内田雄馬ら出演「WIND BREAKER」イベントで、中村悠一&梅原裕一郎の"梅ちゃんズ"が軽快なやりとりを披露!

内田雄馬ら出演「WIND BREAKER」イベントで、中村悠一&梅原裕一郎の"梅ちゃんズ"が軽快なやりとりを披露!

TVアニメ「WIND BREAKER」のスペシャルイベント「東風商店街ハロウィンまつり」が、10月13日(日)に開催された。今回は、桜 遥役の内田雄馬、楡井(にれい)秋彦役の千葉翔也、杉下京太郎役の内山昂輝、蘇枋隼飛(すおうはやと)役の島崎信長(※「崎」は正しくは「立さき」)、梅宮 一役の中村悠一、柊 登馬役の鈴木崚汰、梶 蓮役の岡本信彦、兎耳山丁子(とみやまちょうじ)役の戸谷菊之介、十亀 条役の梅原裕一郎が登壇した「夜の部」の模様をレポートする。

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キャスト陣のトークや対決コーナーで盛り上がる!

内田の「夜も盛り上がっていきましょう」という掛け声に続き、キャスト陣が次々とあいさつ。最後の梅原が「僕が"梅ちゃん"です」と言うと、"梅宮"役の中村が「おーい、被ってくるなよ」とすかさず反撃。そんな2人を周りが「梅ちゃんズ」といじるなど、和気あいあいとしたトークを展開した。

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制作陣が選ぶ名場面を紹介する「楡井のマル秘ノート」コーナーでは、原作者が選んだ第1話の桜のモノローグが映し出されると、桜役の内田は「孤独を怖く思っている桜の根っこの部分がこのシーンで表れていて、他人が離れていく怖さとどう向き合っていくのかが、芯の部分になっていると感じました」と熱くコメント。一方、第9話の兎耳山の葛藤シーンでは「緊張感がありましたし、ここが見せ場」と意気込んでアフレコに臨んだと話す戸谷に、中村は「すごく気持ちが高まった音が出ていると思って...一緒にやれるって楽しい。なかなかコロナで一緒にできなかったので、この現場は楽しくやらせてもらいました」と振り返った。

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続いて、2チームに分かれて代表者が作品にまつわるお題を演説する「演説サンプラー対決」のコーナーへ。演説の臨場感を高めるサンプラーが用意されると、早速キャスト陣たちがボタンを押し合い、「昼の部」との違いを検証して楽しむ姿を見せた。「夜の部」では、「昼の部」で参加者として大活躍した鈴木がMCを担当し、白熱したバトルは開幕した。前半組は内田、千葉、岡本、梅原、後半組は内山、島崎、中村、戸谷に分かれてお題に挑戦するも興奮が収まらず、ボタンの押し過ぎで梅原が「ぐちゃぐちゃ(笑)」と注意する場面も。対決は接戦が繰り広げられる中、「決めたいと思います」と宣言した島崎が、理路整然と演説する姿に観客からも歓声が上がり、後半組が勝利した。

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Season 1の名シーンを再現&Season 2の新情報を発表!

イベント後半ではキャスト陣による生アフレコが行われ、第1話の楡井を桜が救うシーンや獅子頭連との連戦など、息を飲むような白熱した名場面が披露された。Season 1を振り返る内容に観客から温かい拍手が送られると、千葉も「アンパンのくだりが感動的過ぎて、うるっときました」と思いを明かす場面も。その後は、Season 2の放送が2025年4月に開始されることや、新キャラクターの椿野 佑役を逢坂良太が演じることが発表された。

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最後に、中村は「いろんなことをやりつつも、次のシーズンに向けての発表があって、その反応を生で見られてうれしい」とイベントならではの喜びを語ると、千葉は「こんなに多くの方々に見守られていたんだなと肌で感じて、とても心強くなりました」とファンに感謝を述べた。獅子頭連編はSeason 1で幕を下したと語る戸谷は「皆さんの心に何かを残せたのかなと思います。この先でも獅子頭連が出てくることがあるのか、その時を楽しみにしていてください」と別れを惜しむと、内山は「杉下は無口でセリフが少ないので、一つひとつを大事に収録して、キャラクターの魅力を増やせるように頑張っていきたい」とこれからについて語った。

そして、内田が「皆さんと一緒に振り返ってこられて、本当に幸せな時間でした。この作品は、大切なものは隣にいる仲間だったり、対話だったり、そばにいる人の大きさや誰かと分かち合える喜びを教えてくれる作品だと思います」と語り、Season 2へ向けて「みんなで盛り上げていきましょう!」と呼びかけてイベントの幕を閉じた。

取材・文/永田正雄