笑って泣ける小池栄子にご注目「コタツがない家」【LLR・福田恵悟】
国内ドラマ 連載コラム
2026.10.17
■あらすじ
ウェディングプランナーとして自ら会社を立ち上げ、バリバリ働くすご腕の女社長・深堀万里江(小池栄子)。仕事では順調に成功を収める一方、家庭では、仕事もなく家でダラダラ過ごす売れない漫画家の夫と、受験を控えているにもかかわらず、まったく言うことを聞かない高校生の息子を抱えていた。
仕事でも家庭でも"自分が大黒柱"という多忙な毎日を送る万里江。そんなある日、警察から「栃木県の山中で、万里江の実の父親を保護した」と連絡が入る。急いで父親を迎えに行き、自宅に泊めることにした万里江だったが、そこで父親から「実はもう家がない」と衝撃の告白を受ける。こうして万里江は、夫、息子、そして突然現れた父親という、ひとクセもふたクセもある"ダメ男3人"を抱え、仕事に家庭に奮闘することになるのだった。

■夫・深堀悠作(吉岡秀隆)と万里江
万里江は、夫の悠作が家で漫画も描かずに、ダラダラとゲームをしたりお酒を飲んだりすることに呆れてはいますが、決してやめろとは言いません。そして、そんな万里江に甘えて悠作はいつもわがまま放題、他人が嫌なことばかりします。それに対して叱りはするものの、全く反省がなく、むしろ開き直る悠作の尻拭いを、いつも万里江がしてまわる羽目になります。
それなのになぜ万里江はこんな悠作と離婚をしないのか?
そんなに万里江は悠作に惚れ込んでいるのか?
それとも何かそれ以上のものがあるのか?
夫婦とは一体なんなのだろうか...?
■息子・深堀順基(作間龍斗)と万里江
息子の順基は思春期で万里江に対してぶっきらぼうで生意気放題。万里江がやって欲しいことの真逆ばかりをする始末。何かやりたいことがあるわけでもなく、高校生なのに日々無気力に生活している。可愛かった順基はどこに行ったのか、と日々万里江は途方にくれています。しまいにはこうなったのは仕事ばかりで、自分の相手をしてくれなかった万里江のせいだと言い放たれる。
一体どうしたら万里江の言うことを、聞いてくれるのか?
はたまた、もうそっとしておいた方がいいのか?
順基のことを悠作に相談しても、全くとんちんかんな答えが返ってくるばかり。
はたして、万里江は子育てを間違っていたのだろうか...?

■父親・山神達男(小林薫)と万里江
元々大企業で働いていた父の達男だが、親友にだまされ、全ての資産がなくなったという。そんな、落ち度のある身であるのに、なぜか少し、家族の前では偉そうである。万里江が何を聞いても、少し歯切れが悪く、全てのことは話さない、昔カタギの男だ。毎日得意の料理を作ってくれて万里江的には助かるが、小言の多い達男を悠作は煙たがっている。
ちっちゃい頃から達男の料理が好きだった順基も、最初のうちは喜んでいたが、次第に料理に飽きてくるとイビキがうるさいと一緒に寝るのを嫌がる。それでも全く出て行かない達男...。そんな時にいつも間に入ってフォローするのは、もちろん万里江。帰るところのない実の父親に対して、とても出ていってくれとは言えない。そう、万里江は達男が好きなのだ。
そんな万里江をよそに、自分の判断で余計なことばかりする達男。
それは万里江のため?
それとも自分のため?
それとも...?
■コタツがないと温かい家族は作れない?
このドラマのタイトルにも使われている「コタツ」。大抵の日本の家族はこの「コタツ」にみんなで入って、そこでいろんな話をして、そして温かい家族となっていく。これが昔からの日本の常識です。
しかし、そんな「コタツ」がこの深堀家にはありません。「コタツ」がない深堀家は温かい家族にはなれないのでしょうか...?昔の日本の常識でしか、温かい家族は作れないのでしょうか...?このドラマの最後の涙は温かい涙でしょうか...?
その答えは皆さまがこのドラマを最後まで見て確認してください。乞うご期待です。
【プロフィール】
福田恵悟(LLR)
1979年11月9日生まれ、東京都出身。
NSC東京校 7期生。2002年に伊藤智博とともにLLRを結成。コンビでの活動の傍ら、ドラマ好きとして「よしもとドラマ部」でのライブを約10年、回数として実に100回以上開催している。
よしもと
ドラマ部
(吉本興業所属のお笑い芸人)
吉本興業所属のテレビドラマ好きを公言しているお笑い芸人からなる。 現在は福田恵悟(LLR)・村上健志(フルーツポンチ)・大貫さん(夫婦のじかん)・りょう(小虎)らが所属。
よしもと
ドラマ部
(吉本興業所属のお笑い芸人)
吉本興業所属のテレビドラマ好きを公言しているお笑い芸人からなる。 現在は福田恵悟(LLR)・村上健志(フルーツポンチ)・大貫さん(夫婦のじかん)・りょう(小虎)らが所属。



