INFINITEインタビュー！日本公演を振り返り「いつも変わらずに応援してくれるINSPIRITに感謝」【INFINITE特集・後編】

シンクロ率99.9％のダンスでK-POP第2世代をリードしたレジェンドグループINFINITE。腕や脚の角度まで揃ったそのダンスは"カル群舞"といわれ、以降のK-POPのダンススタイルに大きな影響を与えた。2025年にデビュー15周年を迎え、3月には新曲「Dangerous」で華麗にカムバックしたバリバリの現役。昨年末から15周年を記念したツアー「LIMITED EDITION」もアジア各国で行っている、生きる伝説だ。その「INFINITE 15th ANNIVERSARY CONCERT 'LIMITED EDITION'」日本公演が、3月30日(日)にWOWOWプラスにてダブルアンコールを含む全曲ノーカットで独占放送される。INFINITEメンバーたちに、3時間半超えのこの日本公演を振り返ってもらった。

――まずは、今回のツアータイトル「INFINITE 15th ANNIVERSARY CONCERT 'LIMITED EDITION'」の意味を教えてください。

「『LIMITED EDITION』は直訳すると『限定版』という意味です。INFINITEの15周年を記念するコンサートだけに、他では見られない、『限定版』のような貴重な姿だけをお見せしたいと思って付けたタイトルです」

――今回の公演の見どころ、そして日本公演のだけのために準備してきた見どころを教えてください。

「『LIMITED EDITION』の名にふさわしい、スペシャルステージが目白押しです。その中でも日本公演の見どころは、日本語バージョンの歌ですよね！これは日本公演のためだけに準備してきたものです。特に日本語バージョンの歌で固めたオープニングには、注目してください！

また、メンバーたちのソロステージも見逃せません。 2010年のデビューから今まで、一生懸命走ってきたメンバーそれぞれのカラーがよく出ているステージになっていますし、そのアレンジとパフォーマンスは、各人が心血を注いだものです。そしてソロステージの後にライブで初めて披露する『祈り』のオリエンタルバージョンの舞台もお見逃しなく！」

――「メンバーそれぞれのカラーが出ている」というソロコーナーは、大きな見どころですよね。それぞれご自身の曲の「ここに注目！」というポイントを教えてください。ソンギュさんとウヒョンさんは、お互いのソロ曲を交換して歌われましたよね。

ソンギュ「はい。僕はウヒョンのソロ曲『冷静と情熱の間』を歌いました。こういう機会は今までなかったんですけれど、初めてステージでウヒョンの曲を歌ってみて楽しかったし、練習する過程も面白かったです」

ウヒョン「ソンギュさんの『冷静と情熱の間』、カッコよかったですよ（笑）。僕のソロ曲をソンギュさんならではの色で再解釈してくれて。同じ効果を狙って、僕はソンギュさんのソロ曲『Kontrol』を歌ってみました（笑）」

――ソンヨルさんは、ドンウさんのソロ曲「TGIF」を歌われました。

ソンヨル「はい。この曲を選んだ理由は、ドンウさんがステージをするたびに『いつか僕もあんなヒップで素敵なステージをしたい！』と思っていたからです。ようやくチャンスが来ました！注目ポイントは、僕の鍛え上げられた肉体美です（笑）。身体作りには運動はもちろん、食事がより重要だと思います。1日1時間はきちんと運動をして、コンサートの練習をしながら有酸素運動もして、体に悪い食べ物は摂らないようにしました！」

――エルさんとソンジョンさんは、INFINITEの曲を自分流にアレンジされましたね。

エル「僕は1stシングル『inspirit』に収録された『shot』をロックバージョンに編曲して歌いました。注目ポイントは今までお見せしたことのない、ハードなロックスタイルのボーカルだと思います」

ソンジョン「僕は、『モンスタータイム』という軽快なテンポの曲を歌いました。僕の中にある強さとロックスターのスタイルで解釈しました。ステージの上で歌いながら走り回り、ラップもして。ステージの上で、ストレス解消できたみたい（笑）。次のソロ曲を出す時は、『モンスタータイム』のように楽しくてハードな曲にしてみたいです」

――ドンウさんも今までにない姿を見せてくれました！

ドンウ「はい。僕は『True Love』の前半で、ピアノの弾き語りをしました。ここが最大の注目ポイントです！」

――WOWOWプラスでは、「INFINITE 15th ANNIVERSARY CONCERT 'LIMITED EDITION'」日本公演2日目の模様がノーカットで放送されます。日本公演は1年半ぶりになりますが、今回の日本公演はいかがでしたか。

「久しぶりにINFINITEとしてコンサートをしたのですが、とても楽しかったです。なにより日本のINSPIRIT（ファン）がいつも変わらずに応援してくださって、舞台の上で感動しました。 コンサートをするたびにペンライトを持って僕たちを応援してくださる姿が、今も鮮明に浮かびます」

――これまでに思い出に残っている日本での活動はありますか。

「いつも歓迎してくださる日本のINSPIRITのみなさんのおかげで、すべての活動が記憶に残っています。いつも大きな感謝と愛を感じています！」

――「INFINITE 15th ANNIVERSARY CONCERT 'LIMITED EDITION'」のために、新曲「Sad Loop」を準備してくださいましたが、どんな想いを込めて制作した曲なのでしょう。

「ファンの愛に応える気持ちと感謝の気持ちを込めて制作したプレゼントのような曲です。なので、その気持ちを受け取っていただけたら嬉しいです」

――今年はいよいよデビュー15周年を迎えます。3月6日には新曲「Dangerous」でカムバックも！15年目のINFINITEの抱負を教えてください。

「昨年12月の『INFINITE 15th ANNIVERSARY CONCERT 'LIMITED EDITION'』ソウルコンサートから3カ月間のワールドツアーを行い、そして15周年記念アルバム『LIKE INFINITE』発売まで、僕たちの15周年イヤーを、とても充実して迎えられているようで嬉しいです。『LIKE INFINITE』活動の後は、4月にアンコールコンサート、そして映画の公開も控えています。INSPIRITのみなさんも、僕たちと一緒に、嬉しく、楽しく2025年を充実させて楽しんでほしいです！応援してくださった分、より良い姿で恩返しできるように努力しますので、引き続き見守ってください。INFINITEが充実した2025年をお約束します！」

――最後に、日本のファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

ソンギュ「INSPIRITのみなさん、長い間、身に余る愛を送ってくださって本当にありがとうございます。皆さん幸せで元気でいてください」

ドンウ「15年間の愛！これからが始まりだと思います！メンバーたちと、本当に最後まで、力の及ぶところまで一緒に過ごすと誓ったので、INSPIRITも一緒にいてください！」

ウヒョン「INSPIRITのみなさんに『愛してる』と伝えたい。僕の愛は、若い頃よりもっともっと大きくなりました。みなさんが愛をくれるほど、僕たちの愛は大きくなります」

ソンヨル「いつも変わらず愛してくれるINSPIRITのおかげで、INFINITEがずっと活動できています。本当にありがとうございます！」

エル「いつも感謝の気持ちだけです。これからも良い姿でお会いしますので、多くの関心と愛をお願いします！アイシテル！」

ソンジョン「INSPIRITがいつも最善を尽くして応援してくださったおかげで、15周年まで来ることができました。本当にありがとうございます。僕たち、これからの15年も一緒に過ごしましょう！ INFINITEフォーエバー、INSPIRITフォーエバー！」

取材・文／坂本ゆかり