オク・テギョン、イ・ジュンギ降臨!「ヴィンチェンツォ」「悪の花」の舞台裏も明かされた人気ドラマを楽しみ尽くす特別イベント
2024.12.26
数多くの良質なドラマを世に送り出している韓国のスタジオ「Studio Dragon(スタジオドラゴン)の人気作をフィーチャーするイベント「K-ドラマフェス2024 with Studio Dragon」が、10月に千葉・幕張メッセ イベントホールで開催。パート1では「ヴィンチェンツォ」でチャン・ジュヌ役を演じたオク・テギョンが、パート2では「悪の花」でペク・ヒソン役を務めたイ・ジュンギが出演し、会場を熱気に包んだ。
(C)STUDIO DRAGON by CJ ENM. ALL RIGHTS RESERVED. (C)avex pictures Inc.
「ヴィンチェンツォ」は冷酷な弁護士が巨悪に立ち向かうサスペンスだ。オク・テギョンは"善と悪"の2つの顔を繊細に表現し、俳優としての振り幅を立証した。 「悪の花」は夫婦の愛を描くラブサスペンス。主演のイ・ジュンギは、一人二役のような複雑なキャラクターを巧みに演じきり「百想芸術大賞」で「最優秀演技賞」にノミネートもされた。
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そんな名作ドラマから人気俳優が来日した今回のイベントでは、オク・テギョンとイ・ジュンギがそれぞれのステージで名シーン総選挙や質問コーナーなどを通じてファンとの交流を楽しんだ。
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「ヴィンチェンツォ」ステージでは、グレーのスーツで決めたオク・テギョンが登場。名シーン総選挙のコーナーでは3位に選ばれた「(エピソード13より)大量の豚の血を浴び、ヴィンチェンツォを睨むシーン」について、「撮影用の血は砂糖が混ざっていて思ったより重たかったです。かなり激しく降り注ぐので体がよろけてしまいそうでしたが、一発でOKでした」と撮影の裏話を語った。
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ファンからの質問コーナーでは「ドラマで初めて悪役を演じてみた感想・次に挑戦したい悪役」を尋ねられ、「思ったより体力面でも精神面でもつらくなることもあり、役柄について考えるのが難しかったですね。次に悪役をやる時は詐欺師に挑戦したいです」と語ったオク・テギョン。「仕事を頑張るモチベーションは?」という質問には「2PMというアイドルとしてキャリアをスタートさせた時からずっと、ステージを見に来てくださったり応援してくださるファンの皆さんの存在が一番のモチベーションです」と答え、会場からは拍手が沸き起こった。
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「悪の花」ステージでは、ベージュのトップスを着たイ・ジュンギが登場し、ファンに向けて爽やかに挨拶。名シーン総選挙では1位に「(エピソード11より)橋の上で泣き崩れながらジウォンに訴えかける場面」が選ばれ、イ・ジュンギは「ヒョンスが感情をひとつひとつ感じていく様子を、僕がキャラクターに服を着せて表情を見せていくように作り上げていきました。僕にとって祝福のような作品でした」と作品への思いを明かした。 ファンからの質問コーナーでは「好きな言葉は何ですか?」という質問に、「日本語では『知らんけど』が好き!」とお茶目な回答が飛び出す場面も。「ヒソンとヒョンスの2役を演じ分けるにあたり、工夫したことは?」と尋ねられると、視聴者の方には僕が演技をしていると思われたくないんです。その人物の人生を生きていると見せる事を心がけ、皆さんに感動や驚き、謎などを感じていただけるよう日々積み重ねていました」と真摯に語った。
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さらにイ・ジュンギは、「悪の花」オリジナルサウンドトラックより「in my heart」、「麗〈レイ〉~花萌ゆる8人の皇子たち」オリジナルサウンドトラックより「君のために」の2曲を披露。ドラマを代表する名曲で会場を魅了した。 今回はそんな特別感満載のイベントのマチネ公演に、貴重な舞台裏映像も追加して放送。会場に足を運んだ人も、ぜひもう一度映像で楽しんでほしい。 文/元永真