令和のアイドルアイコン・FRUITS ZIPPERの結成から東京ドーム公演までの軌跡を振り返り!
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2026.02.28
現在、アイドル界だけにとどまらず、社会現象になるほど大きな旋風を巻き起こしているアソビシステムによるプロジェクト「KAWAII LAB.」。その旗手として日本をにぎわせているのが、7人組のアイドルグループ「FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)」だ。昨年は念願の「第76回NHK紅白歌合戦」に出場したほか、今年の2月には夢の東京ドーム公演を大成功させ、その快進撃は止まることを知らない。
■どこにでもいるアイドルグループのシンデレラストーリーが開幕
今や時代の寵児となった同グループだが、デビュー時はまだ何者でもない、生まれては消えていく星の数ほどいるアイドルの1組でしかなかった。しかも、予定していたお披露目ライブが新型コロナウイルスの影響で延期となるなど、順風満帆とはいえないスタートだった。それからも他のアイドルグループとの対バンライブに出演しながら、無料単独ライブを開催するなど、地道な活動を積み重ねて徐々にファンを増やしていくというグループだった。
そんな中、2022年4月29日に2ndシングルとしてリリースした「わたしの一番かわいいところ」がTikTokで大バズリする。ファンだけでなくタレントやインフルエンサーなど、多くの人々が同曲のサビに乗せたダンス動画を投稿し、同年6月1日にはTikTokでの再生回数が半日で2700万回から5200万回へと倍増するという現象も起こるなど、次第に彼女たちの運命に大きな追い風が吹き始める。
TikTokでバズったことで、従来の"地下アイドル界隈"とは無縁だった層への認知拡大と新規ファンを得て、人気はうなぎのぼりに。都内でワンマンライブを成功させ、10月には台湾で開催されたカウントダウンイベントに出演し、会場の7万人と配信の3万人を合わせた10万人の前でパフォーマンスを披露。
2023年4月には、YouTubeで公開されている「わたしの一番かわいいところ」のMVが1000万回再生を突破。同年6月には、初の全国ツアーで全公演チケット完売を達成。10月には、2024年5月に日本武道館にてグループ結成2周年を記念するライブを開催することを発表、12月には「第65回日本レコード大賞最優秀新人賞」を受賞。
さらに「ぴゅあいんざわーるど」「NEW KAWAII」「はちゃめちゃわちゃライフ!」など、TikTokを中心に大衆を巻き込むヒット曲を次々と発表し、エンタメ界で台風の目となっていく。
■地上波テレビでの初冠バラエティーでメンバーの個性が爆発
さらに、活動のステージがワンランク上がった要因として挙げられるのが、2024年4月から地上波テレビで初冠番組「マユリカとおねだりフルーツジッパー」(テレビ朝日系)が始まったことだろう。(※2025年3月27日に終了。同年4月4日より後継番組「FRUITS ZIPPERのNEW KAWAIIってしてよ?」が放送中)それまで"知る人ぞ知る"というレベルだったメンバーたちの個性が一気に広まり、さらなる人気を獲得することに。
クールビューティーな顔立ちと安定したパフォーマンス、親しみやすい笑顔とのギャップが魅力の月足天音(つきあしあまね)、明るくポジティブな太陽のようなキャラクターで、天真爛漫なムードメーカー・鎮西寿々歌(ちんぜいすずか)、高いパフォーマンス力と多幸感あふれる笑顔が特徴で、アイドル歴12年を迎えた"天性のアイドル"・櫻井優衣(さくらいゆい)、圧倒的な歌唱力と表現力に加え、バラエティーで魅せる"鬼才"っぷりが持ち味の仲川瑠夏(なかがわるな)、幼少期からのダンス経験に裏打ちされた高いパフォーマンス力とグループ随一の頭脳派でしっかり者の真中まな(まなかまな)、ベビーフェイスとマカロンボイス、ふわふわした雰囲気ながら実は努力家な松本かれん(まつもとかれん)、ドイツと日本のハーフで3.5カ国語を操る才色兼備、大人っぽいクールな見た目と人懐っこく猫のような性格の早瀬ノエル(はやせのえる)といった、豊か過ぎる個性と7者7様のキュートさが、新しいファン層を開拓し、今や"国民的な存在"へ手をかけているといえる。

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■ついにたどり着いた夢の東京ドーム
そんな彼女たちが先日東京ドームで行った、これまでの集大成ともいえるライブ「FRUITS ZIPPER SPECIAL LIVE 2026『ENERGY』」。約5万人のファンが会場を埋め尽くした同公演では、約3時間で全44曲を披露し、笑いあり涙ありの彼女たちらしい幸せあふれるライブとなった。
この大成功を収めた東京ドーム公演が、早速TELASAにてアーカイブ配信される。その他FRUITS ZIPPERの魅力をたっぷりと味わえるコンテンツも多数配信中のため、ここからさらに大きな世界へ羽ばたいていくであろう彼女たちの"今"を、ぜひ目撃してほしい。
文/原田健




