安齊勇馬と松井利樹、異色タッグで見えた素顔と共通点
エンタメ インタビュー
2026.09.04
全日本プロレスの安齊勇馬が、さまざまなジャンルで活躍する"はじめましてさん"と初対面でタッグを組む特別番組『安齊勇馬の#ハジメテタッグ』第2回が、GAORA SPORTSで9月11日(金)に放送される。
2022年に全日本プロレスへ入門し、同年9月に日本武道館でデビュー。2024年には24歳10カ月で三冠ヘビー級王座を戴冠し、史上最年少記録を更新した安齊。そんな彼がリングを離れ、普段はなかなか出会う機会のないゲストと交流しながら、互いの素顔を知っていく番組だ。
記念すべき最初の"はじめましてさん"として登場するのは、BALLISTIK BOYZの松井利樹。プロレスラーとアーティストという異なる世界で活動する2人は、初対面からどのように距離を縮めたのか。ロケを終えたばかりの安齊と松井に、互いの印象や番組を通して見えた素顔について聞いた。
■極度の人見知り同士!?探り探りから始まった初ロケ

安齊勇馬
GAORAオフィシャル/撮影:皆藤健治
――まず安齊さんは、ご自身の冠番組が始まると決まったとき、どんなお気持ちでしたか。
安齊「もちろんうれしかったです。ただ、不安なところもありました。冠番組ということは、番組を回して、盛り上げないといけないのかなって、ちょっと責任を感じていたんです。でも今日は、自分はほとんど何もしていないんじゃないかと思うくらい皆さんに成立させてもらって(笑)。本当に楽しかったですし、お声がけいただけたこともうれしいですね」
――今回がお2人の初対面だったそうですが、会う前はお互いのことをどのくらい知っていたのでしょう。
安齊「本当にInstagramとホームページで見た(情報)くらいで(笑)。ファンの方が知っている最低限の情報くらいだったと思います」
松井「僕も同じですね(笑)。ネットに載っている情報くらいしか知らなかったです」
――実際に顔を合わせてみて、最初はどんな雰囲気でした?
安齊「最初は完全に『お互い人見知りだな』と(笑)。ちょっとだけよそよそしい感じで始まって、古着屋でコーディネートを組むときも『サイズはいくつですか......?』みたいな感じだったんです。でも後半は、もう何も気を遣わずに話せるようになりましたね」
松井「お互いの人見知り感がすごくて(笑)。自分でも面白くなるくらい、2人とも『ああ......』みたいな感じで。でも、同じくらい人見知りだったからこそ、逆にやりやすかった気がします」
――そこから1日を一緒に過ごして、お2人の距離感も変わりましたか?
松井「結構仲良くなれた気がします。僕のこと好きなのかなって(笑)」
――どういう部分からそう感じたのでしょう?
松井「ちょっとした目線とか、言葉とか(笑)。僕のこと好きなのかなって思わせるような、思わせぶりな感じを出してくる......っていうのは冗談ですけど(笑)。でも、それくらい1日を通して本当に気を遣わずにしゃべれるようになりました」

松井利樹(BALLISTIK BOYZ)
GAORAオフィシャル/撮影:皆藤健治
■タフティングで心を開いた!?互いに感じた意外なギャップ
――安齊さんから見た松井さんの印象も聞かせてください。
安齊「今の話で分かる通り、松井くんって、ずっとちょっとだけ"ちょけている"んですよ(笑)。それに気づいた瞬間に、『あ、この人なら大丈夫だ!』って、心の扉が開いた感じがあって。そこからは全然大丈夫でした」
――松井さんのそうした一面に気づいたのは、いつ頃でした?
安齊「タフティングのときですね。すごくかっこよくて、おしゃれでスマートなのに、作業しているときはめっちゃがに股でやっていて(笑)。『こういう一面もあるんだ』と思ったら、そこからめちゃくちゃ面白くなってきて。たぶん、心を開いたのはそこからですね」
――安齊さんは編み物なども得意だそうですが、初めてのタフティングはどうでしたか。
安齊「映像では見たことがあったので、実際に経験できてうれしかったですし、すごく楽しかったですね。専用の道具を使うんですけど、意外と思った通りにはいかなくて。でも、またやりたいなと思えるくらい楽しかったです」
――松井さんも初めて体験してみて、いかがでしたか。
松井「楽しかったです。僕は細かい作業が得意というより、几帳面なのかもしれないと思いました」
安齊「松井くんはすごくきれいに作っていたんですよ。長い毛と短い毛を使い分けるらしいんですけど、ちゃんと(道具を)使いこなしていて。かっこいい人って、なんでもできるんだなって思いましたね(笑)」

