超特急が見据えるドームの先の景色――「ガチ夢中!」で届ける等身大の応援歌【カイ・ユーキ・シューヤ・マサヒロインタビュー】

超特急が見据えるドームの先の景色――「ガチ夢中!」で届ける等身大の応援歌【カイ・ユーキ・シューヤ・マサヒロインタビュー】

2012年のデビュー以来、エンターテインメント性の高いパフォーマンスで常に話題を振りまいてきたメインダンサー&バックボーカルグループ・超特急。2024年にユニバーサルミュージックと"連結"して以降、21stシングル「AwA AwA」や2nd EP「Why don't you超特急?」で主要ランキング4冠を達成するなど、その勢いは加速し続けている。

昨年から今年にかけ全国5都市を回ったツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026 REAL?」の東京・国立代々木第一体育館公演では、結成15年目にして念願の初となる東京ドーム公演の開催を発表し、大きな反響を呼んだ。

そんな絶好調の彼らが放つ最新シングル「ガチ夢中!」は、タイトル通り、何かに夢中な人を"ガチ"で鼓舞する超特急流の応援ソングだ。今回は、メンバーを代表してカイ、ユーキ、シューヤ、マサヒロの4人を直撃。新曲の制作秘話から、これまでの歩み、そしてドームの先に見据える景色まで、たっぷりと語ってもらった。

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■サビの高速ダンスに込めた"応援"の真髄「見ているだけでも楽しめる」

――まずは、23枚目のシングル「ガチ夢中!」を初めて聴いたときの印象から教えてください。

カイ「今回は、運営や音楽チームが絞ってくださった候補曲をベースに、僕たち自身も選定会議に参加して決めていきました。『もっとこうした方がいいんじゃないか』とブラッシュアップの意見を出し合いながら選んだのですが、僕の第一印象は正直に言うと『すごく大変そうな曲だな』でした(笑)。超特急の楽曲って、聴いた段階で『どんなダンスになるんだろう?』と想像を膨らませるのが一つの魅力なんです。でも、この曲に関しては、その時点でかなりの激しさを覚悟しましたね」

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シューヤ「僕はデモを聴いた瞬間、『絶対にこの曲だ!』と直感したんです。実はメンバー間で意見が分かれた瞬間もあったんですけど、僕は最後までこの曲を推し続けていた記憶があります。自分の直感を信じて良かったと思える、最高の仕上がりになりました」

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――YouTubeなどで拝見したパフォーマンスは、サビの高速ダンスが圧巻でした。振り付けのこだわりを教えてください。

マサヒロ「今回は、アバンギャルディの振り付け師・akaneさんと、s**t kingzのkazukiさんによる共作で、僕たちにとっても初めての挑戦的なタッグでした。akaneさんは全身で音を拾うような緻密なダンスが得意。そこにkazukiさんのスタイリッシュさが加わって、『応援』という泥臭いテーマに中毒性のある激しさが掛け合わされた、唯一無二の振りになっています。『ガチる。ガチる。』という部分の強弱など、見ているだけでも楽しめるエンターテインメント性の高いものになっています」

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ユーキ「応援団を彷彿(ほうふつ)とさせる『押忍!押忍!押忍!』という振りが象徴的ですよね。サビでは、溜めていたエネルギーを爆発させるように全身全霊で踊っています。あとは、フォーメーションにも注目してほしいです。サビで僕とリョウガが下手から上手に大胆に移動する、ちょっとアドリブっぽい演出があったり、サビ終わりでハルがメンバーの膝の上に飛び乗ってピラミッドのような形を作ったり。どこか組体操を思い出すような、超特急らしい『目で見て楽しい構成』を意識しました」

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■チルな空気感で魅せる、懐かしくも新しい音楽体験

――カップリング曲「C'est la vie(セラヴィ)」は、TVアニメ「ただいま、おじゃまされます!」の主題歌ですね。

カイ「ジャンルとしては、お洒落なフレンチポップです。先日、たまたま入ったドラッグストアで流れているのを耳にして、すごくうれしかったですね。アニメの持つ少し複雑な三角関係の世界観と見事にマッチしていて、物語に華を添えられる楽曲になったと思います」

シューヤ「歌詞に『カフェオレ・ランデブー』や『シャツにケチャップ』など、情景が浮かびやすい言葉が使われているのが新鮮です。サビの歌い分けも目まぐるしく、僕とタカシくん(ボーカル二人)の混ざり具合や掛け合いを楽しめる曲になっています」

