おうちでシネマ体験!ソニック新作からトム・クルーズ人気作まで、没入感がスゴイ映画5選

おうちでシネマ体験!ソニック新作からトム・クルーズ人気作まで、没入感がスゴイ映画5選

視界いっぱいに広がる大スクリーンと迫力の音響に身を委ねることで、特別な時間を与えてくれる映画館。そんな自分が映画の一部に入り込んでしまったかのような感覚を、映画館以外でも味わうために欠かせないのが音響環境だ。映画館のように空気を震わせる重低音や、頭上から背後へと動くダイナミックな音は難しいものの、ヘッドフォンやイヤホンといったパーソナルな環境を整えるだけで、作品に潜む繊細な音の広がりに気づける。そうした発見は、物語の世界への没入感をより一層深めてくれるはずだ。今回は、物語はもちろん音響設計も素晴らしい映画5作品をご紹介!

■ソニック × シャドウ TOKYO MISSION

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(C)2024 Paramount Pictures and Sega of America, Inc.

日本発の人気ゲームから生まれた、音速で駆け抜ける青いハリネズミ、ソニックを主人公とする3Dアニメ&実写融合の劇場版シリーズ第3弾。舞台は東京。ソニックとうり二つの姿を持つ黒きハリネズミ、シャドウとの激突を描く。オープニングのパラマウントクレジットでは、ゲームおなじみの「リング獲得音」が軽やかに響き、ファン心をくすぐる。そして、50年の眠りから目覚めたシャドウが警備員を次々と倒すシーンでは、キックの打撃音は非常にリアルだ。圧巻なのは、渋谷駅前スクランブル交差点での邂逅(かいこう)シーン。群衆の悲鳴や炎がはぜる音など、細やかな環境音が臨場感を極限まで高め、まるでソニックたちの戦いに立ち会っているかのような感覚に包まれる。

■グラディエーターⅡ 英雄を呼ぶ声

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(C)2024 Paramount Pictures

帝政ローマの剣闘士の誇り高き生きざまを描いた、リドリー・スコット監督×ラッセル・クロウ主演の大ヒット作の続編。冒頭、油絵のようなタッチで前作を振り返るタイトルバックとともに響き渡る壮大なテーマによって、物語へと一気に引き込まれる。本作の魅力は、戦闘シーンの迫力だけではない。主人公ルシアス(ポール・メスカル)がニワトリに穀物を与え、手のひらでその感触を確かめる場面では、繊細な音作りが生きている。さらに、ローマ帝国軍とヌミディアの戦いで響く剣と剣の金属音、コロッセオを揺るがす大観衆の歓声、重い拳が生む打撃音――どれもが驚くほどリアルで、見る者を約1800年前のローマへと連れていってくれる。

■トップガン

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Copyright (C)2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ハリウッドスター、トム・クルーズの出世作として知られるスカイ・アクション大作。冒頭、タイトルバックの「トップガン・アンセム」から立ち上がる戦闘機のエンジン音、続くケニー・ロギンスの「デンジャー・ゾーン」――息つく暇を与えないサウンドの波状攻撃が、見る者を圧倒する。中でも印象的なのは、主人公マーヴェリック(トム・クルーズ)らに指導教官がトップガンの意義を語る場面。背景に絶妙な音量で流れ続ける戦闘機のエンジン音が、緊張感を保ちながらも会話を邪魔せず、シーン全体を引き締めている。さらに公開当時、世界中で大ヒットしたサウンドトラックに収録された数々の楽曲が、ドラマチックなストーリーをさらに盛り上げ、作品を記憶に残る存在へと高めている。

■「ミッション:インポッシブル」シリーズ

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Copyright (C)2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

トム・クルーズが主演・プロデューサーを務める大ヒット・スパイアクション。シリーズを通して、音響への徹底したこだわりが光る。第1作のパラマウントロゴの背後で左右に振り分けられるドラムサウンドからも、その緻密な設計を感じられる。華やかなサウンドトラックがドラマを盛り上げる一方で、CIA本部のコンピュータシステム室へ天井から侵入する名場面では、流れるのは空調音のみ。大胆な「静」の演出が、緊張感を極限まで高めている。『M:I-2』では、バイクアクションを彩る迫力のエンジン音が印象的。そして『デッドレコニング』では、グレース(ヘイリー・アトウェル)が車で逃走中に事故を起こし、エアバッグが破裂した衝撃で響く耳鳴りなど、一瞬のリアルな音まで繊細に再現されている。派手なアクションと緻密なサウンド設計。そのコントラストこそが、『ミッション:インポッシブル』シリーズを唯一無二の作品にしている。

■プライベート・ライアン

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Domestic: TM&(C)2019 DW Studios LLC and Paramount Pictures and Amblin Entertainment. All Rights Reserved. All other territories: TM&(C)2019 PARAMOUNT PICTURES AND DREAMWORKS LLC AND AMBLIN ENTERTAINMENT. ALL RIGHTS RESERVED.

第71回アカデミー賞で監督賞をはじめ、音響賞・音響編集賞など5部門を受賞したスティーブン・スピルバーグ監督の戦争映画。物語は、第二次世界大戦下のフランスで、4人兄弟のうちの3人を戦争で失ったライアン家の四男であるジェームズ・ライアン二等兵(マット・デイモン)を無事に帰還させるため、ミラー大尉(トム・ハンクス)ら8人の兵士たちの姿を描く。圧巻なのは、冒頭のオマハ・ビーチ上陸シーン。敵軍から絶え間なく放たれる機銃音、押し寄せる波の音、砂浜に響く大砲の重低音、そして兵士たちの断末魔――その全ての音が重なり合い、戦場の残酷さを見る者に突きつける。徹底したリアリズムを追求したサウンドデザインが、スクリーンの向こうの戦争を現実さながらに体感させる。

文/中村実香

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