与田祐希×野村周平インタビュー!「溺愛カレシ」で挑む異色ラブコメの舞台裏「とりあえず冷蔵庫に入れます(笑)」
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2026.10.05
ドラマNEXT「溺愛カレシの作り方 〜セから本命になる女の子の話〜」がテレ東ほかにて10月7日(水)より放送される。本作は、ざくざくろによる同名コミックを実写ドラマ化した作品で、26歳の白井桜が同僚の綿貫圭介との曖昧な関係を本命の恋に変えるため、恋の妖精・ざくからスパルタレッスンを受け奮闘する様子を描く。与田祐希が桜を、野村周平が圭介を、ざくの声を馬場園梓が演じる。ラブコメ初挑戦となる与田と久しぶりのラブコメとなる野村。2人に本作の魅力やラブコメへの意気込みなどを聞いた。

左から与田祐希、野村周平
■野村周平の初共演の印象は「変な人なのかなって(笑)」
──与田さんと野村さんは今回が初共演ですが、共演前の印象はどういうものでしたか?
野村「こういう人かもという決まった印象は特になかったですね。もちろん名前は知っていましたが、それ以上のことを共演前に調べるのも気持ち悪いかなと思ったので」
与田「私は、野村さんに対して犬っぽいイメージがありました。乃木坂46の先輩である西野七瀬さんと共演されていた『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』や『恋仲』などを見ていたので、明るそうな方だなと勝手に思っていました。あとは、ちょっと不思議で独特な何かを放っている感じ。普通じゃないというか......その......変な人なのかなって(笑)」
──実際に会ってみていかがでしたか?
与田「不思議な方です(笑)」
──野村さんは与田さんとお会いしてみていかがでしたか?
野村「素晴らしい方でした。この間も『何か食べたいものありますか?』って聞いてくれて『別にないよ』と言ったら、チョコレートを買ってきてくれたりして。もう俺のこと好きってことでいいのかな?って思っています(笑)」
与田「やっぱり変な人です(笑)」
野村「『バレンタインデー早いよ』って思いながら(笑)。お芝居をしていても明るいし、やっぱり素晴らしい方だなと思っています」

与田祐希
──撮影現場でのお互いの印象はいかがですか?
野村「僕が人見知りではないのと、前の現場が終わってすぐにこの撮影に入ったので、現場が続いている感覚でいられたこともあって、初日から仲良くさせていただいて......いると勝手に思っていますが、実際は分からないです」
与田「いやいや!すごくフラットに接してくださるのでめちゃくちゃ助かっています」
──そもそも最初に本作の出演オファーが来たときはどう思いましたか?
野村「まず『何で俺なんだ?』と思いました。この前までやっていたドラマ(『マイ・フィクション』)は殺人を犯した刑事役だし、Netflixの「ガス人間」では刺青の入った元ヤクザの役をやっているし(笑)。『なぜそんな俺にこの話が?』って思いました(笑)。でも脚本を読んでいくうちに、今をときめく俳優さんというよりは『こういうのは僕の仕事ですよね』と思いましたね(笑)」

野村周平
■初のラブコメで「体力を使いながら」。2人の役作りと共感ポイント
──ラブコメをやってみたいという気持ちは以前から持っていたのでしょうか?
与田「私はあまりキラキラしているタイプではないので、オファーをいただいたときは驚きましたが、今は『やってやろうじゃないか!』という気持ちです」
──実際にラブコメに挑戦してみていかがですか?
野村「『溺愛カレシの作り方』は、ラブコメといってもちょっと大人なラブコメだからやりやすいですね。壁ドンとかそういうのはないので。見つめ合って......みたいなシーンもないし。とりあえず与田さんのファンに怒られないように気を付けます(笑)」
与田「大丈夫です!私のファンの方優しいので!」
──与田さんはラブコメに挑戦してみていかがですか?
与田「桜は少しすっとこどっこいなところがあるので、普段より体力を使いながら演じています。初めての経験なので、楽しいです」

(C)「溺愛カレシの作り方」製作委員会
──ドラマ『溺愛カレシの作り方』の脚本を読んだ印象を教えてください。
野村「僕にとっては久しぶりの恋愛ものなので、台本を読んで最近の子たちはこんな恋愛をしているんだと感じて『おじさんになったな』と思いました(笑)。都合の良い関係から入って、そこからどうやって彼氏にしていくか、溺愛させていくかを考えていく作品ですが『恋愛ってこんなに考えることか!?』と思ったし(笑)。『でも多くの人がこういう考え方なのかな』とか、いろいろと勉強させてもらっています」
与田「私もこういう恋愛作品は初めてです。今まで、死ぬ役とか死にそうな役とか、そういう命に関わる役が多かったので(笑)。だから少しそわそわしています。台本を読んで感じたのは、桜の気持ちを読み解くのが難しいなということ。周りに話を聞きながら、少しずつ理解していければと思っています」
──与田さんは白井桜を演じます。ご自身が演じる役を、どのような人物だと捉えていますか? ご自身との共通点や共感できるところがあれば教えてください。
与田「桜の真っすぐでブレないところが、すごくすてきで魅力的だなと思います。共感できるところは......何事にも一途なところですかね」
──先ほど桜のことを「すっとこどっこい」とおっしゃっていましたが、どういったところに"すっとこどっこい"を感じますか?
与田「『絶対にこの人と一緒にいても幸せになれないだろうな』って誰もが思う人のことを好きでい続けるじゃないですか。そんな桜ですが、初日に撮ったシーンが、スキップしながら『フ〜!』って言っているシーンだったんです。なんかもう本当にアホでかわいらしいなって。その一喜一憂する姿が愛らしくて、すっとこどっこいだなと思います」
──野村さんはご自身が演じる綿貫圭介をどのような役だと思っていますか? ご自身との共通点や共感できるところもあれば教えてください。
野村「圭介は女たらし感が出ていますが、勘違いされているキャラクターなのかなと思っていて。根は真面目で真剣なところもあるのに、優しさから勘違いされてしまうのかなって。僕と似ているのは、根が真面目なところかな」

