今田美桜×磯村勇斗インタビュー ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」撮影秘話と役づくりを語る

今田美桜×磯村勇斗インタビュー ドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」撮影秘話と役づくりを語る

今田美桜が主演、磯村勇斗が出演するドラマ「クロスロード ~救命救急の約束~」。救命救急医療の最前線を舞台に、救命医、救急隊員、警察官それぞれの立場で命と向き合う若者たちの正義と成長を描く、完全オリジナルのクロス医療ドラマだ。

横浜湾岸病院・救命救急科の若き救命医・春木遥を演じる今田と、その先輩救命医・桐生昴を演じる磯村に、医師役への思いや撮影現場のエピソード、作品の見どころを聞いた。

――脚本を読んだ時の第一印象を教えてください。

今田「医療ドラマではありますが、救命医だけでなく、警察官、救急隊員という3つの立場から描かれているのが新しいと感じました」

磯村「救命医は次から次へと患者さんを診ますが、助けたいと思っても助けられない命もあります。その現実をきちんと描いていて、リアリティーがあり、とても読み応えのある脚本だなと思いました」

――今回4度目の共演ですが、お互いに印象の変化はありますか?

今田「磯村さんは昔から変わらずお茶目な方です(笑)。今回はバディという関係だったので、その姿をより近くで見ることができました。何度もご一緒してきたからこその安心感がありましたし、普段の明るい雰囲気とお芝居に入った瞬間の切り替えがすごくて、こちらの集中力も高めていただきました」

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磯村「最初に兄妹役で共演した頃の初々しさはなくなった気がします(笑)。今田さんはいろいろな作品で主演を務めてきた経験もあり、現場での立ち居振る舞いに貫禄を感じて心強かったです。その一方で、いつも笑顔で現場を明るくしてくださっています。数年ごとにこうして再会し、お互い成長した姿で作品をご一緒できるのはうれしいです」

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――初めて医師を演じるにあたり、役づくりで意識したことはありますか?

今田「手術シーンが多いので、医療監修の先生に相談しながら所作や流れを覚えました。専門用語だけでは分からないことも多かったので、『なぜその処置をするのか』という理由まで理解するようにしていましたね。手術シーン用の医療台本もあり、セリフだけでなく動きも覚える必要があったため、先生とのやり取りを大切にしていました」

磯村「技術面はもちろんですが、大げさに演じないことを意識しました。実際の救命医の方々の映像を見ると、皆さん淡々と処置をされているんです。その自然な空気感を大切にしました。医療監修の先生には器具の持ち方なども細かく教えていただき、自分なりに『桐生』という人物をつくり上げていきました」

――撮影中、印象に残っているエピソードはありますか?

磯村「手術シーンで、お腹を開いた『術野(じゅつや)※手術を行う患部のこと』に配置される美術さんの作る臓器の進化が面白かったです。最初は布のようなものを敷き詰めていたのが、触った感じも心臓や腎臓といった本物の臓器のようなものになり、何で作られているのか分かりませんでしたが、すごくリアルでした」

今田「進化していきましたね。患部によっても使っているものが違っていて、そこはすごく面白かったです」

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

今田「作品自体には緊張感がありますが、現場はすごく明るかったです。手術シーンや病院のシーンは長丁場になることも多くて大変でしたが、常におしゃべりが止まらないくらい話が尽きませんでした。皆さん笑顔が絶えず、チームワークも抜群でスムーズに撮影できたと思います」

磯村「特に医療チームや緊急チームの皆さんは話好きな人ばかりで、常に誰かが話していました。ですが撮影が始まると一気に集中する。その切り替えがしっかりできていたからこそ、いい作品になったと思います」

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――TELASAではスピンオフも配信されます。見どころを教えてください。

今田「本編では触れられない、遥がなぜ医師を目指したのかという部分が描かれています。本編とは少し違った雰囲気で、クスッと笑える場面もありますし、遥のプライベートな一面も見ていただけると思います」

――最後に、ドラマの見どころとメッセージをお願いします。

今田「救命救急という命の現場を描きながら、若者たちがそれぞれ葛藤し、成長していく物語でもあります。医療だけでなく、今の社会が抱える問題にも向き合っている作品です。見終わった後に『また明日から頑張ろう』と思っていただけたらうれしいです」

磯村「若者たちが大きな事故や事件に向き合い、汗を流しながら一つひとつ乗り越えていく姿が描かれています。そして、その先には必ず朝日が昇る。苦しいことがあっても、その先には明るい景色が待っていると感じてもらえる作品です。第1話からそれぞれの立場がクロスしていくので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」

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取材・文/水本晶子 写真/中川容邦

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