山田杏奈が映画『ゴールデンカムイ』撮影時に手作りカレーを振る舞う「すごい量の食材をチタタプしました(笑)」

山田杏奈が映画『ゴールデンカムイ』撮影時に手作りカレーを振る舞う「すごい量の食材をチタタプしました(笑)」

野田サトルによるシリーズ累計発行部数3000万部突破の人気コミックを実写化したシリーズの第3弾となる映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』が3月13日(金)に公開された。

同作品は、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一獲千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、ひと癖もふた癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクション。映画『ゴールデンカムイ』(2024年)、「連続ドラマWゴールデンカムイ -北海道刺青囚人争奪編-」(2024年、WOWOW)に続き、山崎賢人(※「崎」は正しくは「立さき」)演じる「不死身の杉元」や山田杏奈演じるアイヌの少女・アシリパ(※「リ」は正しくは小文字)らの活躍を描く。

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「不死身の杉元」の異名を持つ元兵士・杉元佐一(山崎)は、ひょんなことからアイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊を隠し、網走監獄に収監後、そのありかを記した刺青を24人の囚人の体に彫り、彼らを脱獄させた。刺青は24人全員で一つの暗号になるという。そんな折、杉元はアイヌの少女・アシリパ(山田)と出会う。アシリパの父は金塊強奪犯に殺されており、事件の真相を知るため、杉元と行動を共にすることに。一方、日露戦争を命懸けで戦うも報われなかった師団員のために、北海道征服を目論む大日本帝国陸軍第七師団の鶴見中尉(玉木宏)や、戊辰戦争で戦死したはずの新撰組「鬼の副長」・土方歳三(舘ひろし)らも金塊を狙っており、三つ巴の刺青囚人争奪戦が勃発。闘いが苛烈を極める中、「のっぺら坊」がアシリパの父・ウイルクであるとの証言を得た杉元は、真偽を確かめるためアシリパと共に網走へ向かう――。

今回、シリーズ第1弾からアシリパを演じている山田にインタビューを行い、今作での撮影の感想や裏話、今作で登場する新キャラクターについて、アシリパを演じる上で大切にしていることなどを語ってもらった。

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――大スペクタクルな冒険活劇の第一部完結編ともいえるシリーズ史上最大の闘いが描かれる今作ですが、撮影はいかがでしたか?

「シリーズ第3弾ということで、前作の映画、連続ドラマを経て、少しずつ作り上げてきた私たちスタッフ・キャストみんなの『ゴールデンカムイ』への愛情や思いをそのままに、いい現場で撮影ができたと思っています。個人的にも、アシリパという役をまた演じさせていただけたことがすごくうれしかったです」

――アシリパにとっても衝撃の大きなストーリーが展開されますが?

「今作は、アシリパが『のっぺら坊』の正体に向き合わなければならなかったり、彼女自身がいろいろなものを自分の目で判断していくんですけど、今までのご飯を食べて笑顔を見せるアシリパとはまた違った一面が見られるストーリーになっていると思うので、『彼女自身が"網走監獄襲撃編"でのいろいろなことを経て、これからどう成長していくのか?』と思えるようなキャラクターになるといいなと思いましたし、『この後のアシリパはどうなるんだろう。楽しみ!』って思ってもらえるようになればいいなと思いながら演じました」

――アシリパにとって絶望的なクライマックスシーンが印象的でした。

「彼女にとっての大きな喪失が描かれている場面なのですが、実は序盤での撮影だったので、片桐監督(※「片」は正しくは旧漢字)と『(見せ方を)どうしましょうか?』と入念に打ち合わせをしながら、バランス感を大切に撮りました。同時に、相談しながら作っていける"このチームで作ることができるありがたさ"を感じました」

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――撮影で大変だったことは?

「網走監獄の外のシーンはオープンセットで撮っていたのですが、なかなか天候に恵まれなくて...。現場に行って、段取りをして、リハーサルして、本番が撮れない...みたいなことが何日も続いた時は大変でした。雪が降ってしまうと(映像のつながり的に)撮れないので、『これくらいなら映らないかな』とか『これくらいなら灰に見えるんじゃない?』なんて言いながら回復するのを待つ、という感じでした」

――天候の回復を待つ間は、皆さん何をされていたのですか?

「(衣装や装飾を)全部着ているので、どこかに出かけるわけにもいかず、みんなでずっと『止まないね』って言いながら各々好きなことをして過ごしていました」

――撮影中の思い出は?

「私と池内(博之)さんが撮影のない日にスタジオに行って、昼食としてプロデューサーの皆さんと一緒にカレーを作ったのがすごく楽しかったです。池内さんとプロデューサー陣と食事していた時に『やりたい』と仰って実現したのですが、朝からスタジオに行って、すごい量の食材を"チタタプ(※アイヌの細かく刻んだ料理) (※「プ」は正しくは小文字)"しました(笑)」

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――今作から登場する新キャラクターたちも抜群の原作再現度でした。

「個人的に都丹庵士が好きなんですけど、杉本哲太さんが演じられる都丹庵士が見られて幸せでした。哲太さんをはじめ、宇佐美時重役の稲葉友さん、門倉利運役の和田聰宏さん、鯉登平二役の國村隼さんも本当に原作そのままで!衣装やメイク、特殊メイクなどいろいろな力とご本人たちの魅力で、現場でお会いした時は『うわっ!本物だ』と心が震えました。ここまでのスタッフ・キャストが集まっている中で、お芝居させてもらえることって本当に幸せなことだなってしみじみ思いますね」

――シリーズ第1弾からアシリパを演じる上で大切にしていることは?

「『尊敬するところしかないな』と思ってしまうくらい、考え方とか生き様がすてきなキャラクターだと思っているので、まずはその魅力がしっかり伝わるように演じたいと思い続けています。また、『こういうアシリパだからこそ、こういうふうに物語が動いていくんだな』とか『こういうアシリパだからこそ、杉元とのバディーが成立するんだな』といった説得力を持たせられるように意識して演じています」

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――一方で、今作で特に意識したことは?

「葛藤したり悩んでいる中で『自分はこう思う』と周りに伝えるというシーンが多かったのですが、それによってストーリーが動いていくので、その心の揺れ動きと、"彼女がこれまでどう過ごして、どう考えてきたのか"みたいなものがしっかりとにじみ出るように努力しました」

――最後に作品をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

「今作もアクションだったりコミカルな部分だったり、『ゴールデンカムイ』らしさ満載の映画になっていると思います。純粋に『楽しかった!』と思っていただけるストーリーになっていると思いますし、今作からより癖の強い人たちがどんどん増えてくるので、そういったところも楽しんでいただけたらうれしいです!」

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文/原田健 撮影/中川容邦
ヘアメイク/笹本恭平 スタイリスト/高橋美咲(Sadalsuud)(※「高」ははしご高)

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