■恋の妖精が現れたら「冷蔵庫に入れる」!?2人の意外な得意分野
──本作でキーになるのが桜に恋愛指南をする妖精のざく。ざくが登場することへの期待などを教えてください。
与田「滋賀弁を話されるので、方言につられないか心配です。結構引っ張られるタイプなので、私も滋賀弁になっちゃいそう」
──ちなみにざくの声を演じる馬場園梓さんとお会いしたことは?
与田「さっき初めてお会いしました。すごく優しく包んでくれそうな感じがしました。これからご一緒するのが楽しみです」
野村「僕は昔、ドラマ『恋仲』で1回共演させていただいていて。それ以来にお会いしました。僕はざくと絡むことはないんですが、現場に馬場園さんがいるのはうれしいです」
──恋愛指南をする・しないは別にして、ざくのような話す人形のようなものが現れたら、お二人はどのように対応しますか?
野村「『うるさいな!』ってなると思います(笑)。『お前に言われなくても分かってるやん』って(笑)。もし何か見ているものがいるとしても、動物とか、話せないものがいい。でもやっぱりいなくていいかな、俺は」
与田「私もいなくていいです」
──もし現れたらどうしますか?
与田「とりあえず冷蔵庫に入れます(笑)」

──桜は滋賀弁を話す恋の妖精・ざくによる恋のスパルタレッスンを受けて、圭介との恋愛を進めていきますが、お二人が人にスパルタレッスンできるほど得意なもの、極めているものは何ですか? 逆に人に教えてもらいたいものは?
野村「かっこいい男の作り方。僕はいかにかっこよく生きるかを目指しているので、弱いものいじめとか、そういうダサいことはしません。あとは人に優しくするとか、そういうことなら教えられます。まあ、ざくみたいな妖精だったらウザい妖精だと思いますけど(笑)」
与田「私が人に教えられること......。あっ!前髪の切り方。たまに失敗しますけど」
──ご自身で切られることがあるんですか?
与田「はい。中学生の頃から自分で切っています。だから思い切りの良さはあると思います」
──では逆に、誰かに何かを教わるなら何を教わりたいですか?
野村「男から教わることは何もないです(笑)。女子には、かわいい写真の撮り方とか教わりたいです」
──自撮りの方法を?
野村「いや、相手を撮るときとか」
与田「私は料理を教わりたいです。料理は気が向いたときくらいしかしないので」
──ちなみに野村さんはお料理は?
野村「最近はしていないですけど、昔は結構やっていました。釣りをするので釣った魚をさばいて。熟成させたり昆布で締めたり。やるなら本格的にやりたいんです。結構女子に好かれるタイプです(笑)」
与田「素晴らしいです!」

■気難しいドラマが多い中で、気楽に見られる作品の魅力
──では最後に、お二人の思うドラマ「溺愛カレシの作り方」の魅力を教えてください。
野村「最近は、考えさせられたり、不倫していたり、ドロドロしていたりと気難しいドラマが多いじゃないですか。その中で『溺愛カレシの作り方』は、ツッコミながら気楽に見られる作品だと思います。見ていて嫌な気持ちにならないし。そこが魅力だと思います」
与田「野村さんがおっしゃったように、悪い人が出てこなくて、どのキャラクターにも愛着を持てるところが魅力だと思います。ざくが恋愛の先生になってくれることで、ちょっと極端だけど恋愛の教科書になる人もいると思います。そういう形で、世の中の人の幸せに少しでも役立てれば嬉しいです」

与田祐希 PROFILE
2000年5月5日生まれ、福岡県出身。2016年に「乃木坂46」の3期生としてデビュー。2018年にはTVドラマ「モブサイコ100」で主人公のヒロイン役に抜擢される。以降、映画『ぐらんぶる』「日本沈没ー希望のひとー」「君が死刑になる前に」などに出演。待機作に映画『うるわしの宵の月』がある。
野村周平 PROFILE
1993年11月14日生まれ、兵庫県出身。2009年にアミューズ全国オーディションで応募総数3万人超の中からグランプリに輝く。翌年、TVドラマ「新撰組PEACE MAKER」で俳優デビュー。以降、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」、「恋仲」、映画『ちはやふる』シリーズなどに出演。待機作に映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』がある。
取材・文/小林千絵 撮影/梁瀬玉実
ヘアメイク/西沙織 スタイリスト/岡本華菜子
衣装協力/CLEIO、mim、Ops.、MAMIAN、Gorilla Suit、フレックスジャパン




