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「スター・トレック:スターフリート・アカデミー」シーズン1の見どころがよく分かる!人物相関図付き

「スター・トレック:スターフリート・アカデミー」シーズン1の見どころがよく分かる!人物相関図付き

宇宙艦隊アカデミーの生徒たちの青春を描く、人気シリーズ最新作!

60年以上の歴史を誇る「スター・トレック」シリーズで初めて、宇宙艦隊アカデミーを本格的な舞台に、未来へ踏み出す若者たちの夢と希望、そして成長の物語が紡がれる。

見どころ

遠い未来を舞台にしながら、登場人物たちの感情に深く寄り添える!

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120年以上ぶりに地球のアメリカ・サンフランシスコに再建された、宇宙艦隊士官の育成機関スターフリート・アカデミー。銀河の平和と発展に貢献する上級士官を目指し、さまざまな背景を持つ若者たちが集い、友情と成長の日々を重ねていく――「スター・トレック:スターフリート・アカデミー」は、1966年に産声を上げた「宇宙大作戦/スター・トレック」から60周年を迎えるアニバーサリーイヤーに配信スタートとなったシリーズ最新作だ。「スター・トレック:ディスカバリー」シーズン3以降の舞台となった32世紀を背景に、前途有望な若者たちの友情と成長、そして彼らを導く大人たちとの絆を描き出す。

物語は、主人公カレブ・ミアが幼い頃、母と生き別れになる衝撃的な場面から始まる。子どもを養うため、宇宙海賊と共に艦隊の船を襲った罪で収容所送りとなる母。その母とカレブを引き離す決断を下したのが、宇宙艦隊のナーラ・アーケ大佐だった。物語のもう一人の中心人物である彼女とカレブの運命的な出会いは、やがて15年後に再建される宇宙艦隊アカデミーへとつながり、若者たちの未来を大きく動かしていく。

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本作最大の見どころは、宇宙艦隊アカデミーでの日常を真正面から描いた、シリーズ史上初の物語である点だ。これまでの「スター・トレック」シリーズでは、アカデミーを卒業した上級士官たちが物語の中心であり、士官候補生時代や、その子ども世代が通うアカデミーのエピソードは断片的に語られるにとどまってきた。しかし本作では、未熟な士官候補生たちにフォーカス。訓練を通じて育まれる友情や衝突、挫折、そして恋──未来を担う若者たちの等身大の感情を軸に、みずみずしい青春ストーリーがつづられる。

32世紀という遠い未来を舞台にしながらも、彼らが直面する悩みや葛藤は、驚くほど現代的だ。夢を追いかける中で生まれるかけがえのない絆の物語は、「スター・トレック」シリーズに初めて触れる若い世代の視聴者にも、強い共感を呼び起こすだろう。さらに、シリーズファンにはたまらない、おなじみのキャラクターの登場も大きな魅力の一つだ。本作では、『スター・トレック:ヴォイジャー』のレギュラーメンバーだったホログラム生命体のドクターが、アカデミーの教官として活躍。さらに「スター・トレック:ディスカバリー」からは、クールなエンジニアのジェット・リノが教官としてカレブたちを導くほか、チャールズ・ヴァンス宇宙艦隊本部司令官も登場し、惑星連邦の未来のために奔走する姿が描かれていく。

フレッシュなキャストをアカデミー賞女優やおなじみの名優が支える!

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USSアテナの艦長であり、宇宙艦隊アカデミーの学長ナーラ・アーケを演じるのは、1993年の映画『ピアノ・レッスン』で米アカデミー賞主演女優賞に輝いた名優ホリー・ハンター。大佐時代に幼いカレブと出会いながらも、目を離した隙に逃げられてしまい、その後15年にわたって行方を追い続ける。そんな深い愛情と後悔を抱えた女性を、繊細かつ包容力のある演技で表現している。400年以上生きる長命種ランタナイト人の血を引くナーラは、裸足で過ごすことを好み、ブリッジの艦長席であぐらをかくなど、型破りな上級士官。その自由奔放さを、肩の力を抜いた自然体の演技で体現するハンターの存在感は圧倒的だ。さらに、因縁の宇宙海賊ヌース・ブラッカを演じるポール・ジアマッティとの演技合戦も見どころだ。

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幼い頃にナーラの元から脱走し、宇宙艦隊によって引き裂かれた母を探し続ける主人公カレブ・ミアを演じるのは、新鋭サンドロ・ロスタ。艦隊の目をかいくぐり、15年間を孤独に生き抜いてきた青年のたくましさ、一匹狼的な雰囲気、そして内に秘めた知性や優しさを、ナチュラルな演技で表現している。特に第2話、ベータゼッド大統領の娘タリマ・サダルとの口論で見せる、心を閉ざす一瞬の表情は必見だ。

