実写版『ムーラン』で世界を魅了!リウ・イーフェイが恋も仕事も全力女子に「彼女は薔薇」
韓国・アジアドラマ TV初
2026.04.26
中国を代表するトップスター、リウ・イーフェイ(劉亦菲)。2006年には日本で歌手デビューを果たし、さらにハリウッド映画でも存在感を示すなど、国境を越えて活躍してきた国際派女優だ。そんな彼女が主演を務めるドラマ「彼女は薔薇」が日本初放送される。
中国映画界の女神、リウ・イーフェイ主演の話題作
2003年のテレビドラマで俳優デビューを果たしたリウ・イーフェイ。その透明感あふれる美貌と確かな演技力で瞬く間に注目を集め、活動の軸を映画へと移して"中国映画界の女神"と称される存在へと成長した。2008年には、ジャッキー・チェンとジェット・リーが共演した米中合作映画『ドラゴン・キングダム』に出演し、国際的な評価を獲得。さらに2020年には、ディズニーの実写版『ムーラン』で主演に抜てきされ、世界的スターとしての地位を確立した。

(C) 2024 NEW CLASSICS TELEVISION
その後、約16年ぶりにドラマへ復帰したロマンス時代劇「夢華録(むかろく)」は、2022年を代表する大ヒット作に。数々のドラマアワードを席巻し、映画で培った実力と人気がドラマ界でも揺るぎないものであることを証明した。そして今回の「彼女は薔薇」は、人気作家・亦舒(イー・シュー)が1981年に発表した同名小説を原作とする話題作。かつてはマギー・チャン主演で映画化もされた名作だが、本作では物語の舞台を2001年以降へと再構築し、現代的な感性でアップデートされている。中国では2024年に大手配信サービス「Tencent(テンセント)」で配信されると、大きな反響を巻き起こした。

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圧倒的な美貌と"自分らしさ"を貫くヒロインの魅力
その熱狂の中心にいたのが、リウ・イーフェイが演じるヒロイン・黄亦玫(ホアン・イーメイ)だ。温かい家庭に育ち、優しい両親と兄に囲まれて成長した彼女は、同性さえも思わず見とれてしまうほどの美貌の持ち主。まさにタイトルが象徴するような"薔薇"のごとき圧倒的な存在感を放つ。さらに聡明で才能にも恵まれ、自然と人を惹きつけてやまない魅力を備えているが、彼女が何より大切にしているのは"自分らしく生きること"。物語は、そんな黄亦玫の20代から40代にわたる人生の軌跡を丁寧に描く。
登場した瞬間、スクリーンやテレビ画面がぱっと華やぐオーラをまとったリウ・イーフェイは、黄亦玫というキャラクターにこれ以上ないほどフィットしている。第1話の冒頭では、彼女の魅力に心を奪われた兄の友人が、結婚を目前に控えながらも破談を選び、黄亦玫に想いを告白。贈り物まで手渡すという衝撃的な展開が描かれる。だが当の本人にとっては、そうした出来事すら日常の一部にすぎない。美術史を専攻する大学生という若さ故の無垢(むく)さもありながら、何より自分の心に正直に生きているからこその自然体が印象的だ。一方で、破談となった女性にさりげなく寄り添う優しさも併せ持っている。

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恋も仕事も全力!20代から40代までのリアルな軌跡
家族に内緒で、美術展の企画運営を手がけるシアン・アート社の採用試験に挑む黄亦玫。面接ではその際立つ美しさがまず目を引くが、最終的な決め手となったのは、やはり彼女の聡明(そうめい)さだ。空気を読む力や察する力に優れ、気配りも行き届き、なおかつ行動力も抜群。見事な仕事ぶりを発揮し、入社直後には女性社長の野心をいち早く見抜くと、独断でパーティーに潜入。有名なアートコレクターとの接点を生み出すことに成功する。決して自らの美しさだけに頼ることなく、軽やかに、生き生きと仕事に向き合う一方で、恋も自然に動き出していく。こうして、黄亦玫の社会人としての人生が華やかに幕を開ける。

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しかし、その歩みは決して順風満帆ではない。多くの人がそうであるように、悩み、苦しみ、もがく瞬間が訪れる。恋と仕事に情熱を注ぎながら成長していく20代、妻・母という新たな役割を担う30代、そして年齢にとらわれず挑戦を続ける40代――。ライフステージが変わってもなお、"自分らしく生きる"ことを貫こうとする黄亦玫の姿は、驚くほどリアルだ。波乱に満ちた人生のようでいて、その一つひとつの選択や葛藤は、現代を生きる多くの女性の共感を呼ぶものばかり。そうした物語の説得力を支えているのが、リウ・イーフェイの繊細かつ情感豊かな演技であり、キャラクターにさらなる奥行きを与えている。
「人生は選択の連続」という言葉を体現するように、黄亦玫の歩みには数々の出会いと別れが待ち受ける。その一つひとつの選択に、ドキドキしたり、思わず笑みがこぼれたり、深くうなずいたり、ときに胸を締めつけられたり――感情が揺さぶられる展開の連続が、視聴者を物語の奥へとぐいぐい引き込んでいく。

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物語を彩る女性たちと、Y2Kファッションにも注目!
さらに物語を彩るのが、個性豊かな登場人物たちだ。黄亦玫の兄をはじめ、彼女に惹かれていく男性たち、職場で出会う先輩など、それぞれが確かな存在感を放ち、物語に厚みを与えている。とりわけ印象的なのは、冒頭で婚約者を奪われる形となった女性や、心に傷を抱える会社の先輩、強い信念で仕事に向き合う女性社長、そして兄が出会う女性など、多様な背景を持つ女性たちのサイドストーリーだ。それぞれの人生が丁寧に描かれ、複層的に絡み合っていくことで、物語はより深みを増していく。

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そして視覚的な楽しさという点で見逃せないのが、黄亦玫のファッションだ。リウ・イーフェイは、身長170cmの抜群のスタイルで、アートを学ぶ黄亦玫らしい洗練された装いを軽やかに着こなす。物語は、北京オリンピック開催が決定した2001年からスタート。「中国Y2Kファッション(※Y2K=2000年代)」と呼ばれる、どこかレトロでありながら新鮮さも感じさせるスタイルが次々と登場し、序盤の5話だけでも30着以上のコーディネートが披露される。おへそがのぞくショート丈トップスにハイウエストのボトムス、鮮やかな黄色のロングスカートにハイヒールなど、今見ても思わず取り入れたくなる魅力にあふれている。リウ・イーフェイが息を吹き込んだのは、自分らしく懸命に生きる一人の女性の人生。その軌跡を見届けた後、きっと深い余韻が心に残るはずだ。
文/神野栄子