GAORAオフィシャル/撮影:皆藤健治
■まったく違う世界でも似ている2人。出会いがもたらした刺激
――お2人がどんな作品を作ったのかは、放送を楽しみにしたいと思います。松井さんはプロレスもご覧になるそうですが、プロレスラーとしての安齊さんにはどんなイメージを持っていましたか。
松井「いろいろな要素がいい具合にマッチしている選手だなという印象です。強いし、ガッツもあるし。今日も本人に伝えたんですけど、こんなに甘い笑顔で優しそうなのに、体はでかくて、すごく"漢(おとこ)"って感じなんですよ。そのギャップがすごくて。今日1日は、試合のときとは違う優しい顔をいっぱい見られてうれしかったです」
安齊「ありがとうございます(笑)」
松井「試合も行きたいですね。タオル持って行っちゃいたい」
安齊「じゃあ、そうなったら俺もライブに行かなくちゃ(笑)」
松井「(安齊は)背がでかいんで、一番後ろでお願いします(笑)」
――お2人は普段、まったく違う世界で活動されています。普段なら接点の少ない2人だからこそ、今回の出会いも新鮮だったのでは?
安齊「そうですね。この番組がなかったら、きっと今後もなかなか接点がなかったと思うので、めちゃくちゃいいきっかけですし、出会えてよかったなと思います。話していたら『考え方が自分とすごく似ているな』と思うことも多くて。まったく違う職業で、これまで関わる機会がなかったのに、似たような経験をして、結局同じように考えて......。しかも同じ答えを出していたりするんです。意外と共通点が多かったですね」
松井「例えば何かのお仕事でプロレスを通じて会っていたとしても、ここまでお互いのことを知る機会はなかっただろうなと思うくらい、距離が縮まった1日でした」
――安齊さんは『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4にも参加されました。今回も、初対面の相手と少しずつ距離を縮めていくという点では、通じるところがありそうですが......。
安齊「そこはまったく考えていなかったかもしれないです(笑)。ちゃんと人見知りをして、そこから少しずつ相手を知って、『この人はいい人だ、好きだ!』ってなって。でも考えてみたら、番組のときと同じように、今回も初対面から相手を知って、距離を縮めていくことを一からやっていたのかもしれないですね(笑)」

GAORAオフィシャル/撮影:皆藤健治
■次のゲストは遠ければ遠いほどいい? 今後の番組への期待
――今回のように異なるジャンルの方と出会っていくなかで、今後はどんな人と会ってみたいですか。
安齊「1回目がすごく楽しかったので、逆に2回目が不安ですよね(笑)。ちゃんとできるのか、盛り上げられるのか、1回目を超えられるのか......とか。ただゲストの方は本当にプロレスから遠ければ遠いほど、うれしいなと思っています。プロレスにいると、ほかの職業の方と触れ合う機会はあまりないので。例えばすごく文化系の方とか、考え方も生きてきた世界も全然違う人だったら、自分にとっても勉強になると思いますし。なるべく自分とは違う世界の人に会ってみたいですね」
――ちなみに松井さんから見て、BALLISTIK BOYZのメンバーで安齊さんと波長が合いそうなのは?
松井「ボーカルの加納嘉将が合いそうですね。彼もめちゃくちゃ人見知りなんですよ。でも、人見知りだけどいい具合に(会話を)楽しめるというか。内面的な部分が似ている気がします」
――最後に、お互いの新しい一面も見られる番組になったと思います。放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
安齊「松井くんのファンにも、僕のファンにも、どちらにも楽しんでもらえる内容になっていると思います。きっと期待を超えられると思うので、ぜひ今後も楽しみにしていてください!」
安齊勇馬 PROFILE
1999年5月15日生まれ、群馬県出身。全日本プロレス所属。身長188cm、体重105kg。2022年4月に全日本プロレスへ入門、同年9月の日本武道館大会でデビューを果たし、2024年には団体最高峰のベルト『三冠ヘビー級王座』を史上最年少で戴冠。2026年に『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4に参加し、甘いマスクとピュアな性格で、リング外でも幅広い世代を虜にした。
松井利樹 PROFILE
2000年3月26日生まれ、福岡県出身。7人組ボーイズグループ・BALLISTIK BOYZのパフォーマー兼ラッパー。2019年5月にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でメジャーデビュー。2022年8月には半年間タイに拠点を移し、武者修行を敢行するなどグローバルに活躍中。2025年には初のアリーナライブ、アジアツアーを開催した。
取材・文/すなくじら