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カレブがアカデミーで最初に出会う仲間、ジェイデン・クラッグ役には、ドラマ「ワン・オブ・アス:誰かが嘘をついている」で注目を集めたカリム・ダイアン。血気盛んな戦闘種族クリンゴン人でありながら、物静かで平和主義者というギャップのあるキャラクターを、魅力的な低音ボイスと澄んだ瞳で好演している。

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圧力差7000ポンド、気温マイナス271度にも耐えられる種族キオニアン人初の士官候補生ダレム・レイミを演じるのは、イギリスのドラマ「Tell Me Everything(原題)」に出演したジョージ・ホーキンス。初対面のジェイデンをからかい、彼をかばったカレブを挑発するなど、王様気質で挑発的な青年を、強い存在感で印象づける。

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ダーシャ人の宇宙艦隊提督を父に持つジェネシス・ライス役を務めるのは、ドラマ「Wolf Pack(原題)」などで知られるベラ・シェパード。知的でリーダーシップに長け、どんなトラブルにも冷静に対応できるタフさを持ち合わせている女性像を、説得力ある演技で体現している。

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ドクターと同じホログラム生命体であり、史上初のカスキアン人士官候補生となったアクリメーション・ミル、通称サムを演じるのはケリス・ブルックス。ビリー・アイリッシュをはじめ有名アーティストのミュージックビデオでも活躍しているダンサーで、2020年から俳優としてのキャリアをスタートさせた彼女の明るい笑顔と自然体の演技が物語に軽やかな彩りを添える。

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第二話から登場する、ベータゼッド大統領の娘でベタゾイド人のタリマ・サダルを演じるのは、ドラマ「Significant Others(原題)」などで知られるゾーイ・ステイナー。ひょんなことからカレブと出会い、型破りな彼に心惹かれていく過程を繊細な演技で表現している。

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そして、「スター・トレック:ヴォイジャー」でおなじみのホログラム生命体ドクター役は、ロバート・ピカードが続投。約500年前に老化プログラムを適用したという設定を生かしたビジュアルと、おしゃべりで、やや空気を読めないところや、オペラが大好きといったチャームポイントは相変わらずで、往年のファンを大いに喜ばせる。

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自由奔放なナーラを副長として支えるルーラ・ソク役には、ドラマ「Bob Hearts Abishola(原題)」で俳優・脚本家・エグゼクティブプロデューサーとしても活躍したジーナ・ヤシャレ。「スター・トレック:ディープ・スペース・ナイン」に登場した戦闘種族ジェムハダーと、シリーズおなじみのクリンゴン人の血をひくため、誇り高く好戦的な性格だが、生徒たちへの愛情は人一倍という役柄をパワフルに演じている。

あらすじ

運命に導かれて宇宙艦隊アカデミーに集った若者の青春の日々を描く!

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宇宙歴853724.6。大火と呼ばれる銀河規模の大災害後の宇宙で、幼い少年カレブは、母アニーシャと共に暮らしていた。二人の夢は、ソル3号星――地球で新たな生活を始めること。しかしその願いは、思わぬ形で打ち砕かれる。アニーシャが、息子を守るために宇宙海賊ヴェナリ・ラルのリーダー、ヌース・ブラッカ(ポール・ジアマッティ)を支援し、物資を受け取っていたことが発覚。母子は連邦基地ピカルへと連行される。彼らの処遇を決定したのは、宇宙艦隊のナーラ・アーケ大佐(ホリー・ハンター)だった。その判断により、カレブは母と生き別れになるが、彼は隙を突いて基地から脱走し、行方知れずとなってしまう。

それから15年後、120年以上ぶりに復活する宇宙艦隊アカデミーの学長に就任したナーラは、トロス星ヴリルク流刑地で、囚人護送船を強奪した罪により拘束されていた21歳の青年カレブ(サンドロ・ロスタ)と再会する。軽犯罪の受刑者は兵役に就くことで刑が減軽されるというトロス星の規定を適用し、ナーラは彼に一つの選択肢を提示する。こうしてカレブは、兵役の代わりに宇宙艦隊アカデミーへ入学。母の行方を追い求めながら、艦隊士官を目指す日々を歩み始めることになる。

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各種族のエリートが集うアカデミーで、当初は居心地の悪さを覚えるカレブ。しかし、平和主義のクリンゴン人、ジェイデン・クラッグ(カリム・ダイアン)、キオニアン人初の士官候補生ダレム・レイミ(ジョージ・ホーキンス)、ダーシャ人の宇宙艦隊提督を父に持つジェネシス・ライス(ベラ・シェパード)、そしてホログラム生命体初の士官候補生サム(ケリス・ブルックス)と出会い、友情を育みながら少しずつ成長していく。

文/中村実香

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