「ニンジャバットマン」が帰ってくる!山寺宏一、梶裕貴ら豪華声優&スタッフ陣が再集結
アニメ 日本初
2025.03.19
悪がはびこるゴッサム・シティを舞台に、昼は億万長者の慈善家、夜はバットスーツに身を包み、さまざまなスキルを駆使して悪党と戦うバットマン。アメリカのDCコミックを代表するスーパーヒーローでもある彼が、戦国時代の日本にタイムスリップし、戦国大名となった悪党たちから歴史を守るために戦うのが、2018年公開の劇場アニメ「ニンジャバットマン」だ。日本を代表する一流クリエイターが集結して描いた、血湧き肉躍るストーリーと圧倒的なクオリティーの映像で世界中を熱狂させた。そして、続編となる「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」がカートゥーン ネットワークで日本初放送される。
さらにパワーアップ!前作を超える奇想天外な物語
本作は「ニンジャバットマン」のエンディングの翌朝から物語がスタートする。"ヤクザ豪雨警報"という、耳慣れない気象警報で目覚めたロビン/ダミアンが、前日までちょんまげだった自分の髪型が、普段のショートカットに戻っていることを父のブルース/バットマンに大慌てで報告。そんな中で、日本列島が世界地図から消えただけでなく、スーパーマン、アクアマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン、フラッシュらジャスティス・リーグの存在も確認できない状態に。さらに日本列島がゴッサム・シティの上空に出現していることを認識できるのが、バットマンとロビン、そしてレッドロビン、ナイトウィング、レッドフードといった、戦国時代から戻ってきた面々のみだと判明する。
バットマンはロビンと共に調査のため、上空の日本へ。彼らはそこで、ヤクザ・鋼乃一家の構成員でもある「緑光の是鹿」と名乗るグリーンランタン、「水龍の亜朝」という名の若頭・アクアマンからの襲撃を受ける。アクアマンに追い詰められたバットマンたちの窮地を救ったのは尼曽根一家の親分で「大鷲天女の大阿奈」と名乗る、ワンダーウーマンだった。バットマンと、ジャスティス・リーグならぬヤクザリーグとの戦いが幕を開ける中、「鋼の闇悪」ことスーパーマンも姿を現し、バットマンたちに「大親分が会いたがっている」と告げる...。
豪華声優&スタッフ陣による最新作に期待が高まる!
キャストには、バットマン役の山寺宏一をはじめ、ロビン役の梶裕貴、レッドロビン役の河西健吾、ナイトウィング役の小野大輔、レッドフード役の石田彰といった豪華声優陣が前作から続投。さらに、鋼の闇悪役には、中島かずき脚本の「天元突破グレンラガン」でアンチ=スパイラルを演じた上川隆也を起用。今までにないほどの低音の美声で、ヤクザとして生きるスーパーマンを熱演している。
また、スタッフ陣も、水﨑淳平監督に加え、前作でパート監督を務めた高木真司が共同監督として参加。脚本は中島かずき、キャラクターデザインは岡崎能士、音楽は菅野祐悟が担当し、アニメーション制作は神風動画が手掛けるなど、前作の布陣が再集結しているのでクオリティーの高さはお墨付きだ。
制作秘話が明かされるオリジナル番組と前作も放送!
また、「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」の放送を記念し、オリジナル番組「2丁拳銃 修士が斬り込む!「ニンジャバットマン対ヤクザリーグ」任侠トーク」も放送。アメコミ芸人として知られる、お笑いコンビ・2丁拳銃の修士が、水﨑淳平監督、高木真司監督、シリーズ構成・脚本の中島かずき、キャラクターデザインの岡崎能士らスタッフ陣と、"ヤクザ豪雨"誕生のきっかけや制作秘話を掘り下げる。修士の鋭いツッコミやファン目線の質問、そしてスタッフ陣の軽妙なトークで、さらに深く本編を楽しめる。
さらに、前作「ニンジャバットマン」も放送。シリーズ最新作を最大限に楽しむための準備を完璧に整えて、奇想天外な物語と圧倒的な映像美で描かれる前代未聞のエンターテインメントを心ゆくまで楽しんでほしい。
文/中村実香