よしもと芸人が"笑い"と共に学生スポーツの魅力を熱烈プレゼン！

J:COM公式YouTubeで「熱い！熱すぎる！学生スポーツプレゼンSHOW！」が配信される。 同動画は、今まさに熱くなっている学生スポーツを訴求するべく、ジェラードン・かみちぃ、しんや、さとゆり、ネルソンズ・青山フォール勝ちという学生スポーツ経験者のよしもと芸人4名が、自身が経験した競技の魅力をプレゼンショー形式で紹介する学生スポーツ応援動画。 今回、収録に潜入し、その様子を取材した。 オープニングでは、メンバーが自己紹介と共に自身がプレゼンする競技を発表。しんやはラグビー、さとゆりはバレーボール、かみちぃはバスケットボール、青山はレスリングの魅力を、それぞれが自作したフリップを使って紹介していく。

１人目のしんやは大学ラグビーの魅力を紹介。自身の出身校である"絶対王者"帝京大学の数々の栄光を語るほか、ライバル校の早稲田大学について、学生ながら日本代表に選ばれている注目の選手、群雄割拠の大学ラグビー界の現状と注目ポイントなどを熱量高くプレゼンする。そんな中、青山らがしんやに「大学時代は試合に出ていたのか？」「何軍だったの？」と学生時代について尋ねるが、しんやは話をそらして答えようとしない。

続いて、さとゆりが"春高バレー"の名で親しまれている「全日本バレーボール高等学校選手権大会」の魅力を解説。「青春のオレンジコート」「センターコート」といった"春高バレー"の特別な点や、「負けたら引退」という中で生まれる感動のストーリーなど、高校バレーならでは特徴を紹介。さらに、覚えていて損はない次世代のスター選手を明かす。プレゼン中、さとゆりが「私はしんやさんと違って春高準優勝です」と告白すると、一同は「えぇ!?」と感嘆してしまう。

3人目のかみちぃは高校バスケの3大大会の一つ「ウインターカップ」について語る。初めて見る人におすすめの強豪校、注目の高校ナンバーワンプレーヤー、印象的な試合のドラマチックな場面などを語りつつ、高校バスケの現状にも言及。プレゼンを終えたかみちぃは、「時間が足りない！」とぼやいて笑いを誘う。

ラストは、青山が"インカレ"と呼ばれる全日本大学選手権の魅力を語る。青山はまず、全国優勝したことやオリンピック代表選考に進んだことなど、自身の輝かしい経歴を紹介しつつ、「すごいですね、僕。経歴だけでいうと、僕は本物です！」と自画自賛して爆笑をさらう。その後、世界選手権で優勝した注目の大学生選手と自身の意外な関係性を明かしつつ、「注目してほしい！」と熱烈プレゼンを展開。また、階級を超えた対決が見られる大学リーグ戦ならではの見どころも語る。 収録後、4人にインタビューを敢行。収録の感想などを語ってもらった。

――収録の感想は？

かみちぃ「緊張しました...(笑)。『学生スポーツを代表してプレゼンするんだ』と考えたら...。本気で届けたいですし！魅力を隅々まで語りたいんですけど、なにせ3～5分って言われていたので、『あれもこれもしゃべりたい』って思いながら、話すことを瞬時に厳選しなきゃいけなくて、頭がぐるぐるしていました。みんな熱量がすごかったので、いい収録になったと思います！」

しんや「自分はラグビーをしてきて、それを皆さんに知ってもらった喜びがありました。また、自分は他の競技は通ってきていないので、(他のメンバーのプレゼンを聞いて)かなり興味が湧きましたね。多くの方に見ていただいて、学生スポーツに興味を持つきっかけになってもらったらいいなと。特に、まだスポーツに触れていない中学生とかに見てもらって、『そういう魅力があるんや！』って思ってもらって、また自分で調べてみるとより楽しくなってくると思います！まずは"トライ"してほしいですね!!　(無反応な他のメンバーに)なんですか？今、完全にフォール勝ちでしたよ？」

