駒木根葵汰が3泊4日、2万円の旅に挑戦!マレーシアを舞台にバックパック一つで"絶品メシ"を巡る

駒木根葵汰が3泊4日、2万円の旅に挑戦!マレーシアを舞台にバックパック一つで"絶品メシ"を巡る

4月に放送がスタートするドラマ「やぶさかではございません」で、松村沙友理演じる主人公の同僚で、人との距離感近めな年下男子を演じる若手俳優・駒木根葵汰。2021年放送のスーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」の主人公・五色田介人/ゼンカイザー役で注目を集めた彼は、爽やかなビジュアルに加え、確かな演技力と圧倒的な運動神経が魅力。そんな駒木根が、バックパック一つでまだ見ぬ世界の"絶品メシ"を求め、マレーシアを旅する新感覚の旅&グルメ番組「バックパッカー世界さすらいメシ」が4月11日に日本映画専門チャンネルで放送される。

激ウマグルメを求めて限られた資金でやりくりする過酷な旅

駒木根が目指すのは、海外版グルメサイトで高評価を獲得している名店やローカルグルメ。都市ごとに異なる文化や歴史が色濃く残る多民族国家・マレーシアを舞台に、3泊4日という短期間で絶品メシを探す旅をする。しかし、彼が降り立った首都・クアラルンプールは、気温32℃の蒸し暑さ。それにもかかわらず、厚手のネルシャツ姿という出だしから、前途多難な予感が漂う。一日あたりの予算を5,000円に設定した彼は「とりあえずやってみます。頑張ります」と笑顔。バックパッカーたちがマレーシア旅行で残したブログを参考に算出した旅資金とあって、3泊4日で2万円(番組制作当時で約625リンギット)に「行けそうな気がしますね。結構お金の使い方得意なんで」と、自信満々の様子。

まず駒木根が向かったのは、国際空港から約57km離れたクアラルンプール中心部のKLセントラル駅。その後、街のシンボルがあるKLCC駅へ電車で移動し、高さ452mを誇る超高層ビル、ペトロナスツインタワーなどの夜景に圧倒される。そんな中、空腹を訴える駒木根は、3万5,000店以上の飲食店を掲載している、マレーシア独自のグルメレビューサイト「マイコメント」で夕飯を食べる店を検索。創業40年になる、観光客にはあまり知られていないという穴場レストラン「スラヤ シーフード」を見つけ、早速足を運ぶ。

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マレーシアで初めて食べる料理に大感激も宿探しに大苦戦!

旅費を節約するため、徒歩でレストランへ向かう駒木根が目にしたのは、大勢の地元客でにぎわう屋台形式の店舗。流ちょうな英語で店員にオススメを聞き、オーダーした彼の前に運ばれてきたのは白身魚のレモン蒸し、イワシや唐辛子、スパイスなどを使った特製ダレで炒めたチャーハン、さらにパプリカたっぷりのシーフード料理。「ショウガが効いていて味付けがうまい!」「お米自体に味が付いていてうまい!」と、料理のおいしさを的確に表現。グルメリポーター顔負けのコメント力を発揮し、食の魅力を存分に伝えた。

合計約1,728円という夕食の後は、24時を回った深夜の宿探し。絶品メシを食べるために宿代は極力抑えたいという信念の下、1泊2,000円以内を目標に探すも、最初に訪れたキレイなホテルは1泊約5,376円と完全に予算オーバー。気を取り直して次の宿を探すものの、時間が遅すぎたせいか軒並みクローズ状態が続き、30分以上も空振りが続く。「初日、野宿説が出てきました」と思わず漏れる焦りの言葉。「こんなつもりじゃなかったのにな。もっとうまく物事が進むと思っていましたよ」と思いがけないバックパッカーの洗礼を受ける彼だったが、奇跡的に1泊約2,144円の宿を発見。「マジで宿あって良かった」と安堵(あんど)と本音が入り混じった素顔を見せた。

初日は、日本円にして食費1,889円、移動費892円、宿泊費2,144円と、見事に1日5,000円の目標予算内に収めた駒木根。迎えた2日目は、昼食をとった店で隣に座っていた家族連れから「私の娘と結婚して!」と冗談交じりに声をかけられる場面も。地元の人々との温かい交流を楽しみながら、一期一会の出会いを全身で味わい、バックパッカー旅の醍醐味(だいごみ)を満喫していく。果たして、残り2泊3日を無事に乗り切ることができるのか。続きはぜひ、その目で確かめてほしい。

文/中村実香

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