ムン・サンミンがドラマ「シュルプ」から「深夜2時のシンデレラ」で更新した新境地
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2026.05.08
韓国の若手俳優のなかで、ライジングスターとしてここ数年、注目を浴び続けてきたムン・サンミン。2018年のモデルデビューを経て2019年に俳優デビューし、2022年に出演した宮廷時代劇ドラマ「シュルプ」で、翌年に百想芸術大賞のテレビ部門最優秀新人俳優賞を獲得した。日本でも次世代エースとして知られるようになった彼が、2024年にシン・ヒョンビンと共演した「深夜2時のシンデレラ」で見せた"財閥の年下男子"役は、多くの女性の心を魅了した。同作と彼が持つ吸引力の秘密はいったいどこにあるのだろうか。

(C)Coupang Corp.
■「深夜2時のシンデレラ」で開花した、財閥3世の年下部下という新境地
2019年にウェブドラマ「クリスマスが嫌いな4つの理由」で主演デビューし、俳優として着実にステップアップし続けているムン・サンミン。パク・ソジュンやキム・ユジョンらと同じ事務所に所属し、身長190センチと長身ながら童顔で見せる笑顔で、その魅力をいかんなく発揮している。
彼はオフィスラブコメディ「深夜2時のシンデレラ」で、同じチームで働くキャリアウーマンの上司ハ・ユンソ(シン・ヒョンビン)と密かに社内恋愛をする年下の部下、ソ・ジュウォン役を演じている。ドラマの冒頭では、不穏な食事会の様子が描かれる。高級飲食店でジュウォンの母を前に「ジュウォンさんと別れます」と宣言し、手切れ金を振り込んでもらう口座を渡すユンソ。1年半もの間、彼が財閥3世だと知らずに付き合ってきた彼女は、事実を知り愕然(がくぜん)とする。苦労して育ってきた自身との家柄の差から現実的な答えを出し、2カ月以内に別れる努力を重ねていく。
しかし、ジュウォンは納得できない。彼女からあえて冷たく当たられてもめげないどころか、むしろ愛の炎は燃えるばかりだ。愛くるしい大型犬のようにユンソに寄り添い、一途に愛を貫こうとするジュウォンの姿は、多くの視聴者の心を動かした。

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■「すがるのも俺の自由だ」。一途な愛を貫くロマンチックなまなざしの吸引力
ジュウォンは「別れたいのは君の自由だ。でも、すがるのも俺の自由だ」と自分の気持ちを譲らない。そもそも「自分で人生を切り開く君を尊敬していた」と、働く女性にとっては最善の理解者ともいえる言葉をかけ、ある出来事でつらい思いを抱えるユンソに「結婚しよう」とプロポーズする。別れるどころか、愛が深まる2人は果たして母親の許しを得ることができるのか。
また、ジュウォンの良き兄シウォン(ユン・バク)の夫婦関係など、見どころが点在している。年上彼女に尽くす年下彼氏役がハマるムン・サンミンの、ロマンチックなセリフとまなざしにとろけてしまうに違いない。

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■出世作「シュルプ」から最新作「愛する盗賊様よ」へ。2026年も続く快進撃
朝鮮王朝を舞台にした出世作「シュルプ」では、熾烈(しれつ)な王位継承争いに向き合う王妃イム・ファリョン(キム・ヘス)の息子、ソンナム大君役を務めた。陰謀が渦巻く宮廷でたくましく成長していく姿は、彼にとって初めての時代劇出演とは思えないほどの存在感であった。颯爽(さっそう)と馬にまたがり駆けるシーンは鮮烈な印象を残し、百想芸術大賞などの賞レースで新人賞を総なめにしたのも納得だ。
シリアスなストーリーではキリッとりりしく、ラブストーリーではとびきりスウィートに。そのギャップが観る者をとらえて離さない。そんな彼の2026年の最新作は、ロマンス時代劇「愛する盗賊様よ」だ。女盗賊(ナム・ジヒョン)と魂が入れ替わり、民を救うために奔走する若き君主イ・ヨル役として麗しい姿を披露している。

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また最近では、ラッパーのイ・ヨンジの新曲「Robot」のミュージックビデオに出演。アイスホッケー選手に扮(ふん)し、ロボットダンスを披露する姿は非常に新鮮だ。IVEのアン・ユジンがカメオ出演している点も見逃せない。ミュージックビデオでもチャーミングな姿を見せている彼だが、その甘いロマンスをたっぷりと味わいたいならば、「深夜2時のシンデレラ」でじっくりときめきをチャージすることをオススメしたい。
文/かわむらあみり




