"究極の料理"を追い求める錦鯉の冠番組に渡辺隆「食に関して興味がめちゃくちゃ湧く」

"究極の料理"を追い求める錦鯉の冠番組に渡辺隆「食に関して興味がめちゃくちゃ湧く」

「食材をつくる人が食べるメシ」をテーマに、食材のおいしさを誰よりも知る生産者たちが食す"究極の料理"を追い求める番組「錦鯉の産直極メシ」が、1月25日(土)よりスポーツライブ+で放送される。見た目や成分表では見えてこない生産者たちの思いやこだわりに触れて、錦鯉(長谷川雅紀と渡辺隆)の2人がこれまでとは違った食の魅力を紹介していく。

初回放送の#1で登場する"究極めし"は、北海道目梨郡羅臼町で獲れるマダラの「三平汁」。陸より沖にいる時間の方が長いという地元の漁師たちが、疲れた体を癒すために素材のうま味を凝縮した料理の数々を頬張っていく。スタジオでは、ロケで作られた三平汁を割烹着姿の長谷川と板前姿の渡辺が再現する。昨年は1回しか包丁を持たなかったという長谷川に「話さなくていいから」と心配する渡辺が、出来上がった料理に舌鼓を打つ姿に注目。

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また、漁師たちが極寒の過酷な現場で、仕掛けた網から魚を水揚げしていく様子や、船の上で食べる食事に密着。魚のおいしさを保つために柔らかい網を使用する理由が明かされる。

続いて2月8日(土)に放送される#2では、和歌山県東牟婁郡古座川町で狩猟したシカやイノシシを調理するジビエ料理を紹介。「おいしく食べることが供養」と話す猟師たちが、イノシシ肉を使ったスペアリブや端肉を使ったドイツ仕込みの漆黒ソーセージを食していく。

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スタジオで、シカ肉とタマネギを使ったシカロース丼などを再現した長谷川が「ジビエは固くて臭みがあるイメージだったけど、まったく感じない」と美食を堪能。獣害を駆除する猟師たちの思いに「いただきますの意味を教えていただいた」と話し、食材を手軽に食べられることが当たり前ではないことに触れる。

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今回、収録を終えた錦鯉の2人にインタビューを行い、今の感想や番組を通しての食へのイメージなどについて語ってもらった。

――番組のオファーをいただいた時のお気持ちや、収録を終えての感想を教えてください。

長谷川「食べ物がこうやって食卓に並ぶまでの番組だと聞いて、あまり見たことないから興味深いなと思いましたね。本編でも言ってるんですけど、食べることに対して興味を持ち始めていて、それまでは何でもいいや、お腹いっぱいになればいいやみたいに思っていたので楽しみでした。生産者の方から直接お話も聞けて、気になったことをお答えいただいたので面白かったですね」

渡辺「初めて聞いたときは、まさか2人きりでやると思ってなかったので新鮮でしたし、1回やってみてこれだけ2人で話す番組もないなと思いました。純粋に楽しかったです。それから、いろんな手間が省かれてるのにおいしかったり、いろいろな経験談も教えてもらったりして、本当に携わってる人からしか聞けない内容だったので勉強になりました」

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――生産過程を知る中で、食へのイメージに変化はありましたか?

長谷川「僕は北海道出身で三平汁はもちろん知っていたんですけど、あまりどういうものか分かってなかったんですよね。だから今回、三平汁が地域によっても違うと聞いた時は驚きました。ジビエに関しては、ちょっとクセがあったり固めの肉なのかなって勝手にイメージしていたんですけど、実際に食べてみたら違いました。イメージが払拭されましたね」

渡辺「僕らはおいしいものを食べて、ただおいしいなって思ってるだけなんですけど、そこには生産者たちのうまいものを届けたいっていう情熱があるんですよね。それを知ったので、食べる時にちょっと考えちゃいましたね。これからはもっと味わって食べようと思いましたし、残さず全部食べようって感じました」

――食に関して注目しているポイントやこだわりを教えてください。

長谷川「昔はお金がなかったので、お腹を膨らますために100円でなるべく大きなパンを選んだり、炭水化物を中心に買ったりしてたんですけど、最近は野菜や魚も食べるようになりました。おかげで太っちゃって(笑)。昔は食べられなくて痩せてましたからね。今はもう少し食べ物にこだわりを持って、おいしいもの食べようっていう気持ちが芽生えてます」

渡辺「今日は何を食べようかぐらいが楽しみで生きてる人間なので、番組に出てきたタラやジビエは食べてみたいと思っていました。もっと深く知ってから食べた方がうまいんだろうなって考えていたこともあったので、そういう面では食に対して深く考えるきっかけになる番組だなって思います。視聴者の方も見たら食に関して興味がめちゃくちゃ湧くんじゃないですかね。生産者さんが一番おいしい食べ方を教えてくれる番組ですから。この通りやったら間違いないと思います。ぜひ見ていただきたい」

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―― "究極めし"について今後知りたい食材や場所などはありますか?

長谷川「野菜や果物が土から出るのか実がなるのか分からない子供も多いと思うんですよ。僕も聞かれたらたぶん答えられないと思うので、ゼロからどういうふうに作られて運ばれてくるのかは見たいです」

渡辺「高級な卵の中には黄身を箸でつかめるようなものがありますけど、あれがどうやってできているのか気になっていて、そういうご飯のお供の回があって欲しいなと思います。そういうのを見てみたいですね」

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