ゆいかれん×小栗有以(AKB48)が明かすドラマ「ドライな同期の溺愛癖」の撮影秘話

ゆいかれん×小栗有以(AKB48)が明かすドラマ「ドライな同期の溺愛癖」の撮影秘話

BSテレ東にて7月8日(水)より放送がスタートしたドラマ「ドライな同期の溺愛癖」。原作は碧依ぺきによる同名コミックで、相手の匂いで心が読める花澤彩芽と、クールに見えて実は頭の中で彩芽を溺愛している同期・宮嶋翠の関係を描くオフィスラブだ。すれ違いそうでいて、心の声によって相手の本音が見えてしまう設定が、コミカルさと胸キュンを生み出していく。

主人公の花澤彩芽を演じるのは、ゆいかれん。彩芽と宮嶋の後輩で、宮嶋に思いを寄せる姫宮加奈子を小栗有以(AKB48)が演じる。劇中では先輩後輩という関係性の2人だが、撮影現場では共通点が多く、時間を重ねる中で自然と距離が縮まっていったという。今回は、ゆいかれんと小栗有以に、それぞれの役の魅力や実写ドラマならではの表現、撮影現場で見えた互いの意外な一面について話を聞いた。

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――演じる彩芽と姫宮は先輩後輩という関係性ですよね。まずは、演じるキャラクターの魅力から聞かせてください。

ゆいかれん(以下、ゆい)「彩芽は、人の心が読めるがゆえに恋愛に奥手で、人と深く関わろうとせず、少しずつ壁を作って生きてきた女の子です。相手の気持ちが分かってしまうからこそ、傷つかないように距離を取ってきた部分があるんだと思います。でもそういう人って、世の中にたくさんいると思うんです。本心で生きることって、すごく難しいことだと思うので......。でも彩芽は、宮嶋と出会って、恋をする楽しさや、さまざまな発見や学びを得ていく。その姿に勇気をもらえるなと思いましたし、そこを感じてもらえたらうれしいです」

小栗有以(以下、小栗)「姫宮ちゃんは、私自身と似ている部分もあるなと思いました。私もかわいいものに触れると気持ちが上がりますし、好きな服やメイクで気持ちが前向きになる感覚はアイドルとしてもすごく分かるんです。姫宮ちゃんが自分の好きなものを大切にしているところは、少し重なるなと思いました。でも、ただかわいい女の子というだけではなくて、ちゃんと自分の気持ちを貫き通すところがかっこいいんです。かわいいだけじゃなく、人のこともちゃんと見ているし、仕事もできる。理想的な女の子の1人だなと思いました」

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■ドラマならではの繊細な表現と、役作りへの意識

――役を演じる上で、意識したことはありますか?

ゆい「漫画では、心が読めるつらさがコミカルに分かりやすく描かれている部分もあるんです。でもドラマでは、表情や視線の動きが近い距離で映るからこそ、もう少し繊細に演じようと監督と話し合いました。コミカルな部分も、少しシュールな感じに見せています。漫画原作の魅力は残しつつ、ドラマならではのリアル感もあると思います。宮嶋の妄想シーンには、少しトレンディードラマのような、現実とは違うテンションの表現もあって。彩芽の見ている現実と、宮嶋の頭の中の温度差も楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」

小栗「姫宮ちゃんは、この作品の中でもパッと目を引く華やかな存在だと思ったので、普段からいつも以上に"かわいい"を意識していました。職場にいるだけで少し空気が明るくなるような子に見えたらいいなと思って。毎日きれいに出勤していくような役柄でもあるので、撮影現場に向かう時も、いつもより気持ちを高めて臨んでいました。それに、彩芽を演じるゆいさんが現場に立っているだけで彩芽らしい空気をまとっていたので、『私も姫宮として頑張らないと!』と思っていました」

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――撮影前の段階で、監督から受けたディレクションで印象に残っていることはありますか?

ゆい「私は、分かりやすい芝居よりも、思っていることや伝えたいことが繊細に映るお芝居ができたらいいね、という話をしました。私は宝塚出身なので、これまでは舞台芝居というか、分かりやすく伝えるお芝居をずっとやってきました。今回はそれとはまた違う、映像表現としての新しいお芝居の仕方を考えられたらいいね、と監督と話したことが印象に残っています」

小栗「私は、監督が言っていた『予言者』という言葉がすごく印象に残っていて......」

――予言者?

