パフォーマンスはもちろんトークや素の姿も!ATEEZの魅力を120%楽しめる「ATEEZ 2024 FANMEETING IN JAPAN」【古家正亨連載】
エンタメ 日本初連載コラム
2024.11.01
古家正亨 (ラジオDJ/イベントMC)
ラジオDJ、イベントMC。 K-POPなどの「韓流」カルチャーを20年以上にわたり日本に紹介してきた古家正亨が、毎月オススメの韓流コンテンツを紹介。
古家正亨 (ラジオDJ/イベントMC)
ラジオDJ、イベントMC。 K-POPなどの「韓流」カルチャーを20年以上にわたり日本に紹介してきた古家正亨が、毎月オススメの韓流コンテンツを紹介。
ATEEZ(エイティーズ)は、2023年12月にリリースされた2ndアルバム『THE WORLD EP.FIN : WILL』が初動売上170万枚を突破し、アメリカ「Billboard 200」でグループ初となる1位を獲得。今年4月にはアメリカ最大級の音楽フェス「Coachella 2024」に、K-POPボーイズグループ史上初の出演を果たし、8月には「SUMMER SONIC 2024」に初出演するなど、グローバルな人気を誇るATEEZ。HONGJOONG、SEONGHWA、YUNHO、YEOSANG、SAN、MINGI、WOOYOUNG、JONGHOという8人のメンバーで構成されるボーイズグループです。
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
2018年のデビュー以降、かなりの頻度でお仕事をご一緒させてもらったので、彼らの成長を見届けてきた一人として、この世界での活躍ぶりには、ただただ嬉しい気持ちでいっぱいです。
HONGJOONG
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
すでにワールドツアーの一環での日本公演やリリースイベントなどを実施して、日本でもファンとのコミュニケーションを育んできた彼らですが、意外にも、デビュー以降、一度も日本でファンミーティングを開催したことがなかったんですね。
SEONGHWA
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
ところで、K-POPファン、韓流ファンであれば当たり前のように知られている、この「ファンミーティング」ですが、今では、日本の芸能界でも当たり前のように使われる言葉になりましたよね。もともとは韓国で「ファンの集い」のことを総称してファンミーティングと呼んでいたものが、2003年の韓流ブーム以降、日本でも徐々に浸透していき、ライブやコンサートではなく、ゲームやトークを中心としたファンとの交流の場・イベントをファンミーティング(以後ファンミ)と呼ぶようになったんです。つまり、言葉としてはもともと日本にあったものではなく、韓国から広がっていったものなんですね。
YUNHO
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
そんな彼らにとって日本初のファンミとなる「ATEEZ 2024 FANMEETING <ATINY'S VOYAGE : FROM A TO Z> IN JAPAN」の模様が、11月10日(日)にWOWOWライブで放送されることになりました。8月22日に東京ガーデンシアターで行われたイベントに、僕はMCとして参加させていただきました。
YEOSANG
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
ファンミは、毎回大きな1つのテーマが設けられ、行われることが多いのですが、今回ATEEZのファンミは「ティニー大学」がメインテーマになっています。ティニーとは、彼らのファンダム名「ATINY(エイティニー)」を文字ったもので、メンバーがそんなティニー大学の新入生に扮し、僕は教授として彼らをリードしていくという設定です。
SAN
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
どんな内容だったかというと......「ATINY'S PLAYLIST」というコーナーでは、ルーレットでランダムに映し出される人気K-POPのダンスチャレンジに挑戦。「大学祭」コーナーでは、驚きの(!?)特別ゲストが登場し、華麗なステージを見せてくれます。「対抗戦」コーナーでは、メンバーが2つのチームに分かれ、部活動のアイスホッケー(!?)にチャレンジ。ステージを大きく活用して遊ぶメンバーたちの姿に、会場は一気にヒートアップ。
MINGI
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
さまざまなゲームを通じて、メンバーたちの素が垣間見られるおいしい時間になっています。そして、勝利チームに贈られる豪華(!?)プレゼントに、負けたチームが動揺を隠せないその姿は要チェックです。もちろん、ファンミならではのファンからのQ&Aコーナーも。新事実が明らかになるかも!? あとは、長い付き合いである、MCの僕とATEEZとのケミ(ケミストリー=化学反応)にもご注目ください。
WOOYOUNG
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
そして今回のファンミでは、ライブパートも盛りだくさん。最近、ファンミだけでなく、ファンコンサート(以後ファンコン)と呼ばれる形態のイベントも増えています。これはファンミの要素が入ったコンサートであくまでコンサートであるのに対し、ファンミはトークやゲームといったイベントがメイン。ですが......ATEEZのファンミは、ファンコン並みにライブパートが多く、その分、満足度の高いイベントになっていると思います。
JONGHO
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
デビューしてから今に至る過程を映像と共にその歴史を振り返ったり、メンバーそれぞれのパーソナルな魅力を知ることができる今回のファンミ。これぞまさにファンミーティングの醍醐味といえる、そんなイベントの感動を画面を通じても味わえるんですから、嬉しいですよね。
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
とはいっても、ATEEZのファンだけが楽しめるというわけではなく、定評のあるパフォーマンス力やトーク力など、ATEEZの持っている魅力が120%味わえるので、ATEEZ初心者には沼落ちのきっかけになること間違いありません。
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin
グローバルスターになってもなお、メンバーたちの"人"としての魅力は、さらに磨きがかかったといっていいでしょう。今回のイベントは台風の影響で大阪公演が中止になってしまったこともあり、参加したくても出来なかった人も多かったかと思います。今回の映像は、ファンにとって大きな宝物になるに違いありません。
(C)KQ Entertainment / 撮影:Yusuke hayashi_Rin