青山「『フォール勝ち』は俺のやつだろっ！(笑)」

さとゆり「久しぶりに体育会系の声の大きさを受けて背筋が伸びました(笑)。(収録は)自分も"春高バレー"が大好きなので取り上げている部分があるのですが、魅力を語ってみて改めて『"春高"ってこんなに熱いし、好きやな』って感じましたし、私も他の競技を全く通ってきていない中で、他の皆さんのプレゼンを見て、本当に興味が湧いて見たくなって、趣味が増えそうな感じでした」

青山「さっき聞いてびっくりしたんですけど、(さとゆりと)芸歴が10年違うんですよ。だから、『先輩としてのプレゼンを見せないと！』っていう...(笑)。本番でこの2人(しんやとさとゆり)のプレゼンを見ながら、『緊張しながらもしっかりプレゼンしているな』と思って、『俺はこの2人との(キャリアの差の)10年分のプレゼンができるのか...？』っていうプレッシャーとの戦いがありました。若干プレッシャーに押しつぶされそうでしたが、レスリングの魅力は伝えられたかなと思います(笑)。自分のことじゃなく、頑張っている学生の魅力を伝えないといけないというのも、緊張するところでもありました」

――互いのプレゼンについてはどんな印象でしたか？

しんや「かみちぃさんがフリップを多めに使っていて、ちょっとセコかったです」

かみちぃ「セコくはないだろ！」

しんや「いや、楽屋で(フリップ書きしながら)準備している時に、ちょっとお互いに探り合いが始まっていて、『今日、みんな何枚？』みたいな！自分、２枚くらい足しましたもん」

さとゆり「実は私もコートの絵、足しました」

かみちぃ「あれ、足してたの？(笑)」

青山「俺も、実質2枚のところを大幅に足したんだから！」

――配信をご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

かみちぃ「僕は学生バスケをプレゼンさせてもらったのですが、本当に漫画を見ている感じなんですよ。何が起こるか分からないし！例えば、エースの子が不調で、逆に控えの子が大活躍するとか。本当に一瞬一瞬が見逃せない試合が毎年のように繰り広げられていて、初めての方でも絶対に楽しめるので、ぜひとも学生バスケを見ていただきたいです！」

しんや「自分は大学ラグビーを紹介させてもらったのですが、(ラグビーシーズンが始まるため)この冬また熱くなると思いますが、今から追いかけていたら、大学ラグビーの選手たちが社会人になって...という成長も見られるので、(学生スポーツの時から)早めに見ていただけたら、よりラグビーを楽しめると思います。ぜひ、"トライ"してください。ナイス、トライ！」

さとゆり「私は"春高バレー"を取り上げさせてもらいました。私も"春高"を通ってきて、すごく思い出深い大会ですし、(TVで観戦すると)元日本代表の方とかの解説や実況付きで見られるので、バレーを知らない方でもすごく分かりやすく楽しめるようになっていますので、ぜひご覧になっていただけたらと思います」

青山「レスリングって今、(同競技の)歴史の中でも一番盛り上がっていると思っていて、今回は学生レスリングの魅力を語るということで、盛り上がっているレスリング界に少しでも貢献できたらうれしいなと思いました。実は今、レスリング教室をやっていて、子供たちにレスリングを教えているんですよ。それも『レスリングが盛り上がったらいいな』という思いから、『子供たちがレスリングを始めるきっかけになれば』ということで始めたんです。今では、チームから何人か全国チャンピオンも出ていて。それをプレゼンで絶対言いたかったんですけど、忘れちゃっていて...」

かみちぃ「先輩としてのプレッシャーで(笑)」

青山「そうですね(笑)。だから、この配信を見て『レスリングやってみたいな』って子供たちがいたら、またそこも盛り上がったらいいなと思いました。ぜひたくさんの人に見ていただきたいです！」

文／原田健　撮影／中川容邦