石田ゆり子の自然体な美しさに集まる支持!アラ還世代のヒロインを好演した「マイ・スイート・ホーム」ほか出演作3選

石田ゆり子の自然体な美しさに集まる支持!アラ還世代のヒロインを好演した「マイ・スイート・ホーム」ほか出演作3選

日々の暮らしをつづったエッセイやInstagramなどで肩肘張らないライフスタイルを明かし、"アラ還世代"となった今も、その自然体な美しさが幅広い年齢層から高い支持を集めている石田ゆり子。

自立した女性像をナチュラルに演じた映画『汝、星のごとく』(公開中)では、バッサリと切ったショートヘアも話題に。そんな注目作が相次ぐ中、10月31日(土)からはWOWOWドラマ主演となる、"アラ還世代"の愛おしくもおかしい群像劇「連続ドラマW マイ・スイート・ホーム」がスタートする。

■共感度抜群!悩めるアラ還世代のヒロインを演じた「マイ・スイート・ホーム」

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現代日本を生きるすべての大人に捧ぐ、ささやかな"人生賛歌"として、「最後から二番目の恋」シリーズなどで知られるヒューマンドラマの名手・岡田惠和が脚本を手掛ける本作。学生時代からの友人である"アラ還世代"の3人の女性たちが、親友の訃報をきっかけに、自らの人生を再確認すべく、"パートナー交換"を実践する姿を軽妙に描き出していく。

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石田が演じるのは、すでに子どもたちが独立し、家業の和菓子屋を継いだ夫の修平(仲村トオル)と共に穏やかな暮らしを送る専業主婦の上原春花。

ある日届いた旧友・冬美(富田靖子)の死の報せをきっかけに、親友の夏希(坂井真紀)、秋絵(中嶋朋子)と集い、そろそろ還暦を迎える中で"これからどうありたいか"を見つめ直すように...。そして、家事全般を担っている夏希の夫・潤一郎(椎名桔平)や、秋絵の年の離れた夫・佳彦(三宅健)らを巻き込み、期間限定で互いのパートナーをシャッフルすることを思いつく。

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家事を完璧にこなし、夫の身の回りの世話をする、いわゆる"スーパー主婦"の春花だが、社会に出てバリバリ働いている親友たちに密かなコンプレックスも抱いている。石田も演じるにあたり、「なんとなく私自身も共感できる部分もある」とコメントしているが、真面目であるがゆえに突拍子もないことを思いつく可笑しさや、潤一郎とのひとときの暮らしにドギマギする大人の可愛らしさは、イメージともマッチ。実直に人生と向き合う等身大な姿は共感度抜群で、新たな代表作となることを予感させる。

■"イヤミスの女王" 湊かなえワールドを牽引する「夜行観覧車」

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一方、同じ専業主婦役でも、180度異なる印象を受けるのが、"イヤミスの女王"として知られる作家・湊かなえの同名小説を原作としたドラマ「夜行観覧車」(2013年)。

高級住宅地・ひばりヶ丘で起きた殺人事件の謎を軸に、息苦しいご近所付き合いや家庭内暴力といったテーマを盛り込み、家族の在り方をサスペンスフルに描いていく。主演の鈴木京香扮する平凡な主婦・真弓は、念願叶ってひばりヶ丘に引っ越してくるも、家計は厳しく、周囲の嫌がらせにも悩まされる日々を送ることに...。そんな彼女にとっての理想であり、拠り所となる存在が、石田が演じる、お向かいのエリート医師一家の主婦・淳子。お菓子も全て手作りするという完璧主義者だが、ひばりヶ丘のルールに戸惑う真弓を何かとフォローしてくれる親切な人物だ。

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表向きは何不自由ない暮らしを送る、恵まれた人物に見えるが、完璧を求められ、心に蓋をしてしまった複雑なキャラクターの影の部分を石田は繊細に表現。医師である夫の弘幸(田中哲司)が殺害され、その直後の次男・慎司(中川大志)の失踪...と、身の回りで起こる事件の謎はもとより、その疑惑の渦中にいるキーパーソンとして最終話まで視聴者の興味を惹きつけた。

■奥寺佐渡子の脚本の妙も!息子への無償の愛を体現した『望み』

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また、誰の目から見ても幸せな一家が、"ある殺人事件"をきっかけに一変するという点において、「夜行観覧車」とも共通項のある必見作が、2020年の映画『望み』。

ベストセラー作家・雫井脩介の同名小説を、堤幸彦監督のメガホン、『国宝』を手がけた奥寺佐渡子の脚本で映画化した本作は、「失踪した長男が人を殺したかもしれない」という疑惑に直面する家族の苦悩を描き出すミステリー。家族に深い愛情を注ぐ貴代美を演じた石田は、"息子を守りたい"という母親の切実な感情を見事に体現してみせた。

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一級建築士として成功した一登(堤真一)と、家で校正の仕事を手がける妻・貴代美(石田)は、高校生の息子・規士(岡田健史/現・水上恒司)と高校受験を控える娘・雅(清原果耶)と幸せな日々を過ごしていた。しかし、ケガでサッカー選手になる夢を諦めた規士は無断外泊が続き、ある日、忽然と姿を消す。それと同時期に規士の友人が遺体で発見されるという事件が発生。規士が事件に関わっていると疑われ、一家は警察やマスコミの追及に晒されていく。

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規士は殺人犯なのか?被害者なのか?――息子の潔白を信じる一方で、加害者家族になることへの葛藤も滲ませる一登に対し、犯人でもいいから無事でいてほしいと願う貴代美。世間の目や夫婦間のすれ違いがもたらす疲弊を、幸せな日々とのコントラストで浮かび上がらせていく演出も見応えがあり、彼らの憔悴ぶりには胸を突かれること必至だ。

今回挙げた3作で、石田ゆり子が演じた主婦像も三者三様だが、役柄の感情に真っ直ぐに向き合い素直に表現する――そんな真摯な役作りが広く共感を呼ぶのだろう。これらの自然体な演技のスタイルからも彼女の魅力が感じ取れるはずだ。

文/武山奏戸

※本記事の内容は当メディアが作成したものであり、公式な見解を示すものではございません

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