島崎信長のキャラクター愛が爆発!「HIGH CARD」イベントで佐藤元、増田俊樹、堀江瞬らが会場を熱くする
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2025.03.13
2023年からスタートしたTVアニメ「HIGH CARD」のシリーズ完結を記念したイベント「HIGH CARD #EX SPECIAL PARTY!」が2月16日に開催。夕方の部には、メインキャストの佐藤元(フィン・オールドマン役)、増田俊樹(クリス・レッドグレイヴ役)、堀江瞬(レオ・コンスタンティン・ピノクル役)、白石晴香(ウェンディ・サトー役)、梅原裕一郎(ヴィジャイ・クマール・シン役)、島崎信長(オーウェン・オールデイズ役 ※「崎」は正しくは「たつさき」)が登壇した。
島崎信長が"セオドール愛"で会場を盛り上げる!
オープニングからオーウェンになりきり、「セオドール様の偉大さを知りなさい」「いつも心にセオドール様を」とセオドール愛を爆発させる島崎の姿に会場から歓声が上がる。司会から着ているスーツが今回のイベントに合わせてオーダーメイドされたものだと紹介されると、島崎がネクタイと胸に付けた花の色が「セオドール様の色」だとアピールして、会場を沸かせた。全員でアフレコ現場を振り返り、白石から佐藤と増田が漫才のようなトークを繰り広げていたことが明かされると、楽屋でも「焼き肉弁当を取り合っていました」と佐藤。トランプで勝負したことを告白すると、「なんで僕らの楽屋には、上段弁当が1つしかないのかと思って...」と始まり、その時の状況を漫才であるかのように再現する様子に笑いが起こるなど、和気あいあいとしたトークが展開された。
名場面とともにキャラクターへの思いを語る!
キャラクターの名場面を振り返るコーナーで、島崎はセオドールを殺されたと思い込んだオーウェンが復讐を果たそうとするシーンを選択。台本などから「エリートっぽく見せているけど、たぶん過激な育ちをしている」と自己分析し、取り乱すオーウェンの姿に「高慢で嫌なやつはボロボロになった方が好きになれるね、大好きだもんオーウェン」とキャラクター愛を熱く語った。一方、レオの爪噛みを指摘するヴィジャイのシーンを取り上げた梅原は、全員から「そこ?」と疑問の視線を向けられるも、「レオの爪噛みを何回も指摘してきたことが感じられて、大人としてちゃんと育ってほしいと思うヴィジャイの愛の深さを実感した場面でした」と振り返り、キャスト陣を納得させた。また、妹のためにエクスハンドを行うシーンを挙げた増田は、「エクスハンドの言い方、ピカイチ」と自画自賛。「技術的にもっと楽しんでもらおうとした結果、エクスハンドの"エ"は少しエイチ音を入れて吐息交じりに言う形になって、自分の中でも鳥肌が立つほどの仕上がりになりました」と自信をのぞかせた。
白熱のババ抜き対決&爆笑クイズの結果は?
続いてのゲームコーナーではババ抜きが行われ、まずは増田、堀江、梅原が対決。最初に増田が一抜けすると、堀江がオーディエンスの反応を見ながらカードを選ぶもそろえられず、先に梅原が勝ち抜く展開に。一方、佐藤、島崎、白石は、ジョーカー以外を隠す策略で島崎が佐藤を誘導するも誰もカードがそろわず、逆に佐藤が勝ち上がると続けて白石がカードをそろえ、負けた島崎は「ちゃんと帰ってきたね」とジョーカーの帰還に苦笑いを浮かべた。勝ち上がった佐藤と増田による最終対決は、心の声をオープンにつぶやき続ける2人に白石が「楽屋じゃないです」とツッコむと、一気に増田がカードをそろえて決着。一瞬の出来事に放心状態の佐藤は「終わっちゃった」と悲しげにつぶやくと、優勝した増田には割れんばかりの拍手が送られた。
全員の絆を試すかのように始まったクイズコーナーでは、出題されたクイズに6人がフリップで答えを合わせることに。1問目は存在しない道路標識を聞かれ、「UFO出没注意」は見たことあると言う声で佐藤以外の5人が「酔っ払い横断注意」を選ぶも、佐藤だけが正解する事態に、キャスト陣全員が驚きの表情を浮かべた。続く2問目は「親友にするなら誰がいい?」という問いに、島崎が「セオドール様の一番近く」と回答。似顔絵を描いていた他のキャスト陣は、その圧に押され「セオドール様の...」と濁しながら回答していく様子に会場から笑い声があふれる中、全員が答えを合わせたことでミッションクリアとなった。
キャラクターたちの絶妙な掛け合いが展開!
その後、書き下ろしシナリオによるオリジナル朗読劇を行い、会社に戻ってきたハイカードのメンバーが任務での出来事を振り返ると、オーウェンがカードの回収に現れる。オーウェンとの関係について、レオたちがそれぞれの視点で話すと、オーウェンが持つ異能力"レッドラビリンス"を「便利倉庫」と発言したフィンが亜空間に飛ばされるなど、終始絶妙な掛け合いが展開された。アニメでもあまりなかったオーウェンとの掛け合いに、白石が「こんなに関われることがなかったのでうれしかったです」と話し、オーウェンがいるだけで空気感が変わるとキャスト陣が一様に口にした。
最後のあいさつで、佐藤が「すてきなイベントを通して、たくさん笑って、皆さんと思い出を語り合える時間を共有できたことをうれしく思います。ハイカードをこれからもよろしくお願いします」とメッセージを送って幕を閉じた。
取材・文・撮影/永田正雄