YouTube登録者数116万人超のイタリアンシェフ・ファビオにインタビュー!新番組「おとなの週末TV〜ファビオの極ウマ探求〜」
エンタメ インタビュー
2025.10.20
この秋「チャンネル銀河」では、「チャンネル銀河」×グルメ雑誌「おとなの週末」×YouTube「#ファビオ飯」による新感覚グルメ番組、「おとなの週末TV〜ファビオの極ウマ探求〜」の放送がスタート。
メインMCに、YouTube「ファビオ飯/イタリア料理人の世界」で116万人を超えるチャンネル登録者数(2025年10月現在)を持つ大人気イタリアンシェフのファビオを迎え、視聴者の"見たら食べたくなる"欲はもちろん、さらにその先にある"今すぐ作りたくなる"欲まで後押しする、新しいグルメ体験をお届けする。
今回は番組の見どころを紹介するとともに、同番組で店舗取材からオリジナルレシピの紹介まで担当するファビオに、番組への想いや収録時のエピソードを語ってもらった。
シェフ・ファビオの取材だから実現した、厨房目線の"解体新書"
番組前半では、グルメ雑誌「おとなの週末」編集部が厳選した名店をファビオが訪問。シェフならではの視点で、店舗ごとの"旨さ"をひも解いていく。各回の取材では、ファビオが小型カメラを手に厨房に潜入する場面も。通常の食レポとは一線を画す、プロ同士の会話から引き出される"極ウマ"の秘密も見どころだ。
家庭で作れる"イタリアン以外"のファビオ流オリジナルレシピが登場
番組後半は、ファビオによる調理コーナー。"イタリアン以外"のファビオ流オリジナルレシピが続々登場する。いずれも家庭で気軽に作れるレシピになっているのがポイント。出来上がった料理とお酒のマリアージュを楽しむコーナーもあり、見たらすぐ、トライしたくなりそうだ。
シェフ・ファビオってどんな人?
小学2年で料理を始め、週末の家族の食事を担ったのが料理人としての原点だというファビオ。16歳で訪れたイタリアの文化と料理に魅了され、20歳から6年間、イタリアを中心に大衆店から星付きのレストランまで渡り歩き修業を積んだ。
現在はYouTubeチャンネルを中心にしたメディア活動、商品開発やレシピ提供、料理本執筆で活躍中。家庭でも本格的な味わいの料理が楽しめるよう工夫したレシピ動画が、幅広い世代に支持されている。
また、2025年4月には日本橋三越本店で開催されたイタリア展に<ファビオ飯>として出店。連日、開店早々にイートインの整理券が配布終了となる大盛況。さらに同年8月末にマンダリン オリエンタル 東京「イタリアンダイニング ケシキ」で開催したフルビオシェフとのスペシャルコラボコースは、予約開始1分で3日間分の計250席が完売し、話題となった。
飽くなき探求心を持ち、一歩ずつ活躍の場を広げながら、常に「相手を想定した料理づくり」を軸に挑戦を続ける、いま注目の料理人だ。
番組のメインMC初挑戦となったファビオに、その想いや見どころを聞いた。
――番組出演が決まったときの気持ちを教えてください。
「純粋に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。YouTubeで続けてきた、食レポや現地レストランレビューなどの活動が評価されたのだと思います。これまでずっと続けてきて、良かったなと思っています」
――YouTubeでの配信とテレビ番組で、違いはありますか?
「YouTubeでは僕の専門である"イタリア"をテーマにレポートしてきましたが、番組では、和食や中華など異なるジャンルの店を取材できることが楽しくて、毎回刺激を受けています」
――名店訪問のコーナーでは、ファビオさんが手持ちカメラ「ファビオ's EYE」で撮影しながらインタビューする場面もありますね。
「はい。今回のロケでは、シェフにとって"聖域"である厨房の中まで、拝見することができました。職人技をたくさん見せてもらい、学ぶことができたのは、貴重な体験です」
一般的な食レポでは、厨房の中や調理過程の撮影は、店にとってはウェルカムではないという。ところが、"外側はマシュマロみたいに親しみやすく、その中身は武士のように礼儀正しく、相手へのリスペクトがある"ファビオが取材することで、プロ同士による密度の濃いインタビューが実現した。
――取材相手のシェフに、突っ込んだ質問もたくさんしていますね。
「厨房に入ると、この食材は何なのか、どうしてその方法で下ごしらえをしているのかなど、聞きたいことが湧き上がってきて、シェフへの質問が止まりませんでした(笑)日本にはさまざまな専門料理店があって、そこには職人気質なシェフがいらっしゃる。僕自身がプロのシェフだからこそ、ぱっと見て、その料理に込められたシェフの想いを理解することができるので、相手のシェフと気持ちの面でつながることができます。その結果、その店の料理の良さを引き出して、視聴者の皆さんにお伝えすることができるんじゃないかと思っています」
ある意味、その店の弟子になったような姿勢で、真摯に料理に向き合うファビオのレポートは、ぜひ番組で確認してほしい。
番組では、ファビオ流オリジナルレシピも紹介。どれもスーパーで手に入る材料を使ったレシピになっていて、番組を見終わったら、すぐに作りたくなる仕掛けになっている。
――オリジナルレシピは、どのように生まれるのですか?
「そうですね。レシピを作るときは、必ず"誰に向けてのレシピなのか"をまず考えます。今回のように家庭で作る料理の場合は、僕の母や妹を想定することが多いですね。そうして、一気に70%くらいの完成度のものを作り、そこから微調整して90%に。最後に周りからのフィードバックを受けて完成させます」
――料理における"ファビオ流"とは、どういったものでしょう?
「イタリアで学んだことが僕の基盤であり、僕の料理を支えてくれています。イタリアン以外の料理を作るときも、イタリアンの技法や、そこから発展させた僕ならではのアイデアを付け加えるようにしています。それは、僕なりのイタリア料理への恩返しでもあるんです」
ジャンルの壁を越えて展開される、個性あふれるファビオ流レシピにも注目だ。
――最後にJ:COM視聴者へのメッセージをお願いします。
「名店の味や魅力を、僕自身が一番楽しんで紹介している、新しい切り口の番組です。視聴者の皆さんにも、ぜひ楽しんでいただきたいです」
"見たら食べたくなる"を超えて、"見たら作りたくなる・誰かにふるまいたくなる"欲まで後押しするという、新感覚のグルメ番組。皆さんも、ぜひその目で確かめてみてください!
協力:ARTIFEX GALLERY