犬飼貴丈、林芽亜里らが明かす、今だから言える話とは「初めましてこんにちは、離婚してください」
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2024.11.26
11月7日から放送開始した犬飼貴丈×林芽亜里W主演の「初めましてこんにちは、離婚してください」が、J:COM STREAMで見放題で独占見逃し配信中。本作は、親が決めた環境に縛られて生きてきたお嬢様×冷徹だけど憎めないIT社長の、最悪の出会いから始まる"溺愛"ピュアラブストーリーだ。今回は、11月1日に開催された第1話先行試写会&完成披露トークイベントの模様をレポートする。
演じるキャラクターへの思いを俳優陣が語る
この日、会場に姿を現したのは、顔も知らない夫との10年間におよぶ政略結婚生活に終止符を打つために行動する旧家の令嬢・結城莉央を演じる林芽亜里と、莉央の夫でIT企業「タカミネコミュニケーションズ」の社長・高嶺正智役の犬飼貴丈、高嶺の親友でもある副社長・天宮翔平役の西垣匠、莉央の幼なじみ・税所羽澄役の高松アロハ(※「高」は正しくは「はしご高」)、莉央の日本画の師匠・設楽桐史郎役の高橋光臣。客席通路から登場した彼らに、会場を埋め尽くしたファンが大きな歓声と拍手を送った。登壇後のあいさつでは、林が「こういうイベントが初めてなので、すごくドキドキしているんですけど、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせたらなと思っています」と、やや緊張した笑顔を浮かべる中、高橋が「皆さんこんにちは、ジョニー・デップです」とあいさつをして会場を一気に和ませた。
トークパートでは、それぞれの役どころについて俳優陣が紹介。犬飼は「勝手なイメージで、IT企業は理系なイメージがあるんですけど、(自分は)バリバリ文系で。まず、どうやったらIT企業の社長っぽく見えるかなと考えながら、撮影に臨ませていただきました」とコメント。林は「今18歳で、(26歳の)莉央ちゃんの人生には、私がまだ経験していないようなことがたくさんあったので、演じる面ではすごく難しかったです。莉央ちゃんも高嶺さんや他の登場人物と接していくことで、新しい感情や経験をしていくのですが、そういう面では私も現場で新しい経験ができたので通じるものがあるなと思いました」と語った。
西垣は「高嶺と対照的に、明るくてドタバタしているキャラクターなんですけど、それがかわいらしく映っていればいいなと思いながら演じました。僕も学生時代、『副』が付く役職に就くことが多かったので、サポートしたいタイプの方の気持ちも分かって楽しかったです」と答え、高松は「羽澄の(莉央)お嬢様に対する気持ちが、すごく真っ直ぐなんですよ。僕は所属している超特急というグループでも、『真っ直ぐ担当』なので運命を感じて、僕にしかできないなと思いました」といたずらっぽく笑った。そして、高橋は「超有名な日本画家という設定だったので、いろんな美術館に行きましたけど、(美術品を)見れば見るほど分からなくなって(笑)」と語った。
俳優陣の秘密や意外な一面が次々と明らかに!
続くフリップトークでは、「共演者にこんな一面が...! 今だから言える話 離婚宣言ならぬ...〇〇〇〇宣言」というテーマで、俳優陣がお互いの秘密やファンに知ってほしいことを「○○宣言」と題して紹介。西垣の犬飼に対する「ゲーマー宣言」では、犬飼がドラマの空き時間にいろんなゲームの話で盛り上がっていたことを明かし、犬飼の高橋に対する「汗かき宣言」では、残暑厳しい中で高橋が一番汗をかいていたことに触れた。そして、林から高松への「ミス宣言」では、漢字が苦手だという高松がリハーサルの際に「結城家」を「きじょうけ」、「夕飯」を「ゆうめし」と読んでしまったことが明かされた。そんな高松からの西垣への「筋肉宣言」では、筋トレが大好きだという高松が撮影の合間の会話で、西垣も週2~3回ジムに通っていると知ったと話すと、西垣が「アロハ君も筋肉すごいじゃないですか! なんか踏み台にされて『(自分の方が)すごいぞ』と言われている感じがする」とすねる場面も。
本編に登場する甘いセリフを、それぞれランダムに演じ、誰が一番イケメンだったかを林が決める「はじりこNo.1イケメン選手権」では、犬飼が床に片手を着いて「だったら家に来るか?」とささやいた後、「90度変えると(壁ドンになる)」とコメントしたり、高橋が緊張でセリフを短縮したりと、一筋縄ではいかない展開に会場は大いに盛り上がった。最後は、犬飼が「皆さん演じる一人ひとりのキャラクターたちが、すごく魅力的でかわいらしく、楽しくて、温かくて、切なくて、キュンキュンして、といういろんな感情がジェットコースターのように目まぐるしく襲ってくるドラマだと思うので、よろしくお願いします」とコメントしてイベントは幕を下ろした。
取材・文/中村実香 撮影/永田正雄