「恋は飴模様」が話題!ハヨンの魅力が光る必見ドラマ2選
韓国・アジアドラマ 独占配信
2026.09.30
「恋は飴模様」で、新たなヒロインとして存在感を発揮したハヨン。実は、俳優の道に進む前は、美術のエリートコースを歩んでいた。梨花女子大学校で洋画科を専攻し、米国の名門美術大学院(スクール・オブ・ビジュアル・アーツ)に進学。修士課程に1年在籍したが、その後、映画制作や小説執筆への興味が高まったことから、休学して演技の勉強を始めた。本格的な俳優活動の前には、広告モデルとして活動し、顔を知られるようになった。
そして2019年、ドラマ「ドクター・プリズナー」でデビュー。数々のドラマ出演で着実に力をつけ、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の花嫁役で短い出演ながらも注目されると、「イ・ドゥナ!」では主人公の初恋相手役、「トラウマコード」ではサバサバした看護師役、「マンスリー彼氏」ではヒロインの強烈な親友役、「鉄槌教師」では主人公の亡き妻役を演じるなど、Netflixの大ヒットドラマで活躍するようになった。ここでは、確かな演技力で視聴者を引き付けるハヨンの魅力が詰まった2作を紹介したい。
■コミカルで快活な魅力が全開の「恋は飴模様」

Netflixシリーズ「恋は飴模様」独占配信中
「恋は飴模様」は、ハヨンをニューヒロインの座に押し上げた記念すべき一作といえるだろう。ハートフルなラブロマンスにアクションノワールを組み合わせ、記憶喪失、純愛、同居生活、出生の秘密といった韓国ドラマあるあるネタを再構築して、新鮮な作品に仕上げている。物語は、ハヨン演じる記憶喪失のコ・ウンセが、自身を彼氏だと主張するボクシングコーチのチャン・テハ(チョン・ヘイン)に出会うところから動き出す。

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ウンセは記憶を失う前は出世欲の強い検事コ・ジウォンであり、一方のテハは裏組織の元構成員だった。ある日、ウンセは事件の捜査過程で裏組織に拉致され殺されそうになるが、現場に居合わせたテハがウンセを自身の初恋の人だと気づき、間一髪で助けたのだった。記憶喪失のウンセをだまして、生まれ故郷の飴づくりの村に彼女を隠すことにするテハ。もともとはブランド品を身にまとう都会のエリート検事だったウンセが、のどかな田舎町でダサい服を着せられて不満を漏らすなど、コミカルな反応を見せる場面も見どころだ。ハヨンが持ち前の明るいイメージを発揮し、文句を言いながらも喜怒哀楽を素直に表現する感情豊かなウンセを快活に演じ切っている。
チョン・ヘインとの息の合ったやり取りも本作の要だ。強気に見えて、自分が何者かわからない不安を心の奥に抱えるウンセを、不器用な優しさで包み込むテハ。当初は無精ひげにボサボサ頭、ジャージ姿のテハを激しく否定していたウンセだが、次第に彼の魅力に惹かれていく。記憶が戻るまでの期限付きの恋という設定が、2人の関係をより切なく感じさせる。

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また、ウンセが暮らすことになる飴村の人々にも注目だ。テハが大切にする祖母、ボクシングのコーチとラブラブの妻、飴村のS.E.S.(90年代の女性アイドルグループ)と呼ばれるおばさま3人組など、義理堅く情に厚い村の人々との温かい人間模様も描かれている。テハや村の人々との交流を通してウンセがどのように変化していくのか、そして巨悪との闘いの行方など、ハヨンの幅広い演技力をたっぷり堪能できる一作だ。
■清純で奥手な初恋のアイコンを好演「イ・ドゥナ!」
一方、「イ・ドゥナ!」では、ハヨンは長い髪をボブにし、主人公の初恋相手を清純な雰囲気で演じている。花嫁役で注目された「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の翌年に出演した本作で、デビュー以来初めてメインキャストとなった。「イ・ドゥナ!」は人気ウェブトゥーンを原作に、学生向けのシェアハウスを舞台に繰り広げられるK-POPアイドルのドゥナと純朴な大学生ウォンジュンの青春ラブストーリーだ。実際にアイドルだったスジがドゥナを、「愛の温度」でも年下男子が好評だったヤン・セジョンがウォンジュンを演じることでも話題を集めた。
ハヨン演じるジンジュは、小悪魔的なドゥナとは正反対の明るくて堅実な大学生という役どころ。ウォンジュンの気持ちを揺るがし三角関係に持ち込む、ドラマにおいて重要なキャラクターだ。ハヨンといえば弾けるような笑顔が大きな魅力だが、本作では今よりも少しあどけなさが残っているのが印象的である。ウォンジュンとの間に淡い恋心が芽生える高校時代のシーンも演じ、制服姿がまぶしい、まさに初恋のアイコンといった雰囲気を漂わせている。

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大学で1年ぶりにウォンジュンと再会するという設定だが、大学生のシーンではコンサバティブなファッションで清らかなイメージを発揮する。同じ世界に生き、同じ感性を持ち、お似合いのように見えるのに、なかなか近づけない恋に奥手な2人の関係にはもどかしさを覚える。恋愛のタイミングの大切さを感じさせるエピソードが実に切ない。
降り積もった感情が爆発するシーンや花火大会の日の告白シーンなど、熱演が光る見せ場もたっぷり用意されている。ハヨンにとって、それまでに出演した作品の中で最もセリフが多く、キャラクターが日常生活に影響を及ぼした初めての役だったという。スジとヤン・セジョンの好演、丁寧な演出と映像美も注目を集めた本作だが、ハヨンのその後のさらなる飛躍を予感させる貴重な作品でもある。
文/高山和佳




