チ・チャンウクが恋する不器用な検事に!「あやしいパートナー」で見せた胸キュン演技

チ・チャンウクが恋する不器用な検事に!「あやしいパートナー」で見せた胸キュン演技

韓国の人気俳優、チ・チャンウク。最新出演映画『リボルバー』の日本公開が2月28日に控えている。本作は昨年末に、韓国映画製作家協会賞で助演賞をもたらした話題のノワール映画だ。チ・チャンウクは、ヒロインを裏切る香水をつけた"狂犬"アンディーを演じているが、"ヤバい"チ・チャンウクに期待が高まる。

チ・チャンウクはミュージカルを出発点に2007年から演技の仕事を始め、2010年に瞬間最高視聴率51.4%を記録した主演ドラマ「笑ってトンヘ」で注目された。以降、アクションドラマ「ヒーラー~最高の恋人~」、スパイドラマ「THE K2〜キミだけを守りたい〜」、ラブコメディー「サムダルリへようこそ」など、主演俳優としてロマンスからアクション、ノワールまで、幅広い演技でファンを魅了している。日本でも人気が高く、昨年末には東京ガーデンシアターでクリスマスファンミーティングを行った。その場で、4月に大阪と東京でのアリーナツアー「2025 Ji Chang Wook Japan Tour」の開催を発表するなど、歌手としても大活躍している。

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(C)SBS

チ・チャンウク主演の待ちに待ったラブコメ作品!

チ・チャンウクの日本での人気に火を点けたのは、本格的なアクションを披露した「ヒーラー~最高の恋人~」、そして今回紹介する「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」だろう。特に本作はファンが待ちに待ったラブコメ作品ということもあり、チ・チャンウクのかわいらしい胸キュンシーンに沼落ちした方も多いはず。

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チ・チャンウクが演じるのは、敏腕検事のノ・ジウク。通勤電車でウン・ボンヒ(ナム・ジヒョン)に痴漢と間違われたのを皮切りに、彼女の修羅場に偶然居合わせるなど、ことあるごとにボンヒに遭遇。"悪縁"ともいえるボンヒが、今度は司法修習生としてジウクの職場に現れたかと思ったら、元カレ殺人事件の容疑をかけられてしまう。悪縁を断ち切りたいのに、なぜか彼女を放っておけずに助けてしまうジウク。ボンヒは、ピンチを救ってくれるジウクを運命の人だと信じて、恋心を抱くように。ボンヒの無実を証明するため協力していく中で、二人は過去の傷を癒やし合いながら惹かれ合っていく――。ラブコメではあるが、ロマンスとサスペンスが交錯する、2種類のドキドキが味わえる作品だ。

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恋する不器用な男を演じるチ・チャンウクは最強!

就職先を必死に探し、無理をするボンヒに「俺に就職しろ!」と思わず言ってしまったり、元カノを前に堂々と彼女宣言をしたり、強気な一面を見せるかと思えば、ボンヒの前だけでは無防備な寝顔を見せたり。また、仕事場では完璧主義の仕事人間なのに、家ではボンヒに甘える姿を見せるなど、ストレートな愛情表現からツンデレな行動まで、心をつかむ胸キュンシーンが盛りだくさん。

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彼の演技の特徴は、キャラクターの感情を繊細かつリアルに表現する力だが、本作では、恋愛に不器用な男を演じる中で、シリアスとコミカルのバランスを絶妙に取り、視聴者を魅了。クールでシリアスな検事としての顔から、ロマンチックで不器用な一面まで、ノ・ジウクの魅力がぎゅっと詰まっている。

近作ではドラマも映画もアクション作品が続いているが、昨年11月に行われたドラマ「江南Bサイド」の合同インタビュー会では、「アクションよりラブコメのほうが好き。ラブコメをやりたい」という発言もあったように、近いうちに、また彼のラブコメ作品が見られるかもしれない。その前に、チ・チャンウクのラブコメの原点ともいえる「あやしいパートナー ~Destiny Lovers~」を見返してみてほしい。

文/坂本ゆかり