――もう一曲の「STEP BY STEP」は、またガラリと雰囲気が変わっています。

シューヤ「この曲は、どこか『平成』を感じさせる懐かしいメロディが特徴ですね。僕らが子どもの頃に聴いていたRIP SLYMEさんやm-floさん、WANDSさんのような、あの時代の心地よい空気感。今の時代にこれをやるのが逆に新しいし、カッコいいなと感じました」

マサヒロ「『ガチ夢中!』とは正反対のチルっぽい雰囲気で、お互いに温かさはあるけれど違った良さがあります。聴くタイミングによって使い分けてほしい一曲です」

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■苦楽を共にした15年。「今が一番楽しい」と言える幸せ

――以前、J:magazine!のコラムでカイさんにおすすめの韓国ドラマを紹介していただきました。そこで、最近皆さんがプライベートでハマっているものについてもお聞かせいただけますか。

カイ「僕はやっぱり『名探偵コナン』。映画の公開時期に合わせて配信サイトで過去作が一挙公開されるので、僕の視聴履歴がコナン一色になるのが毎年の恒例なんです。映画館にも絶対に行きますし、これは外せませんね」

シューヤ「僕は『ワイルド・スピード』シリーズ。30代のうちに自分へのご褒美で車を買いたいという目標があって、その『車欲しい欲』を爆発させるために一気見しています。作品の影響で、やっぱりカッコいいスポーツカーに目が行っちゃいますね」

ユーキ「僕はNetflixの『地面師たち』。映像美とリアリティーに圧倒されました。当時の日本の空気感をここまで再現できるのかと鳥肌が立ちましたね。特にエキストラの方の熱量や、映像の細部に至るまでのこだわりがすごくて。表現者として大きな刺激を受けました」

マサヒロ「僕は、カイくんが出演しているドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』。カイくんの演技が本当に素晴らしいんです。本人から撮影の裏話を聞いたりもするのですが、過酷なシーンを乗り越える彼の姿を見て、改めてプロだなと尊敬しました」

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――結成15年目という大きな節目を迎えました。今、改めて振り返っていかがですか。

カイ「当時は学生で、若さと新鮮さだけで突っ走っていましたが、今思えばハードなことも多かったですね。仲間と一緒に全国を車で回った下積み時代......あの頃があったからこそ、今の環境を当たり前と思わず、スタッフさんやファンの皆さんへのありがたみを噛み締められています」

マサヒロ「僕はもともとプロのダンサーとして活動していましたが、当時から超特急というグループは、ダンサーの間でも大きな目標の一つでした。そんな憧れのグループの一員になれたことは人生の転機。今は毎日が輝いていて、これが『天職』だと実感しています」

■東京ドームは"通過点"であり"スタートライン"

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――まもなく開催する全国ツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2026 ESCORT」、そして11月に控える念願の東京ドーム公演。大きなステージが続きますが、今の熱い思いを聞かせてください。

ユーキ「現在ツアーのリハーサルを進めていますが、メンバーそれぞれのバックボーンやスキルを最大限に生かした、『一人ひとりが主人公』になれる見せ場を作っています。9人体制になった今だからこそできる、超特急流の"エスコート"で僕たちが8号車をリードしていく。その進化した新しい姿を、そのままドームという大舞台でも爆発させたいですね」

シューヤ「ボーカルとしては、これまでの歴史に敬意を払いつつも、今の9人の歌をどう届けるかを常に考えています。ドームという広大な空間でも、一番後ろの席まで僕たちの熱が直接届くような、そんな圧倒的な歌声を響かせたい。自分が入ったからには『今の超特急が最強だ』と証明する、そんな自信を持ってステージに立ちます」

――最後に、東京ドームの先に見据える今後の展望と、8号車の皆さんへのメッセージをお願いします。

カイ「東京ドームは結成当初からの目標でしたが、いざ決まった瞬間は意外と冷静な自分もいました。きっと、そこがゴールではなく、その先へ続く道へのスタートラインだと確信しているからだと思います。ドームを成功させた先には、スタジアム級の会場も見据えていきたい。そして、僕たちが尊敬する先輩方のように、個々がバラエティや俳優業でそれぞれの色を放ちながら、全員が集まったときにはとてつもない光を放つ。そんな、日本中から愛される唯一無二のグループを目指して、まずは11月、9人全員と8号車のみんなで最高に輝く景色を作りたいです。楽しみにしていてください!」

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PROFILE
9人組メインダンサー&バックボーカルグループ。2011年12月25日に結成、2012年6月10日にCDデビュー。エンターテインメント性の高さと魅せるパフォーマンスで会場全体を超特急ワールドに染め上げる彼らのライブチケットは毎回秒速で完売!今最もアツく面白いグループと話題になっている。

取材・文/永田正雄 撮影/中川容邦

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チャンネル:フジテレビTWO

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