SUPER JUNIORのリーダー・イトゥクが高知旅を振り返る「食事がおいしく、体重が2.5キロ増えました」

SUPER JUNIORのリーダー、イトゥクがひとりで日本各地を巡るKNTVオリジナル旅バラエティの新シリーズ「SUPER JUNIOR-イトゥクのひとり旅～高知編」放送に伴い、イトゥクが旅の思い出を語る公開収録を行った。J:magazine!では、この貴重な収録に潜入！当日の様子をレポートする。

高知ロケを終えた翌日に公開収録を行ったイトゥク
(C)Stream Media Corporation

「SUPER JUNIOR-イトゥクのひとり旅」は、2015年に開催されたイトゥクの日本初ソロファンクラブイベントから始まった企画だが、地元の人々と交流する彼のコミュニケーション能力の高さが「おもしろい！」と評価され、翌年に番組に。さらにはシリーズ化もされ、初回の大阪＆京都から、沖縄、鹿児島、長崎、栃木への旅を経て、新シリーズ「高知編」が2024年12月よりKNTVで放送される。この公開収録はなんと、高知ロケを終えた翌日に行われた。

舞台袖からひょっこり顔を出して会場を覗き込むお茶目な様子を見せてからステージに登場したイトゥクは、「こんにちは、イトゥクです！　今日は皆さんと一緒に、ひとり旅のエピソードをお話ししていきたいと思います」といつものように丁寧にお辞儀をして挨拶すると、「平日なのに、皆さん、有休を使って来たんですか？」「高知に行ったことがある人は？」と会場のファンとの会話を楽しみながら、旅だけでなく公開収録の進行もひとりで務めた。

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2泊3日の高知旅を「癒しになった」と振り返ったイトゥクは、ステージに用意された大きなスクリーンに映し出された旅の写真を見ながら、訪れた場所でのさまざまな思い出を語った。

ひろめ市場や木曜市、そしてカフェや屋台では、地元グルメを堪能。高知名物「鰹のわら焼き」にも挑戦したそうだが、「放送人の礼儀として、出されたものは全部食べる」というイトゥクは、この旅でさまざまな食に出会い「2.5キロ太りました」という。

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大自然の中では、SUPやジップラインなどのアクティビティを体験。景勝地・桂浜では「写真をたくさん撮りました。どこを撮ってもアートになる」とご満悦。伝統芸能「よさこい踊り」体験の成果を鳴子を手に実演して見せてくれたり、「旅の途中でみつけたピアノで練習生時代に作った曲を弾いた」というエピソードを話すと、その曲をアカペラで歌ってくれるというラッキーな場面もあった。

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「イトゥクのひとり旅」最大の見どころは、なんといっても現地で出会った人々とイトゥクの交流だ。「小学生のころは、野球選手になるのが夢だった」というイトゥクは今回、プロ野球独立リーグ「高知ファイティングドッグス」を訪れ選手とキャッチボールを楽しんだ。また、毎回「E.L.F(SUPER JUNIORファンの総称)です」という人と遭遇し、「(イトゥクではなくメンバーの)ドンヘさんのファンです」と言われて撃沈するのが恒例となっているが、今回の旅でもたくさんのファンと出会い「妻がE.L.Fです」という男性とは、結婚について語り合ったそう。日本語での会話は翻訳アプリ頼りだが、彼の笑顔は言語を超える。最終日に行った屋台ではスーパースターの来店を歓迎されて気分がよくなり、普段お酒を飲まないイトゥクが居合わせたお客さんの誕生日を祝ってビールを4～5杯飲んだというエピソードには、会場に集まったファンも驚いていた。

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視聴者へのお土産もたくさん購入。収録会場では、イトゥクが選んだ桂浜公園公式キャラクター「桂浜デニーロ」グッズを抽選でプレゼントしたが、「デニーロ」という名をいたく気に入ったイトゥクは、何かにつけて「デニーロ」を会話に登場させて、笑いを集めた。番組「イトゥクのひとり旅」内では、視聴者プレゼントのために高知の特産品、宝石珊瑚で世界でひとつの手作りブレスレットを制作。「けっこう高かった」という裏話も飛び出した。

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公開収録の最後には、「気になったことがあれば、お答えしますよ！」と台本にはない質問コーナーが急遽設けられ、イトゥクのことを知りつくしたE.L.Fのユーモアあふれる質問にイトゥクも会場も大盛り上がり。しゃべり出したら止まらないイトゥクらしく、収録予定時間を大幅にオーバーしてしまった。そしてイトゥクは「放送で高知の旅を楽しく見てください。皆さんの愛がこの番組を続けさせてくれます。来年はSUPER JUNIORの20周年。さまざまなことを準備して会いに来ます」と言って会場を沸かせると、「ここでちょっとネタバレすると......、SUPER JUNIOR-L.S.S.が何かやりそうです！」と言って大きな拍手を集めた。

日本ではドームクラスの会場でライブを行うSUPER JUNIORだけに、わずか300人ほどを前にした公開収録は激レアなイベントに。終始会場のファンと会話しながらトークを進めるイトゥクの人柄とE.L.Fとの絆が感じられる温かな収録となった。

取材・文／坂本ゆかり