2PM、TWICEらも応援に駆けつけた、パク・ジニョン(J.Y.Park)デビュー30周年を祝う特別な舞台

2PM、TWICEらも応援に駆けつけた、パク・ジニョン(J.Y.Park)デビュー30周年を祝う特別な舞台

韓国の四大芸能事務所の一つであるJYPエンターテインメントの生みの親であり、自らも長きにわたって大衆に愛され続ける歌手、パク・ジニョン(J.Y.Park)。そんな彼の歌手デビュー30周年を記念した大型公演プロジェクト「KBS大企画-タンタラJYP」がKBS Worldで12月29日(日)に放送される。

「タンタラ」とは、元は韓国語で芸能人を卑しめて言う言葉だ。しかし「この言葉を良い意味に変えたかった」と語るパク・ジニョンは、自らをタンタラと呼びながらエンターテイナーとしての人生を駆け抜けてきた。

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パク・ジニョンは、1992年に一度グループとしてデビューするもうまくいかず、しばらく日の目を見ない日々が続いた。しかし1994年にソロデビューを果たすと、セクシーなボーカルと卓越したダンスで一躍人気に。その後もヒット曲を出し続け、歌手としての地位を確立する。

1997年には、JYPエンターテインメントの前身であるテホン企画を設立してプロデュース活動にも進出。男性アイドルグループのgodや男性ソロ歌手であるRain(ピ)、女性アイドルグループのWonder Girlsらをスターに育て上げ、自身の会社を韓国四大芸能事務所の一つに成長させた。

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一時期はプロデュースに専念していたものの、2007年には6年ぶりに歌手活動を再開。そして現在に至るまで、精力的な活動を続けている。 今回の番組「KBS大企画-タンタラJYP」の見どころの一つは、彼のヒット曲に彩られた熱いステージだ。デビュー曲の「Don't Leave Me」をはじめ、「求婚歌」や「She Was Pretty」といったヒット曲をパワフルなボーカルと衰えないダンスセンスで魅せるパフォーマンスは圧巻。客席も総立ちになって共に歌い踊る光景からは、これこそがライブだという熱気がひしひしと感じられる。

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2つ目の見どころは、パク・ジニョン自身や彼を取り巻く人々の本心に迫るインタビューだ。本人が率直な気持ちを語るだけでなく、AKMUのイ・チャンヒョクやソロ歌手のソン・シギョン、PSYといった面々が、パク・ジニョンの人となりや彼だけが持つ魅力について飾らない思いを語る。さらに公演中にはHYBEのパン・シヒョク議長からのサプライズビデオメッセージも。過去にJYPの作曲家として活動したパン・シヒョクがパク・ジニョンに贈る言葉と、20年にわたり苦楽を共にしてきた二人の友情にも注目だ。

そして3つ目の見どころは、JYPファミリーであるアーティストたちとパク・ジニョンによる豪華コラボステージだ。god、Rain(ピ)、Wonder Girls、2PM、そしてTWICEと、パク・ジニョンがプロデュースしてきたアーティストたちが集結し、各自のヒット曲を披露する。

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さらにパク・ジニョンもそれぞれのアーティストのステージに加わり、ここでしか見られない特別なコラボが実現。2PMの「Heartbeat」やTWICEの「What is Love?」など、多彩な楽曲を全力でやりきるパク・ジニョンの姿からは、彼が手塩にかけて育てたアーティストたちへの愛情が感じられるだろう。 K-POP界の礎を築いてきたパク・ジニョン。レジェンドの名にふさわしい特別なステージをぜひ楽しんでほしい。

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文/元永真

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