Netflixでも話題のジャンリンホー(張凌赫)主演!記憶を失ってもまた恋に落ちる――ジンティエン(景甜)と運命の愛を紡ぐドラマ「四海重明」

Netflixでも話題のジャンリンホー(張凌赫)主演!記憶を失ってもまた恋に落ちる――ジンティエン(景甜)と運命の愛を紡ぐドラマ「四海重明」

今年3月に公開され、中国時代劇として初めてNetflixの全世界ランキング(非英語作品)でTOP10入りを果たした「逐玉:翡翠の君」。その快進撃を支えた要因の一つが、主要キャスト陣の圧倒的なビジュアルだ。中でも男性主人公を演じたジャン・リンホー(張凌赫)は、どこか憂いを帯びたまなざしで視聴者を惹きつけ、世界的な注目を集めた。

美しさは、端正なだけでは際立たない。内に影を秘めてこそ、その魅力はより深く輝くものだ。そんな"陰影ある美"を体現したのが、ジャン・リンホーが初めて魔族役に挑んだファンタジー時代劇「四海重明~恋が光となる、その時まで~」だ。国際派女優ジン・ティエン(景甜)との共演により、彼の新たな一面が鮮やかに引き出されている。

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ジャン・リンホーが見せた影のあるキャラクター

ジャン・リンホーは、GUCCIのブランドアンバサダーを務める端正なルックスと抜群のスタイルに加え、理系大学出身という知的なバックグラウンドでも知られる存在だ。2020年、主演デビュー作「探偵麗女~恋に落ちたシャーロック姫~」で頭角を現すと、「蒼蘭訣~エターナル・ラブ~」では仙女たちを魅了する戦神を好演し、一躍人気を確立。2023年には大ヒット作「寧安如夢」で、冷徹さと危うさを併せ持つ権臣を熱演。端正なルックスだけでなく、複雑な感情を繊細に表現する演技力も高く評価され、"時代劇美男"としての地位を不動のものとした。さらに現代劇「素敵な恋の咲かせかた」では、白衣が映える漢方医役で新境地を開き、表現の幅を広げている。

こうしたキャリアを踏まえれば、「逐玉:翡翠の君」での世界的なブレークも納得だろう。だが、「四海重明~恋が光となる、その時まで~」で彼が見せるのは、さらに一歩踏み込んだ姿だ。"魔道に堕ちた帝君"という影を宿した役どころが加わることで、その美しさはより深い奥行きをまとい、見る者に強い印象を残している。

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弟子を皆殺しにした罪を着せられ、追われる身となった嵇煬(けいよう/演:ジャン・リンホー)。逃亡の最中、彼は偶然、修行中の少女・南顔(なんがん/演:ジン・ティエン)の危機を救う。毒薬作りの名手でもある南顔は、嵇煬が自身の母と同じ病を患っていることに気づき、研究中の薬の実験台になってほしいと願い出る。奇妙な利害関係から始まった出会いは、やがて互いをかけがえのない存在へと変えていく。しかし、ある悲劇によって二人は引き裂かれてしまう。それから3年後。再会を果たした嵇煬は、すべての記憶を失っていた――。

無実の罪を背負い、追われ続ける嵇煬は、序盤からどこか影を帯びたたずまいを見せる。身を隠す緊張感と孤独がにじむ表情は、ミステリアスな魅力を一層際立たせるものだ。さらに、病の発作に顔をゆがめる瞬間には、痛みと儚(はかな)さが交錯し、思わず目を奪う色気が漂う。

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"戦うヒロイン"ジン・ティエンが命懸けで守る愛

過去を背負う嵇煬と対照的に、ヒロイン・南顔は無邪気さと勇敢さを併せ持つ、しなやかで芯の強い人物だ。彼女を演じるジン・ティエンは、『キングコング:髑髏島の巨神』(2017年)や『パシフィック・リム:アップライジング』(2018年)といったハリウッド大作への出演でも知られる国際派女優。身体能力の高さを生かし、シュー・カイと共演した「楽游原」などでも、"戦うヒロイン"像を鮮やかに体現してきた。

本作での南顔は、母の病を治すために薬の栽培と研究に打ち込む、聡明で心優しい女性。その一方で、倒れていた嵇煬を迷わず連れ帰り、薬の実験台にできると見るや逃げられないよう縄で縛り、出刃包丁を手に「あなたのためよ」とほほ笑む。そんな大胆さとしたたかさに加え、愛嬌(あいきょう)と危うさが同居するキャラクター造形が、物語に軽やかなスパイスを添えている。

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気の強い南顔がクールな嵇煬を振り回す前半は、息の合った掛け合いが光るコミカルなシーンの連続。テンポの良いやりとりが、二人の距離の近さを軽やかに描き出していく。しかし、その空気は一変する。嵇煬に追っ手が迫った場面で、南顔は「絶対に姿を現さないで」と彼を密林に隠し、自らは一人敵の前へ。魔術によって雷に打たれ、血を吐きながらも嵇煬を守り抜こうとする。その決死の覚悟は、彼女の無邪気さの裏にある揺るがない芯の強さを浮かび上がらせる。愛する人を守るために命を賭ける南顔というヒロインの真価が、鮮烈に刻まれる瞬間だ。

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記憶がなくても...ジャン・リンホーが表情で語る

過酷な運命に翻弄されながらも惹かれ合う嵇煬と南顔。だからこそ、互いを想う気持ちの強さが際立つ。そして、その想いが最も残酷なかたちで浮かび上がるのが、別れから3年後の再会だ。再び姿を現した嵇煬を一目見て、南顔は彼だと確信し、思わず涙をにじませる。だが当の嵇煬は、彼女との記憶をすべて失っていた。向けられるのは、かつての温もりを感じさせない冷ややかなまなざし。「面識が? 私との関係は?」と、感情を交えず淡々と問いかける。その一言で、すべてを悟る南顔。わずかな希望が音を立てて崩れ落ちていくような絶望が、彼女の表情に広がる。再会であるはずのその瞬間は、あまりにも切なく、胸を強く締めつける。

だが、二人が積み重ねた時間は、決して失われてはいなかった。嵇煬は"南顔"という名に無意識に反応し、遠くからその姿を目で追う。そして、「なぜこんなにも惹かれるのか」と、自らの胸に静かに問いかける。記憶を失ってもなお、同じ相手に再び心を寄せてしまう。ジャン・リンホーの繊細な表情が、その抗えない想いを雄弁に物語り、二人の純愛をより一層際立たせている。

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コミカルな掛け合いが光る序盤、南顔が命を懸けて嵇煬を守る中盤、そして運命の愛が浮かび上がる再会後――段階的に深まっていく二人の関係から目が離せないのが本作の最大の魅力だ。「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」や「恋心は玉の如き」などで知られるウン・ダーグァン監督がメガホンをとり、公開後はiQIYIで22日連続時代劇ランキング1位、さらにMango TVでも長期にわたり再生数トップを記録。最旬スター、ジャン・リンホーが体現する"運命の愛"に、きっと心を奪われるはずだ。

文/酒寄美智子

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