内田真礼の天使のような衣装に戸谷菊之介と楠木ともりも絶賛！劇場版『チェンソーマンレゼ篇』公開日＆新規ビジュアル解禁

2025.04.10

世界最大級のアニメイベント、AnimeJapan 2025が3月22日、23日に東京ビッグサイトで開催。"チェンソーの悪魔"ポチタと契約を交わし、悪魔の心臓を持つチェンソーマンとしてよみがえった少年デンジの戦いを描く「チェンソーマン」のステージも行われ、戸谷菊之介（デンジ役）、楠木ともり（マキマ役）、内田真礼（天使の悪魔役）の3人が出演した。

終盤に差しかかった今年のAnimeJapanの感想を聞かれた戸谷は「まだブース回れてないんですよ」と明かし、「これって終わった後、回れるんですか？」と質問。内田から「30分だけあるよ」と告げられ、「デンジと写真が撮れるって...」と行きたい場所を挙げた。さらに、「イベント後、息切れしながら僕が撮っているかもしれません」とユーモアを交えて語り、会場の笑いを誘った。

作品のシーンを振り返るコーナーでは、キャスト陣が「どのシーンを選ぶか迷った」と口をそろえる中、戸谷は第7話の居酒屋で姫野に絡まれたデンジがキスする前までのシーンを選択。周りから「この後にもっといろいろあるじゃん」とツッコミが入る場面も。大人の事情で最後まで見せられなかったことを説明した戸谷は、「面白いところが詰まっているなと思っていて、キスの天ぷらに反応するなど、フィナーレも最高だった」と語った。さらに、「ゲロの味をしっかりとかみしめて演じた記憶も含めて、思い出のシーンです」と答え、衝撃的なシーンだったと明かした。

続いて、第2話のマキマがデンジにうどんを食べさせるシーンを挙げた楠木は、「動いてはいるんだけど、コマ通りのデンジのだらしない顔や、躍動感のあるうどんがめちゃくちゃ好き」と、原作の好きなシーンが期待通りだったことを絶賛。さらに、デンジが出す犬の鳴き声が、テストでは本格的な犬の鳴き声だったことを明かし、「隣で急に大きい声で『ワン！』って言うからびっくりして、声優としての技量を見せてきたなと思っていた」と当時の裏話を披露した。

一方、内田は第12話のアキと姫野との回想シーンを挙げると、姫野のキャラクターが好きなことを明かし、「このシーンのかわいさがとんでもなくて、処理しきれない。アキくんのその冷静さ、何？」と興奮気味に語り、魅力的なキャラクターが次々と命を落としていくことに残念さをにじませつつ、「だからこそ、"思い出"というキーワードがとても心に響くシーンでした」と共感を誘った。

劇場版の公開日が9月19日（金）と発表されると、キャスト陣は「思ったより早い！」と興奮気味に反応。そして、新規ビジュアルが公開されると、天使の悪魔のビジュアルを見た戸谷と楠木からは、内田の着ている衣装が天使に見えると絶賛の声が。内田は、舞台裏で「輪っかを付けようと思うんだけど、どこで売ってるかな」と話し合っていたことを明かし、さらに盛り上げた。

内田は「劇場版の公開が9月に決まって、とてもうれしくて仕方がないです。今年の秋には、また新しいチェンソーマンに出会えるということで楽しみに待っていてください」とメッセージを送り、楠木は「個人的にレゼ編は夏ごろだと思っていたので、その通りになってうれしいです。9月公開の劇場版、そしてコミックスの方も、ぜひ楽しんでください」と語った。最後に、戸谷は「レゼ編が大好きなので、いい作品を皆さんにお届けできるように頑張ります」と熱いコメントを寄せて、イベントを締めくくった。

取材・文／永田正雄