パク・ソジュン、7年ぶりの来日ファンミ開催「皆さんへの思いを込めて、公演タイトルをつけました」
エンタメ 日本初
2024.10.05
ドラマ「梨泰院クラス」や「キム秘書はいったい、なぜ?」などで主演を務め日本でも高い人気を誇る俳優のパク・ソジュンが、7年ぶりとなる来日ファンミーティングを開催。8月23日(金)に東京・有明アリーナで行われた公演の模様をレポートする。
7年ぶりに日本でファンミーティングを開催したパク・ソジュン
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■思いを込めて考えた公演タイトル
会場をいっぱいに埋めたファンが「ソジュンシー!」と叫ぶと、パク・ソジュンが満面の笑みで手を振りながら登場。「皆さん、お元気ですか。こんばんは、パク・ソジュンです」と日本語でにこやかに挨拶する。
今回の公演タイトル「ソジュンシ(時)」は彼自身が考えたもの。「ファンの皆さんが僕の生まれた日を時間にかけて表現していると知っていたので、今回は時間にこだわってタイトルをつけました。これまでを振り返り、この先もご一緒するという意味を込めています」と、タイトルに込めた思いを語った。
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■思い出の場所を巡る貴重な映像を公開
最初のコーナー「ソジュンの思い出」では、パク・ソジュンが思い出の場所に実際に出かけたVTRを放映。映像で彼は「わ~、昔ここに住んでたんだよ」と無邪気な笑顔を浮かべながら、母校のグラウンドや近所の焼肉屋、いつも行っていたネットカフェなどを巡って昔話に花を咲かせる。
映像の最後で彼は「ファンの方に『僕はこういう場所で育ちました』とお見せできたらおもしろいと思って。いつかやってみたいと思っていたけど、こうして実現できて嬉しい」と語った。
さらに「僕は決して歌がうまくはないので練習をたくさんしてきました」と前置いた彼は、以前YouTubeの番組で披露し話題となったIUの楽曲「Love poem」を深く響く美声でしっとりと歌い上げた。
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■「キム秘書」の名セリフを生披露
出演作を振り返るコーナーでは、超ナルシストな男性を演じたドラマ「キム秘書はいったい、なぜ?」での名セリフをその場で披露することに。
ソファから立ち上がり、「本当に久しぶりなので......」と困ったような笑いを浮かべるパク・ソジュン。それでも瞬時に役に入り込み「まぶしくないか? 俺から出てくる......このオーラ」と言いきって劇中と同じ光を放つようなポーズを取ると、会場は拍手喝采に包まれた。
■自ら客席へ! ファンと触れ合った大切な時間
後半もパク・ソジュンが自らアイディアを出したコーナーが続く。中盤ではトロッコに乗って登場し、ゆっくりと会場を周る場面が。後方や上の階にもめいっぱいに手を振った彼は「大きい会場なので前の方にだけいると寂しい気持ちになるのではと思って意見を出しました」と話し、ファンへの優しさをにじませた。さらに公演ラストのフォトタイムでは彼がステージを降りて客席に向かい、歩いて会場を一周するというサプライズも。
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最後に今後の作品について聞かれたパク・ソジュンは、「今の僕に必要なものは何か、僕にできることは何なのかを考えながら作品選びをしています。9月公開の『京城クリーチャー2』も多くの方に見ていただきたいですね。今日お会いできて本当に嬉しかったですし、どうかお元気で、またお会いできたら嬉しいです」と語り、7年ぶりに再会した日本のファンとの大切な時間を締めくくった。
文/元永真