人気急上昇中の若手俳優!キム・ジェウォンの魅力に迫る「ユミの細胞たち3」ほか必見ドラマ4選
韓国・アジアドラマ TV初
2026.09.02
長身と端正なルックスを持ち、「私たちのブルース」でチャ・スンウォンの青年時代を演じて鮮烈な印象を残したキム・ジェウォン。2026年には「ユミの細胞たち3」でヒロインの相手役を射止め、一躍トップクラスのライジングスターへと躍り出た。冷徹な御曹司から、謎めいたホスト、そして不愛想な年下男子まで、作品ごとに全く異なる顔を見せる彼の演技力は高く評価されている。今回は、そんな最旬の若手俳優キム・ジェウォンの底知れぬ魅力に迫る、必見の出演作を紹介したい。
■まなざしで圧倒!カリスマ高校生役を熱演した「ヒエラルキー」

Netflixシリーズ「ヒエラルキー」独占配信中
「ヒエラルキー」は、名門高校の階層社会を描き出す青春ドラマだ。キム・ジェウォンが演じるのは、生徒はもとより教師からも一目置かれる学園の王者キム・リアン。それまでも高校生役を何度か演じていたが、本作では眼差しだけで威圧するようなカリスマ高校生に扮した。

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スーパーカーでのカーレースが繰り広げられるなど、高校とは思えない学校生活が描かれていくが、何より目を引くのはセレブ高校生たちと奨学生たちの差別構造だろう。貧富の差が広がる現代社会の映し鏡のようにも見える。
その象徴的な存在ともいえるのが、キム・ジェウォン演じるクールな財閥御曹司リアンと、イ・チェミン演じる情熱的な奨学生ハだ。本作のあと、イ・チェミンも「暴君のシェフ」で次世代スターに浮上するが、この劇中でも2人の存在が光り輝いている。キム・ジェウォン188センチ、イ・チェミン190センチと、超長身で抜群のスタイルの2人が対峙するシーンは見応えたっぷりだ。

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リアンの恋人役の財閥令嬢チョン・ジェイを演じるのは、子役出身の実力派ノ・ジョンウィ。まるでアニメから飛び出たような美しさを放つが、やがてリアンとハはそんな彼女を挟んで恋のライバル関係にもなる。
普段は冷ややかな顔を見せるリアンが、ジェイと無邪気にじゃれ合うシーンや、彼女を想って涙を見せるシーンも大きな見どころだ。キム・ジェウォンの幅広い魅力を感じる一作といえるだろう。

左からキム・ジェウォン、ノ・ジョンウィ
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■儚くも美しい初恋の記憶を体現した「ウンジュンとサンヨン」
「ウンジュンとサンヨン」は、百想芸術大賞で脚本賞とドラマ作品賞の両賞を受賞した、2025年を代表する一作。憧れと嫉妬心に揺れる2人の女性の複雑な友情関係を、10代から40代にわたって描いていく。
物語は、2人が40代になり、死に至る病を患ったチョン・サンヨンが絶交中のリュ・ウンジュンを訪ねるところから展開される。ウンジュンを演じたキム・ゴウンとサンヨンを演じたパク・ジヒョンは、20代、30代、40代と移り変わる姿を見事に演じ、繊細な感情表現を披露。2人の真に迫った演技が、本作の最大の見どころだ。

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そんなドラマの重要なパーツとなるのが、キム・ジェウォン演じるチョン・サンハク。ウンジュンにとってサンハクはカメラの師匠で初恋の人、サンヨンにとってサンハクは自慢の兄だ。2人の人生に、彼の存在が大きな影響を与えていく。
キム・ジェウォンは、青春時代の憧れの人を体現するかのように、サンハクを儚げに美しく演じている。複雑な内面も丁寧に表現し、出番は少ないながらも深い印象を残した。
本作は、"人生の在り方"や"死との向き合い方"についても考えさせる一作。胸が張り裂けるような展開も待ち受けるが、最後の最後までしっかりと見届けたい。
■スマートな秘書からチャラ男ホストへの変貌!「サラ・キムという女」
高級ブランド街の下水溝で遺体となって発見された謎の女性サラ・キムの事件を追うサスペンススリラー「サラ・キムという女」は、日本でも大ヒットした一作だ。
主人公サラ・キムは、高級ブランドのアジア支店長として登場するが、その後、さまざまなペルソナを持つことがわかってくる。野心に満ちたサラ・キムを、人気と実力を兼ね備えたシン・ヘソンが演じ、真価を発揮している。
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キム・ジェウォンが演じるカン・ジファンは、そんなサラ・キムが目をつけた財界の絶対権力者の随行秘書だが、実はかつては既婚者専門のホストだったという男。
本作は、捜査劇の中で次第にサラ・キムの思わぬ過去が明らかになる展開が真骨頂だ。映画『羅生門』のように、何人かの人物が刑事にサラ・キムのことを証言していく形が取られるが、ジファンもその証言者の1人となる。
キム・ジェウォンは、随行秘書として画面に現れたときにはスマートな雰囲気だが、ホスト時代のシーンになるとチャラ男に変身。やがてサラ・キムという女性に取り込まれるようになるが、愛に溺れたり、追い詰められて恐怖に怯えたりと、さまざまに変容しながらドラマの大きな見せ場を作った。キム・ジェウォンの新たな魅力が披露された貴重な一作といえる。
■ギャップ萌え必至!省エネモードな年下彼氏を好演「ユミの細胞たち3」

「ユミの細胞たち3」(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
「ユミの細胞たち」シリーズは、実写と3Dアニメを融合させた斬新なラブコメディー。主人公たちの恋する感情が、擬人化された3Dアニメの脳内細胞たちで表されていく。シーズンごとに、ヒロインの相手が変わるのが特徴だが、シーズン3で最後の彼氏役に扮したのがキム・ジェウォンだ。
ヒロインのユミを務めるのは、前述した「ウンジュンとサンヨン」から縁のあった実力派女優のキム・ゴウン。実年齢で10歳差ということでも話題になった。

「ユミの細胞たち3」(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
キム・ジェウォンが演じるスンロクは、ウェブ小説作家となったユミの前に現れる新たな担当編集者で、不愛想で扱いにくい年下男子。実はこれまでにない省エネモード男子であり、クールに見えて内面は感性豊かというのがポイントだ。普段は生真面目風のメガネをかけているが、外すと爽やかなイケメン顔があらわになる。

「ユミの細胞たち3」(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
前2シリーズと同様、脳内細胞たちの3Dアニメシーンも挿入されるが、スンロクの脳内細胞の村がことのほか面白い。省エネモードなので理性細胞しか働いていないとか、下心細胞がバカでかいとか、ルールの塔があるとか、スンロクの心の内が絶妙に表現されているのだ。
もちろん実写のほうも見逃せない。キム・ゴウンと抜群の相性を見せ、なかでもたい焼きキスのシーンは名場面だろう。後半はユミへの想いを情熱的に爆発させ、"年下彼氏"ならではの魅力をさく裂させる。

「ユミの細胞たち3」(C) STUDIO DRAGON CORPORATION
本作で女性視聴者から大きな支持を獲得し、青龍シリーズアワードでは新人男優賞を受賞。俳優キム・ジェウォンのキャリアを語る上で欠かせない一作となった。
文/高山和佳



