「ゲストも僕らも本気で向き合うからどこにもない番組が生まれています」黒沢 薫(ゴスペラーズ)&中西アルノ(乃木坂46)

「ゲストも僕らも本気で向き合うからどこにもない番組が生まれています」黒沢 薫(ゴスペラーズ)&中西アルノ(乃木坂46)

毎回ゲストを迎えて、即興のセッションなどを披露。音楽好きの間で注目を集めている"ちょっと刺激的"な音楽番組の収録現場へ。番組のMC を務めるゴスペラーズの黒沢 薫さん、乃木坂46の中西アルノさんに番組の魅力を聞いた。

――これまでありそうでなかった音楽番組ですね。

黒沢「セッションすることは僕らには当たり前のことですが、この番組ではどんな楽曲を選んでどうアレンジするか。そして歌のパート分けやコーラスアレンジなどを決めていく過程も見てもらい、歌を披露する。本番だけでなく、制作の舞台裏も含めて視聴者の皆さんにお楽しみいただける番組です。ゲストも僕らも本気で向き合うから、どこにもない番組が生まれていると自負しています」

中西「コーラスやアレンジなど、番組がスタートした当初は分からないことも多かったです。それが今ではハモったり転調したり、複雑なことにも挑戦できるようになりました。この番組で鍛えられたおかげです(笑)。また、私はそれまで「こう歌わなきゃいけない」など、いろんなことに縛られていました。でも、この番組で音楽って自由なんだとも気づかされました」

――今後、挑戦したいことは?

中西「ピアノとのセッションが楽しかったので、今度はギターとのセッションができたら面白そうかなと」

黒沢「僕は1回でも多く、この番組を続けたいですね。そして、これからも音楽が奥の深いものであることをお伝えしていきたいです」

――視聴者にメッセージを。

黒沢「音楽を創るということは、とてもエキサイティングでスリリングですてきなことです。ぜひ、その瞬間を楽しんでいただきたいです」

中西「音楽に命が吹き込まれていく瞬間が見られるのは、この番組だけだと思います。画面越しでもぜひ肌で感じていただけるとうれしいです」

写真/植村忠透 取材・文/前田かおり

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