北山宏光が主演ドラマ「私があなたといる理由2」の過酷なグアムロケ裏側を語る

北山宏光が主演ドラマ「私があなたといる理由2」の過酷なグアムロケ裏側を語る

テレ東系ほかで2025年7月期に放送された「私があなたといる理由~グアムを訪れた3組の男女の1週間~」の第2弾となる、水ドラ25「私があなたといる理由2〜グアムを訪れた8人の男女の10日間〜」が10月7日(水)より放送される。マッチングアプリの企画でグアムに集まった8人の男女が、10日間の旅を通して互いの過去やジレンマと向き合い、本物の愛を模索していく本作。主演を務める北山宏光に、過酷だったというグアムでの撮影の裏側や、自身の旅へのこだわりについて聞いた。

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■トラウマや"家族の十字架"と向き合う難役へのアプローチ

――出演が決まったときの印象を教えてください。

「プロデューサーの松本(拓)さんとは『ミリオンジョー』から数えると4回目になります。これまでもいろいろと難しい役どころをやらせていただきましたが『今回はグアムか』と。一筋縄ではいかないだろうなとは思いました。一見『グアムで撮影なんて、いいなあ』という雰囲気がありますけど、暑いし、晴れていないといい画が撮れなかったり。そういう意味では撮影としては難しかったかなと思います」

――お話の題材自体は、どう感じられましたか。

「こういう作品って、久しぶりなんです。"バツイチ子持ち"とか、そういう役はありましたけど、純粋に恋愛模様を描く作品に出演するのは久々だったので、キャスティングしてくださって『おおっ!』と思いました(笑)。僕の引き出しにあまりない作品だったので、脚本をどう読んでいこうかな、と」

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――ご自身が演じる夏目晴真については、どういったことを意識されたのでしょうか。

「どこまで自分の過去や恋愛に対するトラウマをアウトプットするのか、それをどれぐらい視聴者に伝わるように表現するべきか。最初はすごく謎めいているんですけど、あるシーンでは急に大人としての男女の対応をしたりと、その駆け引きが難しかったですね。また、自分の解釈が合っているのかを確認しながらやっていました。実際にグアムに行き、その環境に身を置いてみて、やっと理解できたこともありました」

――共感できるところはありましたか。

「夏目として台本を読み進めたので、すごく肯定的に捉えられましたが、家族として十字架を背負わされているような感覚がありました。僕自身は『そこまで縛られるものなのかな』と思いつつも、確かにあんな環境で育ったらそうなるのだろうと納得しながら読んでいました」

――そこは北山さんとは違うかな、と。

「僕は『自分の人生は自分で選択して歩んでいくべきだ』と考えるタイプなのですが、そうではない夏目の生き方にも『そういう考えもあるのかな』と寄り添いながら読んでいました」

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■監督たちと徹底的に話し合いながら作り上げた、夏目晴真という男

――監督からのディレクションで印象に残っていることはありますか。

「監督は3人いるんですが、監督陣とかなり話しながら進めました。特に自分の過去をどこまで表現するかなど、話し合いを重ねました。そもそも監督と台本の読み方が違ったりすることもあって。例えば、前のシーンで繊細な部分が出ていたのに、急にその2ページ後にはそれを忘れたかのようなセリフがあったりして、『それってどう表現します?』と尋ねたり。『俺も分からない』『いや、僕はこうだと思うんですけど』『いや俺はこうだと思う』といった具合に話し合いが始まるんです。そうしているうちに日が落ちていって、いざ撮ろうと思ったら雨が降ってきて、てんやわんや、みたいな(笑)。だから、具体的にどんなディレクションを受けたというよりは、一緒に作っていったというほうが強いかもしれません」

――グアムでは自由時間はあったんですか?

「自由時間らしい自由時間はなかったですね。僕が撮影していないときは、誰かが撮影していたから。ちょっと空き時間があったら、台本をどんどん頭に入れていったりとか。だからよかったことというと、海を見ながら台本を覚えていたぐらいですね。でも、外にいると暑いから結局、中に入っちゃうんですけど(笑)」

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■共演者との和気あいあいとした舞台裏と、グアムのお気に入りスポット

――共演者のみなさんとの交流はどうしていましたか?

「役者が自由に出入りしていい部屋が一つあって、食事やちょっとした飲み物が置いてあったりするんですけど、そこで空き時間はみんなで集まって一緒に食事したりしていましたね」

――みなさん和気あいあいとされていたんですね。

「そうですね。本当に隣の隣の部屋だったりするので、ご近所付き合いじゃないですけど、『今日ご飯どうしますか』『じゃあみんなで集まって食べましょうか』といったやり取りがありました。先に撮影が終わったら部屋にいますね、というパターンもありましたし、深夜まで撮影が続くこともあったので、お互いに励まし合いながらやっていました」

――特にコミュニケーションを多く取った方はいらっしゃいますか。

「石川恋さんですね。ストーリーの中でもいろいろと近い役だったので。一緒にジェットスキーに乗るシーンの撮影では、2人で乗ったままスタッフさんとトランシーバーで連絡を取り合うような状況だったんですよ。海の真ん中で船に乗って『暑いね』なんて言いながら。単なる雑談というよりは、撮影を乗り切るために協力し合わなければならなかったので、そういう意味でもよくコミュニケーションを取りました」

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――今回の撮影でグアムのお気に入りスポットは見つかりましたか?

「どこもよかったですけどね。『スターサンドビーチクラブ』っていう予約制のプライベートビーチがあって、グアムで一番海がきれいな場所らしいんです。そこの景色や、海の水が透き通っていて本当にきれいでした。あそこはもう一回行きたいですね」

――グアムにまた行くとしたら、その「スターサンドビーチクラブ」に。

「そうですね。『ザ ツバキ タワー』に泊まって、そこを拠点にいろいろ回るのもありかな。結局ホテル周りにいろいろ集まっているので。ビーチもあるし、プールもあるし、食べ物もあるし。そして『スターサンドビーチクラブ』に行ってゆっくり過ごしてみたいです」

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■旅のこだわりは「エンタメ」。いつか行ってみたい夢の場所

――今回はグアムでしたが、旅に行く際に一番こだわるポイントはどこですか?

「エンタメです。その地域のことを吸収したくて、旅行に行くことが多いので。例えば、ニューヨークだったらショーを見て、夜ご飯はあそこへ食べに行こう、みたいな。楽しみにしているのはそういうエンタメとか、あとは観られるんだったら美術とかも観たいです。エンタメを楽しんで、おいしいものを食べるというのが定番の過ごし方ですね」

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――今まで行った旅行先で、印象的だった場所を教えてください。

「海外だったらインドとか、ブルガリアとか。インドは昔番組で行っていて、この間も『アナザースカイ』で行かせてもらいました。とんでもない情報量というか、カオスですね。国内だったら与論島。干潮になると真っ白な砂浜の島が出てくる『百合ヶ浜』が絶景で、記憶に残っています」

――時間がたっぷりあるとしたら、どこに旅をして何がしたいですか?

「エジプトに行きたいです。今、ピラミッドの中に入れるらしいじゃないですか。ピラミッドは人生で一度は見てみたいし、入ってみたいですね」

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PROFILE
1985年9月17日生まれ、神奈川県出身。2023年9月17日にTOBEとともに新たなエンターテインメントへの挑戦を発表し、同年11月に1st Single「乱心-RANSHIN-」でデビュー。以降、楽曲制作、ライブ演出、俳優活動など多方面で表現の幅を広げている。

取材・文/ふくだりょうこ 撮影/番正しおり

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