小栗「はい。お芝居ではよくあることだと思うんですけど、次のセリフや展開の少し先を想像させてしまうような表情をしてしまう時があるんです。それを監督が『予言者になっている』と言い換えていて。その言い方がすごく優しいなと思いました。分かりやすいし、言われた側も嫌な気持ちにならない。注意というより、みんなでより良い作品にしていくための言葉として受け取れる感じがあって。監督の言葉選びが毎回すごく優しくて、印象に残っています」

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■共通点の多い2人。撮影現場で見えたお互いと共演者の意外な素顔

――撮影が進む中で、お2人の距離も縮まっていったのでしょうか。

小栗「共通点が多かったですよね? 最初に話しているうちに、神社が好きだったり、サウナが好きだったり、美容や香水が好きだったり......好きなものがいろいろ重なっていることが分かって」

ゆい「私たち、血液型も一緒なんです。舞台裏ではいろいろな話をしていました(笑)。仲良くなれて、すごくうれしかったです」

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――本作では、宮嶋の"クールに見えて実は......"というギャップも大きなポイントです。お2人は、お互いに意外だと感じた部分はありましたか?

小栗「あります! ゆいさんは、最初にお会いした時は本当にきれいで、カフェで静かにお茶をしていそうな、ふわっとした雰囲気の方だと思っていたんです。でも楽屋ではすごく話してくださるし、明るくて」

ゆい「私は、最初はやっぱりアイドルならではのキラキラ感がある方だなと思っていました。Instagramなどを見てもすごく華やかで、どういう距離感でお話ししたらいいのかな......という気持ちも少しあったんです。でも実際に会ったら、すごく話しやすくて、いい意味で妹ちゃんみたいなかわいらしさがあって(笑)。甘え上手なところもあって、そういう部分が本当にかわいらしいなと思いました。一方で、普段から"アイドル"としての魅力を自然にまとっているところは、すごく尊敬しています」

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――せっかくなので、宮嶋を演じる藤林泰也さんの意外な一面も教えてください。

ゆい「藤林さんは、SNSなどではすごくクールに見えると思うんです。でも実際は、いい意味で全然そういう感じではなくて。すごく気さくですし、よくケラケラ笑っていて」

小栗「すごくムードメーカーで、(藤林さんが)ずっとしゃべっていますね(笑)」

ゆい「宮嶋はクールで、心の声とのギャップが魅力の役ですけど、藤林さんご本人はいい意味ですごくオープンなんです(笑)。その明るさに、現場でも助けられていました」

■短期間で深まった絆。視聴者の心に寄り添う作品への思い

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――かなり和気あいあいとした現場だったんですね。

小栗「本当にそうですね。撮影の合間も皆さんと自然にお話しできて、現場に行くのが楽しみになるような空気で......」

ゆい「監督も含めてここまで仲良くなれる現場って、あまり多くないのかなと思うんです。撮影期間は3週間ほどで、決して長いわけではなかったのに、こんなにお互いのことを知れる現場はありがたかったです。そういう空気を作ってくださったのは、監督やスタッフさんの優しさだと思います」

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――最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします!

小栗「姫宮は、彩芽と宮嶋のラブストーリーを動かすスパイスのような存在です。彼女自身も、まっすぐな気持ちで行動している子なので、そこも含めて楽しんでいただきたいですし、日常の中で皆さんが感じるようなリアルな部分もある作品だと思います。ぜひ、ご自身と重ね合わせながら見てもらえたらうれしいです!」

ゆい「彩芽を通して、誰かを好きになる気持ちだったり、それを言葉にする大切さだったりを感じてもらえる作品だと思います。自分の気持ちに少しずつ素直になっていく彩芽の姿も、見守っていただけたらうれしいです。勇気をもらえて、でもキュンともできる......いろいろな要素が詰まっています。皆さんの心の癒やしになる作品になればうれしいです。ぜひ毎週見てください!」

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ゆいかれん PROFILE
愛知県出身。2015年に宝塚歌劇団に入団し、同年に『1789-バスティーユの恋人たち-』で初舞台を踏む。17年には『All for One』新人公演で初ヒロインを務めて以降、数多くの作品に出演。23年に『応天の門』をもって退団以降は俳優として活躍し、近作にはテレビ朝日「リベンジ・スパイ」、TBS日曜劇場「GIFT」がある。

小栗有以 PROFILE
2001年12月26日生まれ、東京都出身。2014年、AKB48チーム8メンバーとして活動をスタートし、2016年、AKB48 46thシングル「ハイテンション」で初選抜メンバー入り。
2018年、52ndシングル「Teacher Teacher」にてシングル表題曲初のセンターに抜擢され、AKB48の中心メンバーに。同年、日本テレビ系「マジムリ学園」では主演を努めた。女優としても活躍の幅を広げ、近作に日本テレビ系「AKIBALOST」、九州朝日放送「福岡恋愛白書21 さよならウエディング」、WOWOW「ストロボ・エッジSeason1・2」がある。

取材・文/すなくじら 撮影/大川晋児

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