛り上げに盛り上げて、最後の最後で真犯人がででてきた時、

「は？誰コイツ？」

ってなるアレです。皆さまの中にも「サスペンス恐怖症」にかかっている方多いかと思いますが、そんな皆さま‥‥。

大丈夫です！！！！
今回は安心して前半からお楽しみ下さい！「は？」ってなりません！これに関しては僕がお約束します！！！

濃い内容、濃い俳優、前半から安心して見れるサスペンス、要するに、はいそうです、間違いありません！絶対オススメな作品となっております！ぜひ、この濃い目のマシマシで身体に悪いドラマをご覧下さい！

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