チャンホワセン(常華森)が明かすゴンジュン(龔俊)との共演秘話!中国ドラマ「暗河伝」が描く兄弟のような絆

チャンホワセン(常華森)が明かすゴンジュン(龔俊)との共演秘話!中国ドラマ「暗河伝」が描く兄弟のような絆

裏社会に生きる刺客たちの宿命や友情、陰謀渦巻く戦いを描く中国武侠ドラマ「暗河伝」。チャン・ホワセン(常華森)が演じる蘇昌河(スー・チャンホー)は、冷酷で野心家な一面を持ちながらも、主人公・蘇暮雨(スー・ムーユー)とは生死を共にする特別な絆で結ばれた人物だ。作中では鋭い頭脳と圧倒的な存在感で物語を動かしていく一方、蘇暮雨との関係性を通して少しずつ変化していく姿も見どころの一つとなっている。チャン・ホワセンに、蘇昌河というキャラクターの魅力や蘇暮雨との関係、そして作品への思いを聞いた。

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――蘇昌河と蘇暮雨はどちらも人を率いる立場ですが、二人の違いは何だと思いますか? 

「蘇暮雨はとても慈悲深い人物です。部下が失敗しても感情的になるのではなく、理屈で諭すようなタイプですね。一方で蘇昌河は違います。例えば部下が余計な一言を言ったら、すぐに刀を突きつけて脅すようなところがあります。人を導く立場という点では同じですが、そのやり方はまったく違うと思います。蘇暮雨は人を包み込むようなリーダーですが、蘇昌河は力や威圧感で人を従わせるタイプです。そういう対照的な部分が二人の面白さでもあると思います」

――蘇暮雨が蘇昌河に影響を与えた出来事はありますか? 

「大きな出来事として思い浮かぶのは、"無名者"の試練です。僕たちは同じ組に振り分けられましたが、その試練では最後に生き残れるのは一人だけでした。だから蘇昌河は、自分が死ねば蘇暮雨が助かると考えます。自分で命を絶とうとしたのも、そのためでした。ところが蘇暮雨はそれを受け入れませんでした。蘇昌河が自らを傷つけようとするのを止め、重傷を負った彼を背負って一緒に外へ出ようとしたんです。暗河のルールに逆らってまで自分を助けてくれた。その出来事は蘇昌河にとって非常に大きな意味を持っていたと思います。おそらく彼の価値観や人生観を変えるほどの出来事だったのではないでしょうか」

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――蘇昌河、蘇暮雨、白鶴淮(バイ・ホーホワイ)、慕雨墨(ムー・ユーモー)の4人はどんなチームだと思いますか? 

「蘇昌河はもともと人を簡単には信じない人物です。本当に信頼できる相手はほとんどいません。ただ、大家長になってから少しずつ変化していきます。白鶴淮や慕雨墨は、もともと蘇暮雨が信頼していた仲間たちです。だから蘇昌河も、まずは蘇暮雨を信じることから始まり、その結果として彼女たちを信頼するようになりました。一緒に行動する時間が増えるにつれて、蘇昌河は他人の境遇や経験、気持ちを考えるようになります。以前の彼なら気にも留めなかったようなことに目を向けるようになるんです。そういう意味で、この4人は単なる共闘チームではなく、お互いを変えていく存在だったと思います」

――撮影現場ではどんなことを学びましたか? 

「時代劇経験の豊富な俳優さんがたくさんいて、本当に勉強になりました。皆さんそれぞれが役にぴったりで、演技も素晴らしかったです。また、監督や脚本家の先生方も非常に熱心で、『ここは良かった』『こうした方がもっと伝わる』といったアドバイスをたくさんくださいました。そうした現場だったからこそ、安心して役作りに集中することができました」

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――ゴン・ジュン(龔俊)さんと"生死を共にする兄弟"を演じましたが、一緒に仕事をしてみてどんな印象でしたか? 

「彼は本当に人柄の良い方です。感情が高ぶるシーンを一緒に演じている時も、カメラが寄っている場面だけでなく、引きの画でもしっかり感情を保ちながら芝居をしていました。その姿勢はとても印象に残っています。蘇暮雨が昏睡状態から目覚めるシーンでは、僕は撮影後も自分の演技が正しかったのかずっと考えていました。『あの演技で良かったのだろうか』『もっと違う表現があったのではないか』と悩み、監督にも確認しました。『問題ない』と言っていただきましたが、それだけ真剣に作品や役と向き合っていた時間だったと思います」

――蘇昌河は自分を「虚無・貪欲・邪悪」だと表現します。チャンさんはどう解釈していますか? 

「確かにそういう一面はあります。ただ、僕はそれが蘇昌河のすべてだとは思っていません。彼にはかわいらしい部分もありますし、賢さもあります。そして何より、蘇暮雨という大切な存在もいます。蘇昌河は世界そのものに対して不信感を抱いている人物です。だからこそ、人と距離を置くために自分を『虚無・貪欲・邪悪』だと言っているのではないかと思います。つまり、『自分は危険な人間だから近づかない方がいい』と周囲に伝えるための言葉なんです。実際には、蘇暮雨に対して与えてばかりです。自分を犠牲にすることもありますし、彼のために行動することもあります。だからあの言葉は本質というより、自分を守るための仮面のようなものだと考えています」

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――蘇暮雨は蘇昌河にとってどんな存在だと思いますか? 

「まず、この世界での居場所だと思います。蘇昌河には家族がいません。だから蘇暮雨は、彼に帰属感を与えてくれる存在なんです。そして蘇暮雨が持っている純粋さは、蘇昌河が子どもの頃から持つことができなかったものでもあります。だからこそ彼は、その純粋さを失ってほしくないと思っているのではないでしょうか。蘇暮雨が受けたくない任務があるなら、自分が代わりに引き受ける。危険な役回りを自分が担うことで、彼の優しさや情の深さを守ろうとしているんです。表面的には強気で冷酷に見える人物ですが、その根底には蘇暮雨を守りたいという思いがあるのだと思います」

――最後に「暗河伝」の見どころを教えてください。

「若者たちが後悔せず、恐れず、そして屈することなく、どのように暗河を変えていくのか。そして新しい"彼岸"をどのように築いていくのかを、ぜひ見届けていただきたいです。登場人物たちそれぞれの成長や絆にも注目しながら楽しんでいただけたらうれしいです」

【プロフィール】
チャン・ホワセン(常華森)
2023年の話題作「一念関山-Journey to Love-」で注目を集めた中国の若手俳優。狂気と繊細さを併せ持つ演技が高く評価され、一躍ブレークを果たした。ミステリアスな役から誠実な青年役まで幅広く演じ、「柳舟恋記~皇子とかりそめの花嫁~」「白月梵星」など人気ドラマに出演。

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