「エルズベス」シーズン1
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2025.01.20
■イントロダクション
人気ドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」に登場した弁護士エルズベス・タシオニが主人公の犯罪捜査ドラマ
『エイリアン』『ブレードランナー』で知られる巨匠リドリー・スコットが制作総指揮を手がけ、2009年のシーズン1放送開始直後から全世界で大ヒットを記録したリーガル・ドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」。同作に登場し、強烈な印象を残したエルズベス・タシオニ弁護士が主人公の犯罪捜査ドラマがついに登場!
■見どころ
華やかな大都会ニューヨークで起きた殺人事件をユニークな"愛され系弁護士"が見事に解決!
場の空気を読まず、周囲を困惑させるような不思議な言動が多い一方で、直感的に物事の本質をつかむことができる、ユニークな愛されキャラクター、エルズベス。とある使命を受け、シカゴからニューヨークへやって来た彼女は、20年という弁護士経験で培った経験を生かし、ニューヨーク警察と協力しながら独自の捜査方法で、スマートな大都会の犯罪者たちを追い詰めていく。
1話完結の各エピソードでは、物語の最初に犯人と、その動機が明かされ、どのように被害者が命を落とすのか...がしっかり描写される「刑事コロンボ」方式。その後、エルズベスが鋭い洞察力と型破りな捜査方法で、犯人を警察に引き渡すまでの過程を楽しむことができる。そして、数々の事件を解決する中で育まれる、エルズベスとニューヨーク市警のカヤ・ブランク巡査との友情も見逃せない。
また、大きなクリスマスツリーで知られるロックフェラー・センターのスケートリンクや、セレブたちが夏に集う超高級別荘地として知られるハンプトンズの冬景色など、ニューヨークならではの華やかなロケーションも大きな魅力の一つ。そして、第1話と第2話では、敏腕弁護士ケイリー・アゴスの名前が会話に上るなど、「グッド・ワイフ」シリーズのファンがニヤリとする場面も登場する。
主演のキャリー・プレストンをはじめ、TVドラマ界で活躍中の人気俳優陣が豪華共演!
主人公のエルズベス・タシオニを演じるキャリー・プレストンは、「トゥルーブラッド」のアーリーン・ファウラー役など、さまざまなTVドラマや映画などに出演してきたベテラン。夫は、「LOST」(ベンジャミン・ライナス役)、「パーソン・オブ・インタレスト」(ハロルド・フィンチ役)でおなじみのマイケル・エマーソンで、おしどり夫婦としても有名。初めてエリザベス・タシオニ役を演じたのは、「グッド・ワイフ 彼女の評決」シリーズのシーズン1 第20話。その流れるようなセリフ回しと、洗練された雰囲気で視聴者に鮮烈な印象を残した。本作では、同シリーズでも描かれたエルズベスのなかなか瞬時には理解しづらい"不思議"な発想やキュートな面をより強調した演技を披露している。また、赤やピンク、オレンジを基調とした華やかで個性的なファッションも見事に着こなしている。
エルズベスの友人となる、ニューヨーク市警のカヤ・ブランク巡査を演じるのは「アレンジメント ハリウッドに潜む闇」などに出演のカラ・パターソン。実はセレブたちのリアリティーショーの大ファンだったり、自宅のインテリアに凝っていたりするカヤを魅力的に演じている。最初はエルズベスの不思議すぎる行動&言動に引いていたが、事件解決を通じて、お互い理解し、徐々に友情を育んでいく。普段は警官として制服を着ているカヤが、エルズベスとパーティーに出かけるシーンで披露する、ミニドレス姿のゴージャスなビジュアルも必見だ。
そして、カヤの上司であり、エルズベスの本来の仕事のターゲットでもあるワグナー警部役には、「SUITS/スーツ」のロバート・ゼイン役や「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」のジェームズ・グリーア役で知られるウェンデル・ピアースが好演。善人なのか悪人なのか、なかなか捉えきれないワグナーをリアリティーたっぷりに演じている。
■ストーリー
好奇心旺盛でオシャレな弁護士エルズベスが、冬のニューヨークを舞台に大活躍!
深い仲だった女子大生オリヴィアから、2人の不適切な関係を学生部長に話すと脅されていた演出家モダリアン。職を失うことを恐れた彼は、劇の本番中に楽屋に忍び込んでオリヴィアの常備薬をすり替えたり、薬のせいで深い眠りについている彼女の部屋を訪れ、自殺の方法をノートパソコンで検索した証拠を偽装したりと、さまざまなトリックを使って彼女を自殺に見せかけて殺害する。
翌朝、オリヴィアの死体がニューヨークの高級マンションの一室で発見される中、時を同じくして、イリノイ州シカゴで弁護士として活躍していたエルズベス・タシオニ(キャリー・プレストン)が外部弁護士として、ニューヨーク市警の捜査を1年間監視するためにやって来た。現場となったマンション前で出会ったカヤ・ブランク巡査(カラ・パターソン)の案内で事件現場に顔を出した彼女は、残されたさまざまな状況証拠から、被害者が何者かに殺害されたと見抜く。
現場を訪れたモダリアンが使っていたデオドラント剤の香りから、彼が怪しいと感づいたエルズベスは、さまざまな理由をつけてはモダリアンに接近。警戒心を抱かせない無邪気な笑顔と鋭い視点で集めた状況証拠、そして圧倒的な頭の回転の速さに支えられたマシンガントークで、彼を徐々に追い詰めていく。
文/中村実香